大容量ポータブル電源を使っていて「充電が間に合わない」と悩んでいませんか?
私も2000Whクラスのポータブル電源『Jackery 2000 New』を使っていますが、太陽光発電だけでは充電が追いつかず困っていました。
そこで導入したのが
走行充電器「BLUETTI Charger 1」
です。
この製品を使い始めてから、通勤時間や買い物の移動中に300Wで充電できるようになり、天候に左右されず毎日100%まで充電できる生活に変わりました。
実際にJackery 2000 NEWとEcoFlow RIVER MAXで検証したところ、機種によって充電性能に大きな差があることも判明。
この記事では1ヶ月使って感じたメリット・デメリットを正直にレビューします。
大容量ポータブル電源の充電問題を解決したい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
BLUETTI Charger 1とは?走行充電器の基本スペック
車のバッテリーからポータブル電源を充電できる走行充電器として、BLUETTI Charger 1は注目を集めています。

この製品は走行充電器と呼ばれ、
走行中に発電される電力を効率的に取り出しポータブル電源へ効率的に充電することが可能
です。
従来のシガーソケット充電では出力が限られていましたが、BLUETTI Charger 1は車のバッテリーに直接接続することで大容量充電を実現。
実際に私も車中泊や日常の節電対策として導入し、毎日のように活用しています。
最大560Wの高出力充電を実現する仕組み
BLUETTI Charger 1は最大560Wという高出力でポータブル電源を充電できる走行充電器です。
この高出力を実現できる理由は、
走行中に発電される電力と車のバッテリーから直接40Aもの電流を取り出せる設計になっているから
です。
さらに、
バッテリーが弱っていて電圧が低い、アイドリングで発電電力が低い、ときはBLUETTI Charger 1が充電をストップする機能が備わっているのでバッテリーへの負担を最小限に抑えてくれます。
一般的なシガーソケットは15A程度の制限があるため、最大でも100W前後の充電しかできません。
しかしBLUETTI Charger 1は車のバッテリー端子に直結するため、大電流を安全に取り出すことができ、大容量ポータブル電源でも短時間で充電が完了します。
95%のポータブル電源に対応する互換性の高さ
BLUETTI Charger 1の大きな特徴は、
市場に出回っている95%以上のポータブル電源に対応している点
です。

多くの走行充電器はメーカー専用設計になっていますが、
BLUETTI Charger 1はMC4コネクタに接続でき、ソーラーパネル充電機能が備わっていればほぼ全てのポータブル電源電源への充電ができます。
私自身もJackery 2000 NEWとEcoFlow RIVER MAXという異なるメーカーの製品で動作確認を行いました。
電圧設定を1V単位で調整できるため、幅広いポータブル電源で使える汎用性の高さが魅力です。
シガーソケット充電との違いと6倍速充電の実力
シガーソケット充電とBLUETTI Charger 1では、充電速度に圧倒的な差があります。
シガーソケットは配線の太さや容量の制限により、通常80W〜100W程度しか出力できません。
一方、BLUETTI Charger 1は最大560Wの出力が可能なため、理論上は約6倍の速度で充電できる計算になります。
実際にJackery 2000 NEWをシガーソケット充電した場合の充電電力は100W、BLUETTI Charger 1なら400W、約4倍の電力で充電することができました。
大容量ポタ電「Jackery 2000 NEW」での充電検証結果
私が実際に使用している大容量ポータブル電源「Jackery 2000 NEW」で、BLUETTI Charger 1の性能を検証しました。

容量2042Whという大型のポータブル電源は、従来の充電方法では時間がかかりすぎることが課題でしたが、
走行充電器を導入したことで、通勤時間や移動時間を有効活用して充電できるようになりました。
ここでは実際の検証データをもとに、充電性能と運用方法をご紹介します。
走行中に300Wで安定充電できることを確認
BLUETTI Charger 1をプロボックスに取付けて、走行中に300Wの安定した充電ができることを確認しました。
Jackery 2000 NEWは最大400WまでのDC充電に対応しているので、実際にBLUETTI Charger 1の設定を40Vにして400Wでの充電に挑戦してみました。
結果は、
走行中なら400Wの充電が可能。しかし信号待ちや停車中では充電がストップしたりスタートしたりを繰り返す
です。
バッテリーが弱っているのか、アイドリングの発電能力が弱いのか、詳しい原因はわかりません。
電圧を細かく調整して試験した結果、
BLUETTI Charger 1の設定を30Vにして300Wでの充電ならアイドリング中も安定してた充電が可能
と判明。
バッテリーの状態や接続するポータブル電源のDC充電能力によって設定を調整しましょう。
太陽光発電だけでは間に合わない充電問題を解決
大容量ポータブル電源を使っていると、太陽光発電だけでは充電が追いつかない問題に直面します。
我が家には自作太陽光発電システムを導入していて、200W×4枚、175W×3枚のソーラーパネルが設置されています。

これだけのソーラパネルがあっても曇りや雨の日は発電量が大幅に減少しポータブル電源を充電するだけの電力を発電できません。
特に冬場は日照時間が短く、使用電力に対して充電が間に合わないという悪循環に陥っていました。
そこでBLUETTI Charger 1を導入したことで、
通勤や買い物での移動時間を充電時間として活用でき太陽光発電の弱点を完全にカバー
することが可能に。
天気が悪い日でも充電できるのは最高
毎日100%充電を実現した運用方法
現在は太陽光発電とBLUETTI Charger 1を組み合わせることで、毎日ポータブル電源を100%まで充電できています。
私の運用方法は、
天気の良い日は太陽光で充電し、天気の悪い日は走行充電で充電する
というスタイルです。
仕事で車を運転することが多く、毎日約1kWh程度の電力を充電することが可能。
これにより天候に左右されず安定した電力供給が可能になり、自宅の分電盤に接続して節電用として活用しても電力不足に悩まされることがなくなりました。
【実機比較】EcoFlow RIVER MAXでは150Wまでしか充電できなかった理由
同じBLUETTI Charger 1を使っても、ポータブル電源の機種によって充電可能な出力が異なります。
私が所有するEcoFlow RIVER MAXでは、最大150Wまでしか充電できないという結果になりました。
これはポータブル電源側の入力制限によるもので、走行充電器の性能とは別の問題です。
ここでは各メーカーの受け入れ電圧の違いと、充電性能の差について詳しく解説します。
ポータブル電源の受け入れ電圧による制限
ポータブル電源には「最大入力電力」という制限があり、これが充電速度の上限を決めています。
EcoFlow RIVER MAXの場合、DC入力は最大10A×10〜25Vという仕様になっています。
計算すると最大250Wの入力が可能なはずですが、実際には安全マージンや制御回路の関係で150W程度に制限されることがわかりました。
なので、EcoFlow RIVER MAXを充電するときはBLUETTI Charger 1のカスタム設定を20V(150W程度)に設定。

一方Jackery 2000 NEWの入力電圧は最大400W。
より高い電力での充電が可能な設計になっているため、同じ走行充電器でも充電性能に大きな差が出ます。
BLUETTIポータブル電源との相性が一番
当然のことながら
BLUETTI Charger 1とBLUETTIのポータブル電源が一番相性が良い
には間違いありません。
BLUETTI以外のポータブル電源を接続するときは、
ポータブル電源の「最大入力電力」を考えつつカスタム設定で電圧を調整する必要
があります。
しかし、
BLUETTIのポータブル電源なら品名を選ぶだけでCharger 1が適切な充電電力を出力してくれます。
BLUETTIのポータブル電源であれば
常に最大限のパフォーマンスで充電できる
ということです。
説明書でこの機能を確認したとき、BLUETTIのポータブル電源がめちゃくちゃ欲しくなってしまいました。
これから走行充電器とポータブル電源をセットで購入予定という方はBLUETTIがおすすめです。
大容量ポタ電ほど走行充電器のメリットが大きい
検証結果から、
容量が大きく最大入力電力が大きいポータブル電源ほど走行充電器の導入効果が高い
ことがわかりました。
500Wh以下の小容量モデルは元々充電時間が短いため、走行充電器を使うメリットは限定的です。
しかし1000Wh以上の大容量モデルは、家庭用コンセントでも7〜10時間かかる充電時間が課題になります。
私が使用しているJackery 2000 NEWのような2000Whクラスでは、走行充電と太陽光発電を組み合わせることで初めて実用的な運用が可能になり、投資した金額に見合う価値を実感できるようになりました。
BLUETTI Charger 1のメリット・デメリット【1ヶ月使用レビュー】
BLUETTI Charger 1を1ヶ月間使用して感じた、メリットとデメリットを正直にお伝えします。
実際に毎日使ってみると、製品説明だけではわからない使い勝手の良さや改善してほしい点が見えてきました。
全体的には非常に満足していますが、完璧な製品というわけではありません。
これから購入を検討している方の参考になるよう、電気のプロとして率直な意見をまとめます。
【メリット①】BLUETTI以外のメーカーも充電可能な汎用性
BLUETTI Charger 1の最大のメリットは、
メーカーを問わず様々なポータブル電源を充電できる点
です。
多くの走行充電器はメーカー専用品として販売されており、他社製品では使えないケースがほとんどでした。
しかしこの製品は電圧設定を変更できる機能があるため、私もJackeryとEcoFlowという異なるメーカーの製品で問題なく使用できています。
複数のポータブル電源を所有している方や、将来的に買い替えを考えている方にとって、1台で長く使える汎用性は大きな魅力です。
【メリット②】配線・使い方がシンプルでわかりやすい
配線方法と使い方が非常にシンプルで、電気工事の知識がなくても簡単に設置できる点も高く評価できます。
車のバッテリーのプラスとマイナスに配線を接続し、ポータブル電源とMC4ケーブルで繋ぐだけという明快な構造です。

付属の説明書もわかりやすく、プロボックスに取り付けを完了できました。
電源のオンオフもブレーカースイッチを操作するだけなので、機械が苦手な方でも安心して使えるシンプルさが魅力です。
関連記事「BLUETTI Charger 1の取付方法を写真で解説」では、取付に必要な工具や材料、注意点が紹介しています。
【デメリット①】電圧設定の変更に時間がかかる
使っていて不便に感じるのが、
カスタム設定で充電電圧の変更に時間がかかる点
です。
BLUETTI以外のポータブル電源を充電するには、アプリでカスタム設定を選択し充電電圧を設定する必要があります。
ポータブル電源側の最大入力電力を考慮し、充電電圧を決定した後
約90秒の待機時間
が生じます。
複数のポータブル電源を頻繁に使い分ける運用をしている方は、この設定変更が手間に感じるかもしれません。
【デメリット②】エンジン停止後のブレーカー切り忘れ防止アラームがない
もう一つ改善してほしいのが、
エンジン停止後のブレーカー切り忘れを防ぐアラーム機能がない点
です。
車のエンジンを切った後もブレーカーをオンにしたままでも問題ないとされていますが、多少なり車のバッテリーが放電してしまうと感じています。
音や光で警告してくれる機能があればブレーカー切り忘れリスクを防げるので、今後のモデルでぜひ改善してほしいポイントです。
BLUETTI Charger 1がおすすめな人・おすすめできない人
BLUETTI Charger 1は優れた製品ですが、すべての人に適しているわけではありません。
購入前に自分の使い方や所有しているポータブル電源との相性を確認することが大切です。
ここでは実際の使用経験をもとに、どんな人におすすめできるかを具体的に解説します。
購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
大容量ポータブル電源ユーザーに最適な理由
1000Wh以上の大容量ポータブル電源を使っている方には、BLUETTI Charger 1が特におすすめ。
この理由は
大容量モデルは充電に長時間かかるため、太陽光発電だけでは日々の使用電力を賄いきれないケースが多いから
です。
私もJackery 2000 NEWを使っていて、太陽光だけでは充電が追いつかず困っていました。
走行充電器を導入したことで移動時間を充電時間として活用でき、大容量バッテリーを持て余すことなくフル活用できるようになりました。
BLUETTI Charger 1とJackery 2000 NEWの相性はめちゃくちゃ良い
関連記事「Jackery 2000 NEW の徹底レビュー」では、メリットやデメリット、正直な使い心地を紹介しています。
車中泊・キャンプで電源不足に悩む人への解決策
車中泊やキャンプで電力不足に悩んでいる方にも、BLUETTI Charger 1は有効な解決策になる。
連泊する場合、ポータブル電源の容量が足りなくなることが大きな課題です。
曇りや雨の日が続けばバッテリーはすぐなくなってしまいますよね。
しかし走行充電器があれば、観光地への移動や食材の買い出しなど、車を動かすたびに充電することが可能。
1時間の移動で約300Wh充電できるため、スマホやノートパソコン、照明器具などの日常的な消費電力は十分カバーできます。
複数メーカーのポタ電を所有している人にこそ価値がある
異なるメーカーのポータブル電源を複数台持っている方にとって、BLUETTI Charger 1の汎用性は大きな価値がある。
メーカー専用の走行充電器を各社分揃えると、コストも設置スペースも無駄が多くなります。
私もJackeryとEcoFlow以外に他メーカーのポータブル電源2台を所有していますが、
1台のBLUETTI Charger 1で両方充電できるため非常に経済的
です。

電圧設定を変更する手間はありますが、それでも複数の専用充電器を買うよりははるかに効率的で、車内もスッキリと保てます。
まとめ:大容量ポタ電の充電問題はBLUETTI Charger 1で解決できる
BLUETTI Charger 1は、大容量ポータブル電源の充電問題を解決する優れた走行充電器です。
最大560Wの高出力充電が可能で、シガーソケット充電の約6倍という圧倒的な速度で充電できます。
私の実体験では、Jackery 2000 NEWを300Wで安定充電でき、太陽光発電だけでは難しかった毎日100%充電を実現しました。
メーカーを問わず95%のポータブル電源に対応する汎用性も大きな魅力で、複数の機種を使い分けている方にも最適です。
電圧設定の変更に時間がかかる点や、切り忘れ防止アラームがない点は改善の余地がありますが、それを補って余りある充電性能があります。
車中泊やキャンプ、そして日常的な節電対策として大容量ポータブル電源を活用したい方は、BLUETTI Charger 1の導入を検討する価値が十分にあるでしょう。

