『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入してみた!発電効率はアップするのか!?

 

太陽光発電を自作するなら『逆流防止コネクタ』をつけた方がいい!発電効率がアップし安全性が向上する!!

 

こんな情報をゲットしたので、

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』にはどのような効果があるのか

を検証してみました。

 

結論は、

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』は安全性向上の観点から導入した方がいい。でも、発電効率がアップしたと実感できるほどの効果は得られなかった

です。

 

本記事では、

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の特徴、使い方、どんな効果があるのか、

を詳しくご紹介します。

 

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』とは

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』は

MC4コネクタのメス側・オス側が一体となった構造で逆流防止ダイオードが組み込まれたもの

です。

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の機能は

「ソーラーパネルで発電した電気」 → 「チャージコントローラー」 → 「バッテリー」の順番に流れる電流の逆流を防ぐ

ことです。

 

例えば、

発電した電気が蓄電されたバッテリーからソーラーパネルへ電気が逆流するのを防ぐ、ソーラーパネルからソーラーパネルへ電気が逆流するのを防ぐ

ことが可能です。

 

なぜ逆流防止ダイオードが必要なのか?

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』が必要とされる理由は、

逆流によるバッテリー消耗やパネル破損リスクを防げるから

ソーラーパネルで発電した電気を効率的に送電できるから

です。

 

太陽光発電システムを自作するとき「事故防止のためヒューズで回路を保護しましょうー」という情報をよく目にしますがヒューズだけでは不十分。

電気の逆流による事故防止のためにも逆流防止ダイオードが必須なのです。

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の使い方

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の使い方はとても簡単。

 

MC4コネクタの接続箇所に割り込ませて挿入する

たったこれだけです。

 

こんな感じ

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の長さ分配線が伸びるだけ

 

実際に『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を接続してみた

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入すればどれくらい発電効率がアップのかを検証してみました。

 

配線図がこちら

この配線図で問題なく発電できますよ。

 

ソーラーパネル4枚を直列接続と並列接続を組み合わせて運用しています。

 

今回は発電効率アップを検証する目的以外に、バッテリーからソーラーパネルへの逆流を防ぐ目的を兼ねて『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入しました。

 

 バッテリーからソーラーパネルへの逆流を防ぐ以外にソーラーパネルからソーラーパネルへの逆流を防ぐのであれば、

4枚全てに『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入しなければなりません。

 

こんな感じ

 

個人的にここまでしなくていいかなぁ。。と思います。

 

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の導入前後で発電量を比較

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入することでどれほど発電効率がアップするのか

を導入前後の発電量を比較して検証してみました。

 

結論は、

思ったほど発電効率は変わらない

です。

 

 

検証したときは0.15Aしか変化しなかった。

 

高性能のMPPTチャージコントローラーを採用しているので、

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』がなくてもチャージコントローラーで逆流を阻止できている可能性がある。

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』が無駄になっている・・・?

とも思ったのですが、

チャージコントローラーに不具合が発生時に『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』の効果が発揮され逆流を防いでくれる!はずです。

 

事故防止の効果は検証実験ができないので確かめられない。。。

 

 

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』は安全装置として欠かせないアイテム

 

自作太陽光発電を運用してみて

突発に発生する逆流事故を防止するためにも『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』は導入すべき

と感じてます。

 

検証の結果、

『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を付けても付けなくても発電効率は差ほど変わらない。でも、チャージコントローラーに不具合が発生したときバッテリーの電気の逆流を防げるのは大きなメリット

だと感じてます。

 

電気が逆流する現象なんて滅多に発生しないから『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』を導入しない!過保護すぎる!!

これも正解だと思います。

 

一生発生しないかもしれない現象のために費用をかける必要はありませんよね。

 

でも、個人的には

太陽光発電システムは毎日稼働している設備でいつ不具合が発生するかわからない!不具合発生時に影響範囲を最小限に留める対策は必要

だと考えています。

 

安全に太陽光発電を運用するには『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』は必須アイテムです。

 

取付が簡単だしスペースもとらない

 

 

自作で太陽光発電システムを作ったけど『MC4コネクター型逆流防止ダイオード』はまだ導入していない!

という方は逆流事故発生前に導入しちゃいましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です