ハイコーキのバッテリーを充電するとどれくらいの電気代がかかるの?
こんな疑問にお答えします。
結論から先に紹介すると、
ハイコーキのバッテリーを0%から100%に充電すると約4円の電気代が発生する
です。
この金額は、
実際に発生する消費電力量を測定し電力会社の電気料金単価使って算出した
リアルな数値です。
電気代を気にしながらハイコーキやマキタの電動工具を使う方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、
マメ知識として覚えておいて損はありません。
本記事では、「電気代の算出方法」や「電気代0円でバッテリーを充電する方法」をご紹介しています。
ハイコーキの工具を愛用している方は是非参考にしてみてください。
目次
ハイコーキのバッテリー充電で発生する電気代
ハイコーキのバッテリー充電で発生する電気代をワットモニターを使って測定してみました。
測定している様子がこちら
- ハイコーキのバッテリー(BSL36A18)
- 充電器
- ワットモニター
- 自作太陽光発電システム
測定方法や電気代の算出方法を詳しく解説してきます。
電気代の算出方法
リアルな電気代を算出するには「消費電力量(kWh)」と「電気料金単価(円/kWh)」が必要になります。
消費電力量(kWh)はワットモニターで測定している様子
消費電力量の測定結果は0.11kWh
電気料金単価(円/kWh)は契約している電気料金の請求書や料金プランから確認できます。
※本記事では「ほくでん」の料金単価(2024年6月時点)での単価を参考にしています。
測定結果のまとめがこちら
最大消費電力・・・275W
消費電力量・・・0.11kWh
充電にかかった時間・・・40分
料金単価・・・35.35円/kWh
計算式がこちら
バッテリーの充電にかかる電気代 = 0.11kWh × 35.35円/kWh = 3.9円
ハイコーキのバッテリーを1回充電するには約4円の電気代が発生していることがわかりました。
バッテリーの充電って結構電気代がかかっているのね。。。
ハイコーキのバッテリーを自作太陽光発電で充電してみた
電気代をかけずにバッテリーを充電するために、
自作太陽光発電システムを使って充電できるかどうか
を確認してみました。
自作太陽光発電で充電している様子がこちら
結果は自作太陽光発電システムでも問題なく充電できる!です。
自作した太陽光発電システムのスペックがこちら
- 蓄電池容量・・・2.4kWh
- インバータ容量・・・2500W(最大5000W)
- ソーラーパネル容量・・・525W
調査をして感じたことは、
バッテリーを充電する際に発生する最大消費電力量は275Wなので結構大きい。容量が小さいインバーターでは充電できないので注意が必要
です。
試しに、車で使っている容量が小さいインバーターでハイコーキのバッテリーを充電してみました。
結果は、インバーターの容量不足で充電できない!です。
充電器にバッテリーを挿して充電器がうなり始めると同時に電源が落ちてしまいます。
275Wという電力はリビングの照明5灯分に相当する電力なので、ハイコーキのバッテリーを充電するには容量の大きい蓄電池とインバーターが必要になることがわかりました。
コンセントではなく別の方法でハイコーキのバッテリー充電を検討されている方は容量不足に注意してください。
ハイコーキの工具を電気代0円で使いたい放題
太陽光発電システムを使ってバッテリーの充電をすれば、電気代0円でハイコーキの工具を使いたい放題です。
趣味のDIYでは電動ドリルやブロワー、照明を使っていますが必ず太陽光発電でバッテリーを充電しています。
節電しつつ快適にDIYを楽しめるので最高
電動工具の使用以外でも日常生活で電気をいっぱい消費する方は太陽光発電システムの導入がおすすめです。
太陽光発電の導入を業者に依頼すると高額で何年たっても元がとれない!と感じたのでDIYで導入しました。
小規模の太陽光発電システムであれば充分DIYで導入可能。
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