【バッテリーモニターを配線してみた】使ってみた感想の正直レビューを紹介

節電用として使っているリン酸鉄リチウムイオン電池の正確な残量を把握したい!

 

こんな問題を解決するために導入したのが

格安のバッテリーモニター

です。

 

残量を正確に把握できれば突然のバッテリー切れに備えることができます。

 

今回導入したバッテリーモニターは

格安なのに多機能な『DiyStudioデジタル電圧計

です。

 

このバッテリーモニターを見つける前は、

残量を把握するために何千円もするモニター必要か?インバーターに表示されるザックリとしたバッテリー電圧で残量をなんなく把握すればいい

という考えでモニターを導入していませんでした。

 

ですが、もうバッテリーモニターなしでは生活できません。

 

残量を把握できる安心感ってハンパないっ!!

 

 

 

バッテリーモニター『DiyStudioデジタル電圧計』を配線してみた

 

配線方法は

モニターの赤線をバッテリーの(+)に接続、モニターの黒線をバッテリーの(ー)に接続する

です。

配線の順番は車のバッテリー交換と同様に、赤線(+)を接続 → 黒線(ー)の順番で施工しましょう。

 

赤線(+)と黒線(ー)をショートさせてしまう!ことに注意してください。

 

バッテリーモニターの設置場所と配線の長さの関係上、インバーターの端子にモニターを接続することにしました。

 

こんな感じ

 

インバーターの端子に配線する際、モニターの配線の被覆が割り込まないようカッターで被覆を少し剝いておきました。

 

このとき芯線を傷つけないよう注意してください。

 

配線が抜けないようインバーターの端子をしっかり締め込めば配線完了です。

 

『DiyStudioデジタル電圧計』の設定

 

モニターの配線後、『設定』をしなければ正しく使うことができません。

 

『DiyStudioデジタル電圧計』の設定できる内容がこちら

三元リチウム電池・・・L03連からL20連

 

鉛酸電池・・・DC12V、DC36V、DC48V、DC60V、DC72V、DC84V

 

リン酸鉄リチウムイオン電池・・・F03連からF23連

 

カスタム設定・・・低電圧基準、高電圧基準値

 

モニターのバックライト

 

警報音の設定

 

格安のモニターなのに、これだけの設定ができるって凄すぎる!!

 

設定をするときに

三元リチウム電池のL03連ってなに!?リン酸鉄リチウムイオン電池のF03連ってなに!?

と疑問に感じたので詳しく解説しておきます。

 

把握しておくべきポイントはこちら

三元リチウム電池のL01連の飽和電力はDC4.2V

 

リン酸鉄リチウムイオン電池のF01連の飽和電力はDC3.6V

 

飽和電力とはバッテリー切れになるときの電圧

 

リン酸鉄リチウムイオン電池の場合、

12Vリン酸鉄リチウムイオン電池の飽和電力は10.8VなのでF03連と設定する

ということです。

 

 

「リン酸鉄リチウムイオン電池を3個接続すればF03連。1個だけで使用する場合F01連。なぜF01が設定できないんだぁー」

と思うかもしれませんが、これは間違った考え方なので注意してください。

 

私がそうでした。。。。

 

我が家は

自作太陽光発電システムのバッテリーとしてLiTime 12V200AhPlusのリン酸鉄リチウムイオン電池を使用

しています。

 

 

この場合、

バッテリーモニターの設定は「3-F 03」

となります。

 

あえて間違った設定をやってみた

 

せっかくなので、

デタラメな設定をするとどんな影響を及ぼすのか

を検証してみました。

 

結果として、

間違った設定をしてもモニターが壊れたりバッテリーに悪影響を及ぼすことはない。間違った残量が表示されるだけ!!

 

 

比較した結果がこちら

 

 検証中に

えっ!?使っているバッテリーは13.6V以上充電できるけど13.3Vで100%表示??

とモヤモヤしたので、リン酸鉄リチウムイオン電池の設定は使わず『カスタム設定』で運用することにしました。

 

カスタム設定をしてみた

カスタム設定とは、

バッテリーを消費したときの低電圧値とバッテリーを充電したときの高電圧値から残量を表示するモード

のことです。

 

LiTime 12V200AhPlusは

12.3Vが過放電直前の電圧値、13.6Vで満充電直前の電圧値

なので、この電圧値をカスタム設定に導入していきます。

 

 

13.3Vのとき残量77%と表示されました。

 

めっちゃいい感じ!!しばらくはカスタム設定で運用してみます。

 

バッテリーモニターで快適な節電生活

 

 

バッテリーモニターを導入することで

突然のバッテリー切れを未然に防ぐことができ快適な節電生活を送れる

ようになります。

 

我が家は自作太陽光発電システムを導入していて、

蓄電池 → インバーター → 分電盤(電力会社との電源切替機能付き) → 家電

という流れで電気を消費している。

 

バッテリーモニター導入前は、

インバーターに表示されるザックリとしたバッテリー電圧を参考にしながら電気を消費

していました。

 

13.0Vと表示されているから寝るまでの電気をバッテリーで賄えるだろう

 

 

23:00頃、映画鑑賞していると突然停電

 

 

バッテリー電圧がいつの間にか11.0Vまで低下していた

 

我が家のシステム上、バッテリー残量が少ないとわかれば切替器を電力会社に切替えればいいだけ

 

こんな感じ

 

正確にバッテリー残量を把握できれば突然の停電に対応できる

 

関連記事「自作太陽光発電システムの作り方」では配線図や必要な機器を詳しく紹介しています。

 

 

電気ケトルを使うと電圧降下で残量がいっきに下がる

 

消費電力が大きい家電を使うとバッテリーの電圧がいっきに降下し、モニターの残量表示も下がる

ことがわかりました。

 

消費電力1200Wの電気ケトルを使ったときのバッテリー電圧の変化がこちら

 

電気ケトルの使用でバッテリー5%分の電気が消費されたことがわかります。

 

 75%から55%まで電圧が下がると焦る。。。

 

消費電力が大きい家電を使用中に表示されるバッテリー残量は当てにならない

・インバーターに表示される電圧値よりもバッテリーモニターに表示される電圧値の方が正確

ということが判明しました。

 

12V以下の電圧値が表示されるとヒヤヒヤしますが、バッテリーモニターの正確な電圧値を参考にしてください。

 

バッテリーモニターがあれば、ドライヤーや電子レンジといった消費電力の大きい家電を使うタイミングを見定めることができます。

 

バッテリー残量が少ないのに消費電力の大きい家電を使ってバッテリーを放電させる行為は

バッテリーにダメージを与えかねないので控えるようにしましょう。

 

数万円をかけてまでバッテリー残量を把握する必要はないと思いますが、

千円程度で導入できるならバッテリーモニターの導入は価値有り

だと感じました。

 

バッテリーを使って節電生活を送っている!車中泊を送っている!という方は是非、バッテリモニターの導入を検討してみてください。

 

 

 

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