炊飯器の電気代を徹底分析【消費電力から求めたリアルな数値をご紹介】

 

炊飯器の使用で発生する電気代はどれくらい?

 

こんな疑問にお答えします。

 

この記事では、実際に消費した電力を測定できるワットモニターという製品を使ってリアルな電気代を紹介しています。

 

炊飯器の家電メーカーが紹介する1日に約〇〇円というような計算上の数値ではないので信頼性が高い。

 

今回分析した内容がこちら

  • 「3合早炊き」の電気代
  • 「1合早炊きの」電気代
  • 「3合じっくり炊き」の電気代
  • 「保温」の電気代
  • 「予約炊き」の電気代

 

炊き方別に発生する電気代を求めてみました。

 

この記事を参考にすると、

節電を意識しながらご飯を炊ける

ことができるようになります。

 

「節電のために米を炊かない」という選択肢はありえませんが、「節約しながら米を炊く」のはめちゃくちゃ賢い選択です。

「電気代を節約しながら米を炊く」生活を送ってみてください。

 

炊飯器の使用で発生する電気代

 

炊飯器の使用で発生する電気代をワットモニターを使って徹底分析してみました。

ワットモニターは「どれくらい大きな電気が必要なのか」「合計でどれくらいの電気量が必要なのか」を測定することができます。

 

私が愛用しているワットモニターがこちら

 

炊飯器以外にもいろんな家電製品の電気代を測定することができます。

消費している電気代を詳しく把握したい!という方におすすめの製品です。

 

今回電気代の測定に利用した炊飯器がこちら

 

「東芝真空圧力IH保温釜」という炊飯器です。

 

説明書には1420Wと記載されていますが、1回の炊飯で電気代がどれくらいかかるのかわからない。

こんな疑問を解決するために、リアルに消費された電力量から求めた電気代をご紹介します。

 

「3合早炊き」の電気代

 

かかった電気代は約7円

 

電気代を求める計算式

0.19kwh × 38.47 = 7.31 円

 

炊飯と消費される電力量の内容がこちら

  • 炊飯にかかる時間は30分
  • 炊飯を初めて炊き上がるまでに発生する電力量が0.19kwh
  • 炊飯中に消費される電気は20Wから1000Wの範囲で変動

 

1000Wという電気は、オーブントースターやドライヤーよりも若干小さい電気!というイメージです。

炊飯器は熱を発する家電製品なので大きな電気が必要になります。

 

「1合早炊」の電気代

 

かかった電気代は約7円

 

電気代を求める計算式

0.19kwh × 38.47 = 7.31 円

 

炊飯と消費される電力量の内容がこちら

  • 炊飯にかかる時間は30分(3合早炊きと一緒)
  • 炊飯を初めて炊き上がるまでに発生する電力量が0.19kwh(3合早炊きと一緒)
  • 炊飯中に消費される電気は20Wから1000Wの範囲で変動(3合早炊きと一緒)

 

「1合早炊」と「3合早炊」とでは発生する電気代は全く一緒という結果になりました。

 

ただし、

「1合早炊」で3回炊飯すると7円 × 3回 = 21円

 

こまめに回数を重ねて炊飯をするよりも、まとめて炊飯をした方がお得!

ということになります。

 

まとめ炊きがかなりお得

 

「3合じっくり炊き」の電気代

 

かかった電気代は約7円

 

電気代を求める計算式

0.18kwh × 38.47 = 6.92 円

 

炊飯と消費される電力量の内容がこちら

  • 炊飯にかかる時間は50分
  • 炊飯を初めて炊き上がるまでに発生する電力量が0.18kwh
  • 炊飯中に消費される電気は20Wから800Wの範囲で変動

 

「早炊き」よりも「じっくり炊き」の方が電気代が安い

という結果になりました。

 

小さい電気で時間をかけて炊飯するので電気代が安い。

電気代が安く、より美味しくお米を炊けるので時間があるときは「じっくり炊き」がおすすめです。

 

「保温」の電気代

 

かかった電気代は約1円

 

電気代を求める計算式

0.02kwh × 38.47 = 0.77 円

 

保温と消費される電力量の内容がこちら

  • 炊き上がってから60分間保温を継続
  • 保温中に消費される電気は0Wから30Wの範囲で変動

 

30Wという電気は、洗面所や脱衣所で使われる照明で消費される電気!というイメージです。

 

1時間保温することで約1円なので意外と安い

 

保温を切り忘れて電気を無駄にしたなぁと罪悪感にかられていましたが、あまり気にしなくてもいいのかなと考えています。

 

「予約炊き」の電気代

 

かかった電気代は約8円

 

電気代を求める計算式

0.20kwh × 38.47 = 7.69 円

 

炊飯と消費される電力量の内容がこちら

  • 22時に予約炊飯スタート
  • 朝6時30分炊き上がるようにタイマーをセット
  • 7時30分まで保温する
  • 炊飯を初めて炊き上がるまでに発生する電力量が0.20kwh
  • 炊飯中に消費される電気は20Wから800Wの範囲で変動
  • 予約待機中に消費される電気は0Wから10Wの範囲で変動

 

予約炊飯をスタートさせて炊飯が実行されるまでの間、発生する電気代はほぼ0円。

「炊飯」と「保温」に発生する電気は上記で紹介した内容と全く同じです。

節電を意識するなら保温の時間をどれだけ短くするかが重要です。

 

徹底的に節電する方法

 

炊飯器の使用で節電を行う方法がこちら

  • 「保温」時間を短くする
  • まとめて炊飯する

 

この2つ以外に節電する方法が思い浮かびません。

ただし、節電といっても一回の炊飯で約1円程度の効果しかない。

 

節電効果が低いのでやる気起きないですよね。。

 

いろんな節電を実施してみましたが本気で節電をしたいのなら、

太陽光発電やポータブル電源を導入して電力会社の電気を使わずに家電製品を利用する!

これしかないと思っています。

 

電気関係の仕事をしている関係上、我が家には自作太陽光発電システムを導入して月額1,000円以上の節電に成功しています。

 

自作太陽光発電システムちょっと気になるかも!思ってくれた方はこちらの記事を参考にしてみてください。

太陽光発電を自作する手順を電気屋の私が詳しく紹介【無資格でもできる】

 

本気で節電してみたいけど、何十万円もかかる太陽光発電システムの導入は無理!!

 

こんな方には、容量の大きいポータブル電源を使って家電製品を稼働させる!という節電方法がおすすめです。

ソーラーパネルでポータブル電源を充電し、ポータブル電源で炊飯器を稼働させることで

実質0円でご飯を炊いている!ことになります。

 

我が家ではJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB37-CAを愛用していますが、

炊飯器やドライヤーといった消費電力の大きい家電製品を稼働させるには容量が小さいのでちょっと物足りない。

 

節電用または災害の備え用としてポータブル電源を導入するならJackery ポータブル電源 1500 大容量がおすすめです。

 

Jackeryポータブル電源の特徴がこちら

  • 消費電力1000W程度の家電製品を稼働できる
  • 大容量で災害、アウトドアのときに利用できる
  • 専用のソーラーパネルで充電できる
  • 使用後、メーカーで廃棄できる

 

仕事でJackeryのポータブル電源を利用していて、100Vの電気を持ち運ぶことができるのでめちゃくちゃ便利。

 

Jackeryは定期的にキャンペーンを実施しており、定価で購入するよりも2万円~4万円も安く購入できることがあります。

 

キャンペーンを使ってお得にポータブル電源をゲットしましょう。

 

手間をかけずに徹底的に節電をしたい!のなら容量の大きいポータブル電源とソーラーパネルの導入がおすすめです。

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