工事なしで簡単に取り付けられる室内用自動点灯ライトを導入したい!!
このように考える方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家では、
数種類の人感センサー付き自動点灯ライトを導入してめちゃくちゃ快適な生活
を送れるようになりました。
この記事では、電気設備の管理業務を行っている私が、
自動点灯ライトの選び方のポイントから具体的な商品の選定、取り付け方まで
初心者の方でも分かりやすく解説します。
工事費用をかけずに、理想の明るさと快適さを手に入れましょう。人気の取り付け場所別におすすめ商品もご紹介します。
目次
自動点灯ライト室内用の選び方!失敗しない4つのポイント
室内用の自動点灯ライトを選ぶ際は、4つの重要なポイントがあります。
これらのポイントを押さえることで、後悔のない選択が可能。
仕事柄いろんな電気設備を点検する私の経験を元に、特に重要な選び方のコツをご紹介します。
センサーの反応範囲と感度をチェック
自動点灯ライトの性能を決める最も重要な要素は、
人感センサーの性能
です。
一般的な室内用センサーライトの反応範囲は2〜5メートルですが、設置する場所に合わせて適切な範囲を選ぶことが大切です。
たとえば、玄関に設置する場合は広範囲(4〜5メートル)の検知が最適で、
玄関ドアを開けた瞬間から明るくなることで手荷物がある時でもスムーズに室内に入れるようになります。
一方、クローゼットなど狭い空間では反応範囲が2メートル程度のものを選ぶと、不要な点灯を防げぐことができます。
センサーの感度調整機能がついているモデルを選定すれば、
季節や時間帯によって明るさが変わる場所での微調整ができるので便利です。
電池式かコンセント式か、電源タイプで比較
電源タイプは、設置場所の状況に応じて選択する必要があります。
電池式は工事不要で場所を選ばず設置できる反面、定期的な電池交換が必要です。
一般的な単三電池を使用した場合、目安として1日10回の点灯で約6ヶ月間使用できます。
バックアップ照明としても活用できる利点があり階段や廊下など、安全面で重要な場所への設置がおすすめです。
一方、コンセント式はバッテリー切れの心配が不要で、より明るい照明を使用できます。
ただし、
設置場所がコンセント付近に限定されるため事前に設置したい場所にコンセントがあるか確認が必要です。
生活スタイルに合った電源タイプの照明を選定しましょう。
明るさ(ルーメン)と消費電力の関係
室内用自動点灯ライトの明るさは、活用シーンによって最適なものを選定しましょう。
一般的な目安として、
廊下やクローゼットなら200〜300ルーメン、キッチンや洗面所なら400〜600ルーメン
が適しています。
消費電力は、LEDライトの場合1ワットあたり約100ルーメンの明るさが得られます。
つまり、300ルーメンのライトなら3ワット程度の消費電力となり、従来の白熱電球と比べると約8分の1の消費電力で済みます。
省エネ性能を考えると、ルーメン/ワット比が高いものを選ぶと良いでしょう。
設置場所に合わせた形状とサイズ選び
設置場所に合わせた形状とサイズ選びはとても重要です。
たとえば、廊下やキッチンカウンター下には薄型のバータイプが適していて、天井からの高さを取らず空間を広く使うことができます。
クローゼットにはコンパクトな丸型や四角型が使いやすく、玄関には広範囲を照らせる多面発光タイプが便利です。
また、洗面所など水気のある場所には、防水・防湿機能(IPX4以上)付きの製品を選びましょう。
サイズ選びでは、設置面の大きさを事前に測っておくことがポイントです。
マグネットや両面テープで取り付ける場合は
設置面の強度が照明本体の重量に耐えられるか
を事前に調べておきましょう。
工事不要!おすすめの室内用自動点灯ライト4選
いろんな電気設備を点検してきた経験の中で、
特に評価の高い室内用自動点灯ライト
をご紹介します。
これらは全て工事不要で、DIYで設置可能な商品です。
価格と性能のバランスが良く、実際に多くのお客様から好評をいただいている製品を厳選しました。
玄関におすすめ!電池式コンパクトタイプ
玄関には、人感センサー機能付きダウンライトがおすすめです。
玄関は家の顔となる空間なので、デザイン性の高いスタイリッシュなものを選びましょう。
我が家で採用したダウンライトは、大光電機(DAIKO) 人感センサー付ダウンライト LEDです。
スタイリッシュでコスパも良い!!木目調の天井との相性抜群です。
電球色だと手元、足元が見えずらい!という方は、昼白色タイプの照明を選びましょう。
最新モデルには、
人が近づくと徐々に明るくなるフェード点灯機能がついていて、深夜の帰宅時でも急な明るさの変化で目が眩まない
というメリットがあります。
廊下や階段に最適な長細タイプ
廊下や階段には、人感センサー機能付きで明るさ調整ができる長細タイプが最適です。
足元灯は足元を均一に明るく照らせるため、安全な移動をサポートできます。
我が家が導入したライトは人感センサーライト Type-C充電式 マグネット付 20cmです。
この照明の特徴がこちら
- 電球色と昼白色の変更ができる
- 明るさを3段階で調整できる
- 人感センサーのON/OFFの切替ができる
- マグネットで取付できる
- Type-Cの充電式
夜中のトイレ移動では、
眩しすぎると目がくらんで危険なので明るさを最低限に調整
して活用しています。
布団の中での読書、階段下収納など、いろんな場面で使えます。
ちょっとした照明を増設したい!と考えている方にピッタリの照明です。
関連記事「人感センサーライトを後付けする方法」では、照明の設置方法を写真を使って詳しく解説されています。
人感センサーライトを簡単に後付けする方法【壁の穴あけ・工事不要】
クローゼット向け高輝度センサーライト
クローゼット用には、明るさ200ルーメン程度の高輝度LEDセンサーライトが最適です。
明るさが足りないと、クローゼット内の衣服や荷物がよく確認できない!という問題が発生してしまいます。
我が家が導入したライトはANOTEK LEDセンサーライト 人感センサー クローゼットです。
両面テープ、もしくはビス止めで固定する構造で誰でも簡単に取り付けることができます。
本体が軽量なので両面テープでもしっかり固定できますよ
電源は単三電池なので、
停電時でも使える!配線工事が不要!
という大きなメリットがあります。
キッチン下に取り付けられるバータイプ
キッチンのカウンター下には、収納の邪魔にならない薄型のライトバーが最適です。
薄型であればキッチン用品がどれだけ収納されていても問題ありません。
我が家で使っているのはX-AMISA 超薄型人感センサーライト マグネットです。
薄型なので邪魔にならないのはもちろん、長時間使えるバッテリーが搭載されていてとても使いやすい。
手を触れずに電源をON/OFFできるので衛生的に活用できます。
自動点灯ライトの取り付け方法を場所別に解説
自動点灯ライトの取り付けは、正しい方法で行うことで耐久性と安全性を大きく向上させることができます。
ここからは、
確実な取り付け方法とそれぞれの注意点
を解説していきます。
どの取り付け方法でも、必ず説明書を読んでから作業を始めてください。
マグネット式の設置手順と注意点
マグネット式は最も手軽な取り付け方法です。
ただし、設置面が磁石に反応する金属であることが前提となります。
木製の壁や天井には取付できません。
取り付けの際は、
まずマグネットの密着力を最大限に発揮させるために設置面の汚れや油分をアルコールなどでしっかり拭き取りましょう。
次に、付属の金属プレートを両面テープで貼り付ける場合は、気泡が入らないようにゆっくりと押し付けます。
こんな感じ
マグネットの強度は製品重量の3倍以上あるものを選ぶと安心です。
特に、天井に取り付ける場合は、落下防止の安全ワイヤーが付属している製品を使用しましょう。
両面テープでの取り付け方と剥がし方
両面テープでの取り付けは、あらゆる場所に対応できる便利な方法です。
ただし、耐荷重や経年劣化を考慮する必要があります。
まず、設置面の汚れや油分を中性洗剤で洗い、その後アルコールで拭き取ります。表面が完全に乾いてから作業を始めることが重要です。
両面テープは、気温が15度以上の環境で貼ることが推奨されています。
寒い時期は、ドライヤーなどで温めながら貼ると接着力が高めることが可能です。
剥がす際は、ヘアドライヤーで温めながらゆっくりと剥がすことで、壁紙や塗装を傷めにくくなります。
ネジ固定による確実な設置方法
最も確実な取り付け方法は、やはりネジ固定です。
特に重量のある製品や、頻繁に電池交換が必要な場所には、ネジ固定式がおすすめ。
まず、水平器を使って取り付け位置に印をつけます。
壁に下穴を開ける際は、必ず壁の構造材やケーブルの位置を確認しましょう。
石膏ボードなど強度が不安な壁には、必ずプラスチックアンカーを使用します。
アンカーは製品重量の3倍以上の耐荷重があるものを選びましょう。
ネジの締め付けは、適度な強さで行い締めすぎて製品本体を変形させないよう注意が必要です。
よくある疑問と対処法|使用者の声から解決策を紹介
自動点灯ライトは便利な反面、いくつかの悩みや疑問点が出てくるものです。
ここでは、実際によくお客様からいただく質問とその解決策をご紹介します。
ちょっとした設定や使い方の工夫で、より快適に使用できるようになるのでチェックしてみてください。
意図しない点灯を防ぐ設定方法
不要な点灯が気になる場合は、まずセンサーの感度設定を見直しましょう。
多くの製品には感度調整機能が付いていて、
昼間の明るい時間帯は自動で消灯する「明るさセンサー」の設定値を調整することで
無駄な点灯を減らすことができます。
また、エアコンの風や小動物の動きで点灯する場合はセンサーの向きを少し変えてみましょう。
最近の製品には、ペットの誤検知を防ぐ機能が搭載されているものもあります。
これは、床から50cm以下の動きを検知しないよう設定できる便利な機能です。
生活スタイルに合ったセンサーが搭載されたライトを選びましょう。
電池の交換時期と長持ちさせるコツ
電池の交換時期は使用頻度によって大きく変わります。
一般的な目安として、1日10回の点灯で約6ヶ月間使い続けることが可能。
ただし、これは室温20度前後の環境での数値です。
寒い場所では電池の消耗が早くなるため、より頻繁な交換が必要になります。
電池を長持ちさせるコツは、
良質なアルカリ電池を使用し、点灯時間の設定を必要最小限にすること
です。
このような対策で大幅に電池寿命を延ばすことができます。
センサーの反応が悪くなった時の対処法
センサーの反応が悪くなる主な原因はセンサー部分の汚れです。
定期的に柔らかい布で優しく拭き取ることで感度が回復することがあります。
特に、キッチンなど油汚れが付きやすい場所では、月1回程度の清掃をしましょう。
また、センサーに直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所では、誤作動の原因となることがあるので注意が必要です。
その場合は、設置場所を少し変えるか、センサーの向きを調整することで改善できます。
製品の寿命は約5年が目安ですが、適切なお手入れで寿命を大きく伸ばすことが可能です。