【蓄電池実体験ブログ】容量200Ah(2.4kWh)ではどれくらいの電気が使えるのか?

 

家庭用蓄電池の容量の考え方を具体的に知りたい

 

こんな疑問にお答えします。

 

本記事では、

実際に導入した蓄電池を使って家庭用蓄電池はどれくらいの電気が使えるのか?

詳しくご紹介していきます。

 

最初に結論をざっくり紹介すると、

1日に消費する照明、コンセント、エコジョーズ(給湯器)の電源、テレビ、ドライヤーを賄うことができる

です。

 

我が家は家庭用蓄電池の電気を分電盤に給電できる電気配線にしており蓄電池でいろんな家電を使うことができるので、

100%充電した家庭用蓄電池で家電をどれくらい使い続ければ充電がなくなるのか?

を検証してみました。

 

蓄電池の交換、太陽光発電の導入を検討されている方は是非参考にしてみてください。

 

蓄電池200Ah(2.4kWh)で使える電気量とは

 

実際に使っている蓄電池(LiTime12V200AhPlus)とインバータ(定格容量2500W)の組み合わせでどれくらいの電気が使えるのかを検証してみました。

設備がこちら

 

検証結果

  • リビングや脱衣所の照明(約5時間)
  • ドライヤー(家族合計約15分間)
  • 洗濯機(1回)
  • エコジョーズ(お風呂、台所のお湯)
  • 42型テレビ(約3時間)
  • コンセント(スマホ、ノートパソコンの充電)

上記の内容で電気を使えば蓄電池がちょうど充電切れになる感覚です。

 

なので、容量が200Ah(2.4kWh)の蓄電池は

日が沈んで発電がストップしてから寝るまでに消費する電気量をちょうど賄える程度の容量

となります。

 

生活スタイルによって多少の違いがあると思いますが毎日蓄電池をフル活用して得た検証結果なので間違いありません。

 

蓄電池LiTime12V200AhPLUS

愛用している蓄電池がLiTime 12V 200Ah Plus LiFePO4 です。

 

この蓄電池を選んだ理由がこちら

  • 長寿命で安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池が搭載されている
  • いろんなYouTuberやブロガーが紹介している
  • コスパがいい
  • 購入当時、ドライヤーや電子レンジが使える大容量蓄電池が少なかった

 

使用開始してから3年が経過しますが大満足

 

充電されない!異常に発熱する!などの問題が発生したことは一切なし。また、バッテリーの劣化で充電可能容量が下がったという感じもありません。

 

毎日フル活用していますが3年くらいでは使い心地は全く変化しない!

 

他メーカーの蓄電池と使い心地を比べたわけではありませんが、

蓄電池選びで絶対に失敗したくない!

と考える方はLiTimeの蓄電池がめちゃくちゃおすすめです。

 

LiTimeは定期的にクーポンの配布やキャンペーンを行っているので見逃さないようにしましょう。

高額商品なので「通常時」と「キャンペーン時」では数万円もの差が出ます。

 

⇒ ⇒ ⇒新規注文限定クーポン配信中!【AmpereTime製!LiFePO4バッテリー】

 

関連記事「LiTime200AhPlusの本当の使い心地」では蓄電池のメリット、デメリットなどを詳しく紹介しています。

LiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのリアルなレビューをご紹介

 

LiTimeの蓄電池が気になっている!という方は併せてチェックしてみてください。

 

LVYUAN(リョクエン)インバータ定格出力2500W

愛用しているインバータが【LVYUANインバーター 正弦波 12V 100V 2500W 最大5000Wです。

 

このインバータを選んだ理由がこちら

  • ドライヤーや電子レンジを使える容量
  • コスパがいい
  • 電気関係の仕事をしている人がおすすめするメーカー
  • 口コミ・評判で「故障する」「寿命が短い」というコメントが少ない

 

私自身、電気関係の仕事をしている関係で、

インバータといえばLVYUANリョクエン)

というイメージがあったので他メーカーにする選択肢はありませんでした。

 

他メーカーでもっと良質なインバータがあるかもしれません。

 

とはいえ、使用開始してから3年が経過しますが蓄電池同様大満足の使い心地です。

照明、テレビ、オーブンレンジ、エコジョーズ(給湯器)、電気ケトル、ドライヤーを普通に使うことができます。

 

注意点は消費電力の大きい家電を同時に使わないこと

いっきに電気を使いすぎてしまうと

電気の使い過ぎでブレーカーが落ちてしまう現象と同じでインバータが停止

してしまいます。

 

この注意点さえ守れば電力会社の電気となんら変わらずに電気を使うことが可能です。

 

家庭用蓄電池で本気で節電してみた

 

容量2.4kWhの蓄電池では生活に必要な全ての電気を賄うことは難しいので、「消費電力の一部を蓄電池で賄う」という節電生活を送ってみました。

 

結果は、

2024年5月分の電気代は2,894円

2024年6月分の電気代は2,269円

です。

 

4人家族でこの電気代は安すぎる!!

 

蓄電池を使わず電力会社の電気だけで生活していた頃は8,000円~10,000円の請求がきていましたが、蓄電池を使った節電生活を送るようになってから電気代が5,000円を超えたことはありません。

 

蓄電池をどうやって節電用として活用しているのか!を詳しくご紹介していきます。

 

ソーラーパネルで蓄電池を充電

ソーラーパネルを使えば電気代0円で蓄電池を充電することができます。

 

 

ソーラーパネルで蓄電池を充電するには以下のような機器が必要になります。

  • ソーラーパネル
  • チャージコントローラー
  • 家庭用蓄電池
  • インバータ

 

これらの機器を配線することで自作太陽光発電の完成です。

 

電気代0円で充電した蓄電池で普段使っている家電を稼働させれば節電に繋がります。

 

快晴が続けば電力会社の電気をほとんど使わずに生活ができる。

 

関連記事「太陽光発電システムの作り方」では必要な機器や配線方法を写真や図を使って解説しています。

【太陽光発電を自作してみた】機器同士の配線方法を図や写真を使って解説

 

太陽光発電に興味のある方は併せてチェックしてみてください。

 

蓄電池と分電盤を接続して家電を使う

蓄電池に貯めた電気を節電用として消費するには蓄電池と分電盤を接続する必要があります。

 

我が家では蓄電池と分電盤を接続するために電源切替器付分電盤を導入しました。

 

蓄電池の電気を分電盤に給電することで、

照明やコンセント、換気扇などの「コンセントの挿し口がない家電」も蓄電池で稼働

することができます。

 

電源切替器で「電力会社の電気」と「蓄電池の電気」を切り替えることができるので

曇りが続いて蓄電池の充電が少ないときは「電力会社の電気」で生活する

ことも可能。

 

さらに、蓄電池ではなくポータブル電源の電気を分電盤に給電することができるので

倉庫に眠っているポータブル電源を有効活用する

こともできる。

 

電源切替器付分電盤の導入はメリット多数!!

 

関連記事「注文住宅でやっておくべき電気配線」では我が家の電気配線図や回線図が詳しく紹介されています。

図面を電気工事屋さんに見せれば電源切替器付分電盤の導入が可能なはず!!

 

私が考えたオリジナル配線なので関連記事から配線図をゲットしてください。

 

電気料金単価変動型の料金プランに変更する

蓄電池を導入するなら電気料金単価が変動する料金プランへの切替がおすすめです。

 

なぜなら、

料金単価が高い時間帯に「蓄電池の電気」を使用し料金単価が安い時間帯に「電力会社の電気」を使用する(ピークシフト)ことができるから

です。

 

このピークシフトという方法はかなり効果的な節電方法なので月額1,000円以上電気代を安く抑えることだってできます。

 

この節電方法を実践するために切替えた電力会社が「Looopでんき」です。

 

Looopでんきの特徴がこちら

  • 基本料金0円
  • 電気料金単価が30分毎に変動する
  • 解約金いつでも0円

 

Looopでは翌日の料金単価の変動を事前にグラフで確認することができるので、どの時間帯に蓄電池を使用すればいいのか事前に計画を立てることができます

 

こんな感じ

 

こんな感じでピークシフトしてます。

 

工夫と努力次第で電気代を安くできるので楽しく節電生活を送っています。

 

関連記事「Looopでんきの評判を徹底分析」では、ネット上にある悪い評判と良い評判のまとめをご紹介しています。

「Looopでんき」は高い!?Looopでんきから請求されたリアルな金額と評判を徹底分析

 

電力会社の切替を検討している方はチェックしてみてください。

 

後付けした蓄電池でも節電生活が送れる

 

電気代がどんどん上がっているので蓄電池や太陽光発電を後付けして節電したい

 

このように考える方が多いのではないでしょうか。

 

実際に自作太陽光発電システムを導入して感じることは、

蓄電池や太陽光発電を導入して節電することは十分に可能。蓄電池や太陽光発電の費用が上がる前に導入した方が元をとれる可能性がある。

です。

 

我が家は今のところ、

物価高騰前に太陽光発電システムを導入、運用開始後数年で電気代が高騰したため10年程度で導入費用の元が取れる

計算です。

 

電気代が上がれば上がるほど元がとれる

 

ソーラーパネルや蓄電池を増設すれば生活に必要な全ての電気を賄う(オフグリット)生活も夢ではありません。

 

電気代が高騰しているので太陽光発電の導入はかなりお得な選択だと個人的に感じています。

 

関連記事「タイナビで太陽光発電の見積もりを依頼してみた」では太陽光発電導入に必要な費用や知識などを業者さんと打合せした内容を紹介しています。

【タイナビで太陽光発電の見積もりを依頼してみた】リアルな見積金額と感想をご紹介

 

無料で見積もりを提案してくれてめんどうな勧誘もありませんでした。

 

費用的に導入を見送くることになったけど利用して損することは一切ありません。

私のように「使っている電気は昔から同じなのに料金ばかり上がっていく現状に納得できない!!」という方は是非参考にしてみてください。

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