「ノンフライヤーって電気代が高そう…」そんな心配をしていませんか?
実は、ノンフライヤーの電気代は1回たったの10円程度。
消費電力的には普段使っているトースターや電子レンジとそれほど変わらない検証結果になりました。
近年の電気代高騰により、
ノンフライヤーよりも従来通りの油を使った揚げ物調理の方がはるかに安上り!
と思っている方が多いのではないでしょうか。
実際のところ、
「ノンフライヤー調理での電気代」と「従来の油調理でのガス代」に金額差はほとんどありません。
この記事では、発生する電気代の具体的な数値とともに電気代を抑えるコツもご紹介します。
ノンフライヤー購入を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ノンフライヤーの電気代を徹底解説!気になる消費電力
ノンフライヤーの使用で発生する電気代は決して高くはありません。
使用中は常に1300W~1500Wの消費電力が発生するので、
ドライヤーを使い続けているのと変わらない電気が消費
されます。
ノンフライヤーの1回あたりの電気代は約10円
我が家では「カラーラ」というノンフライヤーを愛用しています。
スペックがこちら
重量・・・4kg
本体寸法・・・26.0×H31.5×D33.0cm
バスケット寸法・・・W19.5×H9.3×18.0cm
定格消費電力・・・1400W
「カラーラ」の特徴は、
油を使わずに揚げ物料理が作れる調理器具。脂肪分を最大83%カットできてカラっと仕上げることができる!
です。
使ってみた正直な感想は、
カラーラで調理した揚げ物はサラッとしていて油のギトギトを感じずらいのでヘルシー感がある。調理した後時間が経ってもベタベタにならないので、お弁当や晩酌のおかず調理として最高。
ただし、「今日は揚げ物をおかずにご飯をたらふく食べたい!」みたいなときは揚げ物を油を使った調理の方が確実に美味しい。
です。
メインのおかずは「カラーラ」で調理した唐揚げ!!!はちょっとイヤ
実際に「カラーラ」を稼働させたときの消費電力をワットモニターで測定してみました。
今回は、冷凍食品の唐揚げとフライドポテトの温めるときに発生する消費電力を測定
結果がこちら
消費電力は1100W~1400Wの間で常に変動。
21分間使い続けた消費電力量は0.25kWh
これを電気代に換算すると、
0.25kWh × 38.47円 / kWh = 9.6円
です。
電気代高騰の影響で上記で紹介している料金単価が上がっているので注意してください。
従来の揚げ物調理とノンフライヤー調理を比べてみると・・・
従来の油を使った揚げ物調理とノンフライヤーでの調理を比較すると、
ノンフライヤー調理で発生する電気代の方が2円~3円程度安い
という結果になりました。
さらに、
従来の油を使った揚げ物調理だと「油代がかかる」「調理後の清掃、油処理に手間がかかる」
などノンフライヤー調理にはないデメリットが追加されます。
コストや後処理を考えるとノンフライヤー調理の方が経済的
1ヶ月の電気代シミュレーション(週3回使用の場合)
一般的な家庭での使用頻度である週3回使用のケースで計算してみましょう。
1回10円の電気代で月12回使用すると、月額の電気代は約120円です。
これは1日のコーヒー1杯分にも満たない金額
ノンフライヤーは消費電力が大きくて電気代が高い!
と思われがちですが、年間に換算してしまえば気にするほどの金額ではありませんよね。
実測値で比較!家電別の電気代ランキング
様々な調理家電と比較することで、ノンフライヤーの経済性がより明確になります。
電子レンジやトースターとの電気代比較
電子レンジ(1回約7円)、トースター(1回約8円)の電気代と比べると、
ノンフライヤー(1回約10円)の電気代は若干高め
に感じます。
この金額の違いは、使用時間の長さの違いによるものです。
食パンを焼くときトースターの使用時間は2分~3分程度ですが、
ノンフライヤーで調理をするときは最低でも15分以上必要になります。
調理に必要な時間が長くなればなるほど電気代が高くなるのはあたりまえ!
他には、電気ケトルや温風調理器具などもノンフライヤーと同じくらいの消費電力が発生します。
熱を発生させる調理器具は消費電力が大きいので注意しましょう。
従来の油で揚げる方法とのコスト比較
従来の揚げ物調理では「ガスの使用」、「油の交換が必要」なので、
調理する分量にもよりますが、1回の調理あたりの実質コストは約12円~15円程度になります。
ノンフライヤーを使った調理に必要なのは電気のみ!
1回の調理で約10円程度の電気代が発生することを踏まえると、ノンフライヤーの方が経済的だといえます。
調理にかかる電気代とガス代はほぼ一緒
エアフライヤーの種類別消費電力の違い
市販されているノンフライヤーは、大きく分けて熱風循環式と遠赤外線式があります。
熱風循環式は1300W程度、遠赤外線式は1500W程度が平均的な消費電力です。
容量や機能によって若干の違いはありますが、電気代に大きな差はありません。
ノンフライヤーの電気代を抑える3つのコツ
効率的な使用方法を知ることで、さらに電気代の節約が可能です。
ここからは電気代を節約しつつ、上手にノンフライヤーを使うコツを紹介します。
予熱時間を最小限に抑える使い方のポイント
予熱の段階で消費電力が1000Wを超えてしまうので電気代が高くなってしまいます。
説明書やノンフライヤーレシピには「予熱は十分に行ってください」とありますが、
経験上、予熱は3分程度で十分
です。
余分な予熱は電気の無駄遣いになります。
また、連続で調理する場合は2回目以降の予熱を省略できるので、
ノンフライヤーを使う場合は「まとめ調理」がおすすめです。
効率的な調理で電気代を節約するコツ
食材は適度な大きさに切り分け、バスケットに詰めすぎないことが重要です。
適切な空気の循環が調理時間の短縮につながり、結果的に電気代の節約になります。
具体的には、バスケット容量の60%程度の量が最適です。
メニュー別の最適な温度と時間設定
から揚げなら180度で12分、フライドポテトなら200度で15分
というようにメニューごとに最適な調理設定があります。
これらを覚えておくことで、無駄な調理時間を省き結果として電気代の節約に繋がります。
ノンフライヤーのランニングコストまとめ
長期的な視点でノンフライヤーの経済性を確認していきましょう。
年間の電気代シミュレーション
ノンフライヤーを週3回使用の場合、年間の電気代は約1,200円です。
それに比べて、従来の揚げ物調理だと「油代」と「ガス代」の両方が必要になるので、
年間約1,500円以上の費用が必要になります。
ノンフライヤー調理の方が若干お得
実際のユーザーの声と評価
多くのユーザーが、
「思っていたより電気代が安くて驚いた」「油代の節約になって家計に優しい」
といった感想を寄せています。
特に、揚げ物好きの家族がいる家庭では導入後の経済効果を実感している声が多く聞かれます。
ですが、
近年電気代の高騰により、「ノンフライヤーを使った場合の費用」と「従来の揚げ物調理の費用」はさほど変わらない状況
になりつつあります。
かかる費用が同じなら、「ガツンと油を感じることができる従来の揚げ物調理がいい」という方が多いのではないでしょうか。
正直、私も従来の揚げ物調理の方が美味しいと思っています。。。
購入前に知っておきたい省エネのポイント
購入する際は、適切な容量選びが重要です。
大きすぎる容量は電気代の無駄に繋がるので注意しましょう。
2~3人家族なら3.5L程度、4~5人家族なら4.5L程度が最適です。
また、タイマー機能や温度調節機能が充実している機種を選ぶことで、より効率的な使用が可能になります。
このように、ノンフライヤーは初期費用こそかかりますが、
従来の油を使った揚げ物調理と比べてランニングコストがかかる訳ではありません。
「油を使わないのでヘルシー」「調理から時間が経ってもベチャベチャにならない」
というメリットがあります。
毎日お弁当を作っている!晩酌に冷凍食品をよく食べる!
というご家庭に最適の調理器具といえるでしょう。
ノンフライヤーの購入を考えているなら我が家で愛用している「カラーラ」よりも、
透明窓がある最新のフライヤー
がおすすめです。
今でも調理中にバスケットを何回も取り出して、
「もう出来上がったかな?」「全然まだだったーーー・・・」
という失敗を繰り返しています。
透明窓は必須機能です。