太陽光発電を導入したい!どれくらいの費用がかかるの?
こんな疑問にお答えします。
結論から先にご紹介すると、
容量1.5kWhの自作太陽光発電の導入にかかった費用は30万円
です。
業者に依頼すると
同じようなスペックなら最低でも100万円はかかる!
と言われました。
自作なら約4分の1の費用で導入できるなんて凄い!!
この記事では超低コストで導入した太陽光発電についてご紹介しています。
太陽光発電を導入したいけどお金がかかりそう。。。
費用面が心配という方は記事の内容を是非チェックしてみてください。
目次
自作太陽光発電導入にかかった費用の詳細
機器 | 価格(円) |
蓄電池200Ah | 90,000 |
チャージコントローラー40A | 35,000 |
インバーター2500W | 30,000 |
ソーラーパネル175W×3 | 70,000 |
CVケーブル | 7,000 |
MC4端子 | 2,500 |
MC4端子圧着工具 | 3,980 |
ソーラーパネル取付金具×4 | 6,400 |
逆流防止付きダイオード×3 | 6,500 |
直流用ブレーカー×2 | 4,500 |
ソーラーパネル架台一式 | 10,000 |
合計 | 265,880 |
メーカーや容量によって価格が変動します。
YouTubeや書籍を調べまくって「安いけど長期間使える機器」を選定しました。
大容量で有名なメーカーの製品にすればもっと高額になっていたと思います。
揃えた機器のメーカーや容量が気になる!という方は関連記事「太陽光発電自作マニュアル」を参考にしてください。
マニュアルには「配線図」「導入写真」「実際に購入した機器情報」など太陽光発電の自作に必要な情報全てが掲載されています。
⇒⇒⇒太陽光発電自作マニュアルのダウンロードはこちら
業者の太陽光発電導入の見積金額
太陽光発電を自作してみて、
業者に依頼した場合どれくらい費用がかかるのだろう?
と考えるようになり実際に見積もりをもらってみました。
3社から提示して頂いたの見積金額がこちら
業者Aの見積もり
9.9kWhのスペックで279万円
業者Bの見積もり
4.9kWhのスペックで250万円
業者Cの見積もり
4.9kWhのスペックで255万円
めちゃくちゃ高い
「なぜこんなに高額になってしまうのか」を私なりに分析してみました。
一番高額だった見積もりの詳細がこちら
機器 | 金額(円) |
ニチコンの蓄電池と自動切替器 | 1,700,000 |
ソーラーパネル(16枚)、ケーブル、金具 | 800,000 |
工事費 | 340,000 |
合計 | 2,840,000 |
高額になる理由は
「蓄電」に関する材料費がめちゃくちゃ高額
ということが判明。
「ソーラーパネル」に関する金額は
自作に利用したパネルと業者さんが提案してくれたパネルでそこまで金額に違いはありません。
1枚あたり4万円くらい
「蓄電」に関する金額は
自作に比べてめちゃくちゃ高額
- 自作の場合、「蓄電池」「チャージコントローラー」「インバーター」合わせて155,000円
- 業者の場合、「蓄電池」「通信ケーブル」「自動切替器」合わせて1,700,000円
「機能性」や「施工後の見栄え」などを考えると
業者さんの施工の方が圧倒的に優れているのは間違いない
のですがそれにしても高すぎです。
業者さんが提案してくれた蓄電池の容量と同等のスペックの蓄電池を自分で用意した場合、
800,000円くらいで施工可能だと思います。
3社とも共通して提案してくれた蓄電池が「ニチコン」というメーカーの製品です。
Amazonで検索すると100万円超えの蓄電池がヒット!
業者さんに「ニチコンの蓄電池って高くないですか?」と聞いてみたところ、
値段は高いですけど「耐久性がよくコンパクト」なのでよく使われてますね。「セキスイハイム」や「一条工務店」の太陽光発電にはニチコンが採用されています。
と教えてくれました。
確かに見た目もスタイリッシュでコンパクト!!めっちゃ欲しい。。。
業者さんに太陽光発電を依頼する場合、
節電をして元をとる!ではなく、今後支払うであろう電気代を前払いする投資
として考えるべきです。
太陽光発電の見積もりを取ってみたい!という方は、
関連記事「太陽光発電無料見積比較サイト「タイナビ」を利用してみた」
をチェックしてみてください。
「見積もりをもらうまでの流れ」や「業者さんの対応」などリアルな感想をご紹介しています。
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自作太陽光発電の節電効果
自作太陽光発電を導入することで我が家の電気代は月額1400円程度安くなりました。
仮に月額1400円の節電を継続できたとすると、
15年から20年程度で導入費用の元をとる
ことができる計算です。
快晴の日の発電量・・・110Ah×12V=1.3kWh
曇りの日の発電量・・・50Ah×12V=0.6kWh
天候によって発電量にムラはありますが、夜に消費する照明やテレビ、コンセント電源は常に発電した電気を使っています。
自作太陽光発電の導入大成功
太陽光発電を自作してみたい!という方は、
関連記事「機器同士の配線方法」を参考にしてみてください。
【太陽光発電を自作してみた】機器同士の配線方法を図や写真を使って解説
写真や図を使って太陽光発電の導入方法をわかりやすく解説しています。
節電を目的として太陽光発電を導入するなら「自作」が圧倒的におすすめです。
業者さんの導入費用に比べて約4分の1の費用しかかからないのですぐに元を取ることができます。
また、メンテナンスや部分交換も自分で行えばさらに長期的な運用も可能。
「自作」ならではのメリットがいっぱい
「電気発電Blog」では、
理想とする太陽光発電を導入できるよう太陽光発電に関する情報を発信
していますので是非参考にしてみてください。