ティファールの湯沸かしはどれくらいの電気代がかかるの?
こんな疑問にお答えします。
結論から先に紹介すると
1回の湯沸かしで約1.5円の電気代が発生する
です。
この金額は実際に消費された電力をワットモニターを使って測定し算出したものなので
超リアルな電気代
ということになります。
広告や説明書に記載されているような
〇〇円の電気代がかかる! 従来より〇〇円お得!!
といった適当な金額ではありません。
今回の検証に利用したのはティファール KO3901JPという電気ケトルです。
数ある電気ケトルの中では比較安価なのにめちゃくちゃ使いやすい!!
この記事では「ティファールの電気代」について以下の内容で解説しています。
- リアルな電気代の算出方法
- 湯量を変えたときの電気代を比較
- ポータブル電源でティファールが使えるか検証してみた
ティファールの導入を考えていたけど電気代が気になっている!という方は是非参考にしてみてください。
目次
ティファールの湯沸かしにかかる電気代の算出
ティファール1回の使用で発生する電気代を算出してみました。
算出手順はこちら
- 実際に消費される電力量をワットモニターで測定
- 電気料金請求書から消費電力量1kWhあたりの単価を算出
- 「測定した消費電力量」と「算出した単価」から電気代を算出
この手順で算出した金額はリアルな電気代なので是非やってみてください。
ワットモニターで消費電力量を測定
ティファールの消費電力量をワットモニターで測定している様子がこちら
ワットモニターの使い方は
コンセントにワットモニターを挿し、ワットモニターにティファールを挿す
です。
たったこれだけで消費電力量を測定することが可能
測定した消費電量の結果は0.04kwhでした
電気料金請求書から単価を算出
電気料金請求書から単価を算出する方法がこちら
「使用電力量の合計金額」÷「使用電力量」で単価を算出することができます。
3462.30円 ÷ 90kWh = 38.47円
契約している電気料金プランによって単価は異なるので是非計算してみてください。
発生した電気代を算出
「測定した消費電力量」×「算出した単価」でリアルな電気代を求めることができます。
0.04kWh × 38.47円 = 約1.5円
約1.5円がティファール1回分の電気代
ということになります。
湯量を変えたときの電気代を比較
暖める水の量によってどれくらい電気代が変わるのか!を検証してみました。
湯量0.8Lで湯沸かししたときの電気代
消費電力量・・・0.09kWh
稼働時間・・・270秒
電気代・・・約3.5円
湯量0.3Lで湯沸かししたときの電気代
消費電力量・・・0.03kWh
稼働時間・・・110秒
電気代・・・約1.2円
湯量を変えるだけで約2.3円の違いが出ることがわかりました。
もっと精度の高いワットモニターを使って比較すればより正確な違いを算出できると思います。
ティファールは水の量に関係なく常に1250W程度の消費電力が発生するので
必要最低限の水を入れ稼働時間をできるだけ短くすることが節電のポイントである
ことがわかりました。
ティファールをよく使ってる!という方は水の量に注意してみてください。
ポータブル電源でティファールが使えるか検証してみた
【エコフロー】リバーマックスというポータブル電源を使ってティファールを稼働できるか検証してみました。
【エコフロー】リバーマックスのスペックがこちら
充電池容量 | 576Wh |
質量 | 7.7Kg |
AC出力 | 600W(最大1200W) |
充電時間(AC電源) | 約1.6時間 |
充電時間(DC電源) | 約6時間 |
リバーマックスには「X-Steamテクノロジー」という機能があり、
消費電力が1200Wまでの機器を稼働できる
という特徴があります。
消費電力の大きい機器を稼働できるパワフルなポータブル電源
検証結果は、
ティファールの消費電力量が大きすぎて【エコフロー】リバーマックスでは湯沸かしできない
です。
今回の検証条件はこちら
バッテリ残量・・・50%
ティファールの湯量・・・0.5L
検証中は
常にリバーマックスの最大出力電力(600W)が出力され、「ウォーン」という動作音がなっている
という状態。
めちゃくちゃ頑張っている。。。
バッテリー残量が10%以下になったところで検証を中止しました。
お湯の状態は沸騰目前といった感じ
リバーマックスの充電を100%。ティファールには最低限の湯量(0.3Lくらい)
という条件ならば湯沸かしできると思います。
検証をしてみて、
ポータブル電源でティファールのような消費電力の大きい家電を稼働させるなら【エコフロー】リバーマックスよりも一回り容量の大きいタイプが必要
と感じました。
ポータブル電源でティファールを稼働させるメリットがこちら
- 停電したとき湯沸かしができる
- コンセントがない場所でも湯沸かしができる
- 0円で湯沸かしができる
めっちゃ魅力的!!!
「0円で湯沸かしをする」には、
ポータブル電源を電気代0円で充電する
必要があります。
どうやってポータブル電源を0円で充電するの?
と疑問に思った方は関連記事「ポータブル電源を使った超お手軽な節電方法」を参考にしてみてください。
【電気節約】ポータブル電源を使った超お手軽な節電方法~すぐ実践可能な方法を紹介~
ポータブル電源を節電用として普段使いする方法が詳しく解説されています。
ティファールの電気代を抑えるには
ポータブル電源を利用するよりも必要な湯量をしっかり調整して使う方が効果的
です。