既存照明に人感センサーを付けて明かりが自動的にON/OFFするようにしたい!
こんな悩みを解決するため、人感センサーを後付けするDIY方法をご紹介します。
先にお伝えしておきますが、
今回採用した人感センサーの取付には「電気工事士」の資格が必要になります。
資格持ってないやぁ。。
という方は記事の最後に「無資格でも後付けできる人感センサー」も紹介しているので是非参考にしてみてください。
目次
人感センサーを後付けするDIY
人感センサー後付け施工の大きな流れがこちら
- 計画を経てる
- 材料を準備する
- 施工する
- 確認する
こんなの当たり前じゃん!!と思われる方がいらっしゃると思いますがしっかりとこの流れで作業を進めなければ
材料は準備したけど結局できなかった。。。
ということになりかねません。
一つ一つ詳しく解説していきますので順番に確認してください。
計画を経てる
「計画を経てる」はめちゃくちゃ時間をかけてください。
- センサーを付ける場所に障害物などはないか
- 人の動線を考慮しセンサーを付ける場所はあるのか
- 照明器具の配線はどのようになっているのか
- センサーの配線は天井裏もしくは壁の中を通すのか
このような問題を解決する計画を経てておく必要があります。
私は「計画を経てる」のに1ヶ月以上時間を費やしました
問題をクリアするために経てた計画がこんな感じ
施工場所を確認しつつ配線図をあらかじめ準備しておくと作業がとてもスムーズになります。
人感センサーの説明書にも配線図が記載されていますが、自分で考えた配線図を用意しておけばよりスムーズに作業することができます。
参考までに説明所に記載されている配線図も載せておきます。
材料を準備する
「材料の準備」は頭の中で施工するときのことをイメージすると本当に必要な材料を洗い出すことができます。
土間に入るときサンダル必要なかなぁ。。。といった細かいことまで考えるとスムーズに洗い出しが可能です。
必要な材料がこちら
- 人感センサーユニットRE-ES-P21B-W PIR
- 切売販売富士電線 VVFケーブル 1.6mm×2心
- リングスリーブ E-S
- 圧着工具 リングスリーブ用
- ストリッパー
- カッター
- ビニールテープ
- ペンチ
- +ドライバー
- -ドライバー
- デジタルマルチメータ
- 脚立
- ゴミ袋
めちゃくちゃ細かい材料まで書き出していますがDIYにはとても重要なこと
イメージしにくい材料にはリンクを貼ってありますので参考にしてみてください。
「スリーブの大きさ」「ケーブルの種類」は状況によって変わるので注意が必要です。
施工する
「計画を経てる」「材料を準備する」をしっかりクリアしていれば「施工する」はあっという間に終わってしまいます。
施工している様子がこちら
電気工事の仕事をしている友人に施工してもらいました。
「配線の切り離し」「配線の接続」が必要な場合、「電気工事士」の資格が必要になるので注意していください。
電気工事は漏電、感電のリスクがあるので無資格では絶対に行わないでくださいね。
確認する
人感センサーには3種類の調整ノブがあります。
- 検出可能距離
- 動作環境照度
- 連続動作時間
思い通りの動作にするためノブを調整する必要があります。
今回採用した人感センサーユニットRE-ES-P21B-W PIRには初期設定をする必要があるので注意が必要です。
初期設定の内容がこちら
- SENSノブを最大にTIMEノブを最小に、LUXノブを最大に合わせる
- 電源をONにすると約30秒間、初期設定を行うために通電します。自動的に通電が切れた時点で待機状態になります
- この状態から使用状況に応じた各種設定をノブで行ってください
私は「早く動作確認したい!」という気持ちが早ってしまい施工後初期設定をせずに通電してしまいました。
でも、特に問題なし
これから人感を導入する方は初期設定を忘れずに!!
現在の調整ノブの状態がこちら
- SENS・・・最大
- LUX ・・・最大
- TIME・・・4/1くらい回す
この状態であれば、
土間に入った瞬間に照明が点灯し土間を出た後1分くらいで消灯する
設定になります。
人感センサーを設置する場所によって調整レベルが変わるのでノブを調整しながら動作確認をしてみてください。
施工後の見た目がこちら
照明をよぉーく確認しなければセンサーに気づかない。センサーから照明に入れている配線も目立たない
といった感じです。
いい感じに増設できて大満足
電気工事士の資格はないけど人感センサーを後付けしたい
資格はないけど人感センサーを自分で付けたい!電気工事を依頼すると費用が高くなるからイヤだ!
こんな悩みを解決する方法があります。
それは、
「コンセント式人感センサー」と「コンセント式LED照明」を導入する
です。
イメージとしてはこんな感じ
「配線接続」はコンセントの差し込みだけなので電気工事士の資格は不要となります。
この方法には人感センサーユニット RE-ES-P21B-WSがおすすめです。
記事冒頭で紹介している人感センサーのコンセント電源バージョン。
さらに、この「コンセント式人感センサー」とスイッチ付器具一体型LED蛍光灯を組み合わせることで簡単に人感センサーライトを導入することができます。
仕事部屋にも簡単に増設可能。
人感センサーと組み合わせることで節電効果大幅アップ
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【電気節約】コンセント式LED照明は節電効果がある!~メリット・デメリットを紹介~併せて参考にしてみてください。
「配線が露出してしまう」「コンセント付近でなければならない」というデメリットはありますが、とても便利で簡単に照明を増設できるのでめちゃくちゃおすすめです。
我が家では、カーポートに増設予定の照明に「コンセント式人感センサー」を導入しようと思っています。
自分で「人感センサーを増設したい!!」とお考えの方は是非検討してみてください。