今の仕事を続ける自信がない!起業して好きなように働きたい!
このように考えている会社員の方って意外とたくさんいらっしゃいますよね。
私もそうでした。
電気設備の保守管理をする大手企業に10年勤め退職、現在個人事業主として電気関係の事業を営んでいます。
いわゆる脱サラです。
この記事では、脱サラ経験者である私が「脱サラ」と「転職」の違いについて詳しくご紹介しています。
こんな方に読んでもらいたい
- 今の仕事に不満がある
- 将来的に仕事を変えようと考えている
- 培ったスキルを活かして企業したい
今の仕事に不満を持っていて、退職するかどうか迷っている!という方は是非参考にしてみてください。
目次
脱サラと転職の違い

「脱サラ」と「転職」って同じことなんじゃないの?と思う方がいらっしゃいますが、明確には違いがあります。
転職とは、勤めている会社を辞めて別の仕事をすること
脱サラとは、勤めている会社を辞めて会社員以外の別の何かをすること
ザックリとしたイメージはこんな感じ
脱サラ‥会社員(雇われ)→会社員以外(非雇われ)
転職 ‥会社員(雇われ)→会社員(雇われ)
転職の中に「脱サラ」が含まれているイメージですね。
脱サラといえば、「個人事業主として企業する」「YouTubeやブログで収入を得る」「株の配当金で生活する」などが挙げられます。
私は会社員から個人事業主と企業したのですが友達や知り合いには、
「脱サラ」したよ!
と言うようにしています。
転職した!と伝えると、どこの会社に転職したの?と聞かれてしまいます。
しかし、脱サラした!と伝えると、今何してるの?と聞かれ、個人事業主になったという流れで話を進めることができます。
脱サラと転職では意外と大きな違いがあるとわかっていただけたでしょうか。
これから転職を考えている方は、それぞれの特徴をしっかり抑えておきましょう。
脱サラのメリット

ここでは、会社員を辞めて個人事業主として事業を営む場合のメリットをご紹介しています。
- 時間を自由に使える
- 稼ぎは全て自分のもの
- 経費をうまく使えば節税できる
個人事業主には会社員にはないメリットがあります。
特に「時間を自由に使える」というメリットが私にとって1番の魅力でした。
朝の8時から仕事をして、15時には帰宅。帰宅後は、子どもたちのご機嫌を伺いながらデスクワークをする。というリズムで仕事をしています。
子どもがまだ小さくて手がかかる時期に多くの時間を一緒に過ごせることは個人事業主の特権と言えます。
脱サラのデメリット

会社員を辞めて個人事業主として事業を営む場合のデメリットをご紹介しています。
- 社会的信用がなくなる
- ケガ、病気をしたとき保障が弱い
- 仕事は全て自己責任
個人事業主として事業を営むということは、大きなミスをして発生した大損害は全て自分の責任ということです。
ここで私の失敗経験をご紹介します。
事業を始めた当初、お客さんから相談を受けたらとりあえず受けるスタンスで仕事をしていました。
そのほうがフットワークが軽く好印象を与えることができる!と考えていたからです。
お客さん
この仕事やってほしいんだけど、いくらでできる?5,000円くらい?
その作業でしたらきっと7,000円もあれば確実にできるはずなのでやらせてください。
最終的な金額は後ほどお知らせします。
こんな感じで新しい仕事を受託したのですが、昔は5,000円でできた仕事が今では最低10,000円の費用が必要になっていました。
お客さんの考えている2倍の費用が必要で、しかも10,000円で受託すると私の儲けは1円もないという状況に、、
しっかり調べもせず安請負いした結果、お客さんに迷惑をかけると同時に損害を出してしまいました。
会社員とは違って個人事業主はちょっとした発言や行動が経営に直結することがあります。
今では「やりがい」と感じれるようになってきましたが、開業当初はデメリットでしかありませんでした。
転職のメリット

こでは、今の会社を辞めて別の会社に勤めた場合のメリットをご紹介しています。
- 現状の職場環境から脱却できる
- 同種の仕事への転職なら培ったスキルが使える
- 今の会社で働きながら好条件の仕事に移ることができる
転職の最大のメリットは「現状から脱却できる」ということですよね。
お給料に不満がある、人間関係がうまくいかない、休みがとれないなど理由はさまざまですが、転職すれば一発で今の環境を変えることができます。
脱サラして1年が経過した今だからこそ言えることが、
現状の不満を言い続けてこの先何十年も仕事をするくらいならスパッと転職した方がいい!
です。
独立してから仕事に対する愚痴をこぼしたことはありません。
自分の好きなように働くことのできる個人事業主は愚痴をこぼす前に、自分の力で不満を改善できるからです。
転職はこれからの人生を一変させるほどのメリットがあります。
転職のデメリット

次に、今の会社を辞めて別の会社に勤めた場合に考えられるデメリットをご紹介しています。
- 働いてみると前職よりも悪い職場環境であった。
- 今の職場環境より良くなるとは限らない
- 中途採用となり昇格しにくいケースが多い
- 定年後の退職金が下がる可能性がある
デメリットを考えるとなかなか転職に踏み出せないという方が多いのではないでしょうか。
会社員をしていた頃、ほとんどの同僚が「転職したい!」と口にしていましたが、実際に転職したのは私含めて数人です。
独立したとき、子どもは2歳と0歳だったので本当に脱サラしていいのかめちゃくちゃ迷いました。
妻の協力もあって脱サラを成功させることができましたが、一歩間違えれば転職したことを後悔する人生になっていたかもしれません。
当時を振り返ると、転職のデメリットではなくメリットを常に考えながら準備を進めていたと思います。
デメリットは常に考えるのではなく、転職活動の最初にデメリットの内容を把握さえしておけばいいと思います。
デメリットを考え続けると気が滅入って肉体的にも精神的にも疲れて果ててしまいます。
これから転職活動をしようと考えている方は、最初にどんなデメリットがあるのかしっかり把握しておきましょう。
脱サラの成功事例

私の脱サラ体験を成功事例としてご紹介させて頂きます。
最初に言っておきたいのですが、成功かどうか判断するのは脱サラした本人です。
あなたの脱サラ成功してないじゃん!全然羨ましくもない!と感じる方がいるかと思いますが、
自分が満足する脱サラができればそれは成功事例となるのです。
さっそく、私の脱サラ体験をご紹介します。
私は電気設備の保守管理をする大手企業に10年勤めていました。
会社員の頃に担当していた業務の経験を活かして取得した国家資格を使って個人事業主として独立。
独立初年度にまとまったお客さんと契約することができたので、会社員の頃と同じくらいの収入を得ることができました。
収入は変わらないのにプライベートの時間が大幅アップ。
一月の半分(2週間)はプライベートの時間として過ごすことができるので、本業に加えてブログ執筆やプログラミング開発など自分がやりたいと感じることに時間を費やすことができています。
脱サラして良かったと感じる1番の要因は、「時間を自分の好きなように使える」ということです。
仕事のスケジュールを好きなように調整し、家族との時間を大幅に確保できるようになったことは、私にとって大成功の脱サラといえます。
脱サラには大きなリスクが伴いますが、私のように成功する脱サラ者もいます。
しっかり計画を立てて脱サラに挑戦してみてはいかがでしょうか。