LED照明ってどれくらいの電気代がかかるの?
こんな疑問を解決します。
この記事では、
ワットモニターを使って実際に消費されている消費電力から算出した電気代
をご紹介しています。
測定している様子がこちら
広告や説明書に記載されている
今までより電気代が〇円お得!〇〇円しか発生しません!
といったような適当な金額ではなくリアルな金額ということになります。
照明にかかっている電気代が気になっている!少しでも節電する方法はないの?
とお考えの方は是非この記事の内容を参考にしてみてください。
目次
LED照明(12畳用シーリングタイプ)の消費電力と電気代
今回、検証に使用したLED照明は12畳用LEDシーリングライト(YP001 ライトブラウン) ニトリです。
リーズナブルな価格なのに便利機能が満載。
「電源のON/OFF」「明かり調整」「タイマー機能」をリモコン一つで遠隔操作できます。
部屋の広さに対応した照明の大きさにすれば、「暗い」と感じることはまずあり得ません。
関連記事「ニトリシーリングライトの使い心地」ではニトリシーリングライトの使い心地は詳しく紹介しています。
【ニトリシーリングライトの使い心地】明るさ・消費電力をご紹介
気になる方は併せてチェックしてみてください。
「全灯」モードの消費電力と電気代
消費電力・・・約50W
1時間使った時の消費電力量・・・50Wh(0.05kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「全灯」モードで照明を使った場合の電気代は
0.05kWh × 38.47円/kWh = 1.9円
「省エネ」モードの消費電力と電気代
消費電力・・・約44W
1時間使った時の消費電力量・・・44Wh(0.044kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「省エネ」モードで照明を使った場合の電気代は
0.044kWh × 38.47円/kWh = 1.7円
「安らぎ」モードの消消費電力と電気代
消費電力・・・約26W
1時間使った時の消費電力量・・・26Wh(0.026kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「安らぎ」モードで照明を使った場合の電気代は
0.026kWh × 38.47円/kWh = 1.0円
「全灯モード」と「安らぎモード」では消費電力に2倍もの差があります。
モード切替を行うと節電効果を得ることができる!!
LED照明(6畳用シーリングタイプ)の消費電力と電気代
検証に利用したのは6畳用LEDシーリングライト (YP001 ライトブラウン) ニトリです。
12畳用のシーリングライトと全く同じ商品を使うことに
12畳用のシーリングライトと同じ測定方法で電気代を算出してみました。
「全灯」モードの消費電力と電気代
消費電力・・・約34W
1時間使った時の消費電力量・・・34Wh(0.034kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「全灯」モードで照明を使った場合の電気代は
0.034kWh × 38.47円/kWh = 1.3円
「省エネ」モードの消費電力と電気代
消費電力・・・約31W
1時間使った時の消費電力量・・・31Wh(0.031kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「省エネ」モードで照明を使った場合の電気代は
0.031kWh × 38.47円/kWh = 1.2円
「安らぎ」モードの消消費電力と電気代
消費電力・・・約19W
1時間使った時の消費電力量・・・19Wh(0.019kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間「安らぎ」モードで照明を使った場合の電気代は
0.019kWh × 38.47円/kWh = 0.7円
12畳用シーリングライトに比べて6畳用シーリングライトは消費電力が低く電気代も安くなる!
という検証結果になりました。
個人的には、
電気代にさほど差がないので12畳用と6畳用で迷ったら余裕をもって12畳用にした方がいい
と感じました。
LED照明(ダウンライトタイプ)の消費電力と電気代
我が家にはリビングの四隅を照らす目的でダウンライトを設置しています。
こんな感じ
12畳用シーリングライトと組み合わせて使うと部屋全体を明るく照らすことが可能。
消費電力(4灯分)・・・約22W
1時間使った時の消費電力量・・・22Wh(0.022kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間ダウンライトを使った場合の電気代は
0.022kWh × 38.47円/kWh = 0.8円
就寝前にリラックスしたい!というときに明かりがオレンジ系のダウンライトの使用がおすすめ。
我が家が採用したダウンライトがこちら
ダウンライトの取付には天井の「穴あけ」「配線工事」が必要になるので注意が必要です。
コンセント式LED照明の消費電力と電気代
ポータブル電源を使ってデスク周りの明かりを確保したい!
こんな悩みを解決するために導入したのが【スイッチ付器具一体型LED蛍光灯】長さ117cmです。
消費電力・・・約19W
1時間使った時の消費電力量・・・19Wh(0.019kWh)
1kWhあたりの電気代単価・・・38.47円/kWh
1時間コンセント式LED照明を使った場合の電気代は
0.019kWh × 38.47円/kWh = 0.7円
我が家の場合、
ポータブル電源は自作太陽光発電で充電しているので実質0円。この実質0円で充電した電気を使って照明を使っているので実質0円で明かりを確保している
ことになります。
ポータブル電源をお持ちの方におすすめの使い方
関連記事「コンセント式LED照明は節電効果がある!」ではコンセント式LED照明について詳しくご紹介しています。
【電気節約】コンセント式LED照明は節電効果がある!~メリット・デメリットを紹介~
併せてチェックしてみてください。
節電を意識したLED照明の使い方
節電をしながらLED照明を使う方法がこちら
- 使わないときはこまめに消す
- シチュエーションに合った明かりに調整する
- タイマー機能を上手に利用する
これらの使い方を意識することで節電を行うことができます。
すぐに実施できる方法ばかりなのでやってみてください。
ドライヤーや電子レンジと比較するとLED照明の消費電力はかなり小さいので、こまめに消しても節電効果は小さいのでは?
と思っている方が多くいらっしゃいます。
ですが、この考え方は間違い!!
「LED照明を1日(6時間)使用したときの電気代」と「ドライヤーを1回(5分間)使用したときの電気代」はさほど変わらない!という検証結果が出ています。
消費電力は小さいけど長時間継続して使用するため電気代が変わらない!
ということです。
この検証結果を踏まえると、
「照明をこまめに消す」を積み重ねるとかなり大きな節電効果がある!
ことになります。
「塵も積もれば山となる」精神で挑戦してみてください