蓄電池で電気代を大幅節約【初心者でも簡単にできる導入方法をご紹介】

 

蓄電池で電気代を安く抑えることってできるの?

 

DIY好きの方ならこんな風に考えたことってありますよね。

 

実際にやってみました。

 

設置した蓄電池の様子がこんな感じ

 

蓄電池・インバーター・ソーラーパネルと組み合わせて充電・放電をしているのですが

予想以上に節電効果があって大満足

 

蓄電池の導入は

「電気代が高くて困っている」「エコな生活を始めたい」

こんな方におすすめ。

 

この記事では初心者でも簡単にできる蓄電池の導入方法を解説します。

必要機器の特徴や安全対策、節電効果など必要な情報をご紹介。

 

電気代が高い!どうにかして安く抑えたい!!という方は蓄電池を導入してエコでお得な生活を始めてみませんか?

 

蓄電池の基本!電気代を安く抑える方法

 

蓄電池は、

電気エネルギーを化学エネルギーとして蓄え必要なときに再び電気として取り出す装置

です。

 

この仕組みを上手に利用すれば電気代を大幅に節約することができます。

 

我が家が実践しているのが

ソーラーパネルで発電した電気を蓄電池に充電。料金単価が高い時間帯に蓄電池の電気を使って電気代を安く抑える

という方法です。

 

どのように蓄電池を使うのか、他にどんな機器が必要なのか、を解説していきます。

 

ソーラーパネルと蓄電池を接続する

 

ソーラーパネルとチャージコントローラー、チャージコントローラーと蓄電池を接続して、

発電した電気を蓄電池に充電します。

 

チャージコントローラーを介さずソーラーパネルと蓄電池を直接接続する行為はおすすめできません。

 

チャージコントローラーは蓄電池の過充電や過放電を調整してくれる頭脳的な設備で、

発電した電気を安全に扱うための必要不可欠な設備です。

 

蓄電池の電気を100Vに変換する

 

蓄電池とインバーターを接続して、直流の電気を交流100Vの電気に変換します。

 

普段使っている家電製品はほとんどが交流100Vの電気で蓄電池に充電される電気は直流12V、もしくは直流24Vなので、

普段使っている家電を動かすことはできません。

 

節電用として蓄電池を活用するならインバーターは必要不可欠な設備です。

 

蓄電池の電気を分電盤に供給する

 

インバーターから出力される交流100Vの電気を分電盤に接続して、

照明やコンセントを蓄電池の電気で稼働

させます。

 

ただし、

「電力会社の電気」が給電されている分電盤に「インバーターから出力する電気」をそのまま接続しては絶対にいけません。

「電力会社の電気」と「蓄電池の電気」がぶつかって電気事故に繋がります。

 

そこで、我が家は電気が絶対にぶつからないように

電源切替器付分電盤に「電力会社の電気」と「蓄電池の電気」を給電して切り替える方法

を編み出しました。

 

電源を切り替える方法はこんな感じ

 

蓄電池の電気が少なくなってきたなぁ!と感じたらき切替器を操作して「電力会社の電気」に戻せば普段通り電気を使い続けることができます。

 

天気の良い日が続けば蓄電池の電気だけで生活可能

 

関連記事「発電した電気と電力会社の電気の切替ができる電気配線」では電源切替器付分電盤に必要な配線図や設計方法が詳しく紹介されています。

参考 「発電した電気」と「電力会社の電気」が切替できる電気配線の導入

 

蓄電池の導入に必要な機器

蓄電池を節電用として活用するには、

ソーラーパネル、チャージコントローラー、インバーター、電源切替器付分電盤

が必要になります。

 

必要な機器がどんなものなのかそれぞれ詳しくご紹介します。

 

蓄電池

採用した蓄電池は『LiTime 12V 200Ah Plus LiFePO4 』です。

 

蓄電池の価格はピンキリで容量が大きくなればかなり高額になります。

 

絶対に失敗したくない!!!

 

蓄電池選びの際はネットやSNSで情報収集しまくりました。

 

その結果、

一番コスパが良く故障などの問題がなさそうな蓄電池がLiTimeのバッテリー

でした。

 

実際に使ってみた感想は

予想以上に蓄電しれる。ドライヤーや電子レンジを使って負荷をかけても全然発熱しないので安全性が高い

です。

 

関連記事「LiTimeのバッテリーを使ってみた」ではもっと詳しいレビューを紹介しています。

LiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのリアルなレビューをご紹介

 

 

インバーター

採用したインバーターは『LVYUAN (リョクエン)インバーター 正弦波 12V 2500W 最大 5000W 』です。

ドライヤーや電子レンジ、洗濯機などを稼働させたくて大容量タイプのものを選びました。

 

 我が家にある家電のほとんどを稼働できますが、できないものもありました。

 

それは、

「めちゃくちゃ古いエアコン」と「ブラザーのトナープリンター」

です。

 

インバーターの容量は十分足りているのですが、なぜか稼働できない。

 

相性が悪いのかなぁ。。。

 

関連記事「リョクエンのインバーターを使ってみた」ではもっと詳しいレビューを紹介しているので是非参考にしてみてください。

LVYUANインバーター(定格容量2500W)で使える家電とは

 

 

ソーラーパネル

RENOGY 175W フレキシブルソーラーパネル 12V』です。

 

フレキシブルタイプで、

設置しやすい!持ち運びもしやすい!

が特徴です。

 

裏庭に架台を作ってパネルを立て掛けて発電しています。

 

このソーラーパネルの欠点は

接続箱のコーキングが弱いこと

です。

 

持ち運んで使っているうちにコーキングがはがれて水が浸入してきます。

関連記事「フレキシブルソーラーパネルのデメリット」では使い心地、デメリットの改善方法などを詳しくご紹介しています。

フレキシブルソーラーパネルのデメリット【使用期間3年目で壊れました】

 

 

チャージコントローラー

RENOGY Renogy Rover 40A MPPTチャージコントローラー 12V/24V用 』です。

チャージコントローラーは太陽光発電において重要な機器なので、高性能な商品を選びましょう。

 

RENOGYのMPPTチャージコントローラーの使い心地は

効率よく発電してくれて、過放電、過充電をしっかり検知してくれる。
しかも、過放電したバッテリーを復活させることができるので、専用のバッテリー充電器の必要なし。チャージコントローラーだけで運用し続けることが可能

です。

 

 

チャージコントローラーはRENOGYを選べば間違いなし

 

 

電源切替器付分電盤

電源切替器付分電盤は、

蓄電池の電気を分電盤に給電するための設備で効率よく電気を消費するために必要不可欠な設備

です。

 

見た目は普通の分電盤と変わりません

 

我が家は注文住宅建設時に電気工事屋さんに配線をお願いしたので「露出のない配線」で施工できました。

 

露出配線でもよければ後付けでも電源切替器付分電盤の設置は十分可能です。

 

関連記事「注文住宅でやっておくべき電気配線」では施工時に使った配線図や電気設備配置を紹介しています。

参考 注文住宅でやっておくべき電気配線

 

電源切替機能がある電気配線にしたい!という方は是非参考にしてみてください。

 

蓄電池導入に必要な安全対策

 

蓄電池を自作する際には、安全対策が何よりも重要です。

電気を扱うので、感電や火災のリスクを防ぐためにしっかりと対策を講じる必要があります。

 

まず、作業中は絶対に絶縁手袋を着用し裸足での作業は避けましょう

また、作業場所は風通しの良い場所を選び、火花が散る可能性のある作業では火元に注意が必要です。

さらに、バッテリーセルを扱う際には、ショートを防ぐために絶縁テープを使うことも忘れないでください。

 

これらの安全対策を守ることで、安心して蓄電池の自作が進められます。

 

蓄電池導入の節電効果

蓄電池を導入したことで我が家の電気代は月額1,000円以上安くなりました。

 

4人家族で電気代3,000円は安すぎる

 

天気の良い日は太陽光で発電した電気を使い、夜は蓄電池に充電した電気を使っているので、

電力会社の電気をほとんど使わずに生活することができます。

 

さらに、節電効果を高めるために料金単価が変動する『Looopでんき』に切替えて様子をみています。

 

Looopでんきは30分ごとに料金単価が変わる料金プランなので、

単価が高いときは蓄電池の電気を使って、単価が安いときは電力会社の電気を使いつつ蓄電池を充電する

という使い方をしています。

 

イメージとしてはこんな感じ

 

蓄電池と料金単価が変動する電力プランのおかげで毎月の電気代3,000円以下を実現することができました。

 

いかがでしたでしょうか。

 

蓄電池の導入は導入費用の元が取れるくらい節電効果がある。でも、節電用として活用するには必要な機器の設置と配線が必要でちょっと大変。

です。

 

導入してまえば、あとは発電生活を満喫するだけ!挑戦する価値は十分にあります。

 

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