ポータブル電源を普段使いする方法【節電効果の高いアイデア6選】

 

ポータブル電源を普段遣いするにはどのような方法があるの?

 

こんな疑問にお答えします。

 

この記事では、

節電目的でポータブル電源に貯めた電気を消費するための上手な使い方

をご紹介しています。

 

ソーラーパネルや車のシガーソケットを使えば、実質0円でポータブル電源を充電することができます。

 

0円で充電した電気を日常生活で消費することができれば節電につながるのではないか!?

と思い、ポータブル電源を普段遣いする方法を模索してみました。

 

この記事では節電効果の高いポータブル電源の使い方をご紹介しています。

 

検証のために利用したポータブル電源はJVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB37-CAです。

JVC BN-RB37-CAがどのようなポータブル電源かと言うと、

コンパクトで持ち運びしやすいのでめちゃくちゃ使いやすい。でも容量が少ないので消費電力が大きい家電は使えない!というデメリットがある

です。

 

容量が少ないかわりに価格が安いので、初めてポータブル電源を購入するという方におすすめです。

 

下記の記事では、JVCポータブル電源 BN-RB37-CAを使ってみた感想を詳しくご紹介しています。

ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)を使ってみた正直な感想

 

ポータブル電源選びで迷っている!という方は是非レビュー記事を参考にしてみてください。

 

 

テレビに接続する

我が家で使っている42型テレビの消費電力は約150W

テレビの電源を切っているときの消費電力は45W

 

BN-RB-37-CAは200Wまでの家電製品を継続して使うことができ、我が家のテレビの消費電力はBN-RB-37-CAで使えるギリギリの消費電力ということになります。

 

消費電力が150Wのテレビの場合、継続して利用できるのは約2.5時間。

 

テレビって意外と消費電力が大きい

 

ポータブル電源に貯めた電気を効率的に消費できる方法ですが、テレビをずーっと付けっぱなしにする!という方には不向きな方法です。

 

ポータブル電源を使って節電に取り組もうと思い立った当初、頻繁にポータブル電源を使ってテレビを稼働させていました。

ポータブル電源の充放電を何回も繰り返し行ったので、かなりの節電効果があったと思います。

ですが、完全に電源を落とす回数が増えるのでテレビの寿命を早めてしまう恐れがあると感じたので今は実践していません。

コンセントを頻繁に抜差ししても問題がないテレビであれば、かなり効果的な節電方法です。

 

扇風機やサーキュレーターに接続する

 

扇風機の消費電力は80W

サーキュレーターの消費電力は10W

 

夏場は扇風機とサーキュレーターをずっと回しているのですが、必ずポータブル電源を使っています。

 

0円で涼むことができるって最高ー

 

持ち運び可能なサーキュレーターは涼む以外にいろんな用途で使えます。

  • 押し入れの奥や納戸のような空気がこもる場所の換気
  • 洗濯物や濡れた靴の乾燥
  • 雨によって濡れた傘や玄関の乾燥

ちょっとだけ乾かしたいなぁーというときにめちゃくちゃ便利です。

 

私が愛用しているサーキュレーターはKEYNICE サーキュレーターです。

 

安価なのに使い勝手がよく、ポータブル電源との相性は抜群

 

ノートパソコン、モバイルプリンターを充電する

 

ノートパソコンの消費電力は60w

モバイルプリンターの 消費電力は40W

 

仕事の関係上、ノートパソコンや モバイル プリンターを持ち運んで使用しています。

ポータブル電源とセットで持ち運んぶことで外出先でノートパソコンやモバイルプリンターの充電がなくなる心配がありません

外出先で100Vの電源が必要になることがあるという方は、持ち運びに便利なサイズのポータブル電源がおすすめです。

 

個人的に、ポータブル電源の重さが4kg以上になってしまうと持ち運ぶことがストレスとなってしまう!と感じています。

ポータブル電源の使用目的が「100Vの電源を持ち運ぶ」であれば、重さ4kgを目安に検討してみてください。

 

コードレス掃除機や電動自転車のバッテリーを充電する

コードレス掃除機充電するための消費電力は50W

電動自転車のバッテリーを充電するための消費電力は40W

 

コードレスタイプの家電製品はあらかじめバッテリーを充電して利用することになります。

 

これがどういうことかというと、

家電製品を稼働するときに必要となる消費電力よりも小さい電力を時間かけて充電する

   

容量の小さいポータブル電源でも掃除機や電動自転車を稼働することが可能

です。

 

近年、バッテリー技術の進歩のおかげでコードレスタイプの家電製品が増えています。

ポータブル電源を使ってバッテリーを充電することで実質0円で家電を使うことが可能です。

 

ポータブル電源を購入してから我が家の掃除機は0円で稼働しています。

 

スマホやタブレットを充電する

スマホを充電するための消費電力は 8 W

タブレットを充電するための消費電力は15 W

 

ポータブル電源を普段使いしようと考えたとき、一番最初に思いつくのが「スマホやタブレットの充電」ではないでしょうか。

 

最も手軽にポータブル電源を活用できる方法なのですが、消費電力が低いので節電効果はあまり高くありません

 

1回の充電で1円にも満たない節電効果しかないのですが 「塵も積もれば山となる」 という言葉の通り 、 1ヶ月、1年、10年継続すれば数百円の節電効果があります。

 

既にポータブル電源を持っているけど日頃使っていない!という方はスマホやタブレットの充電に利用してみてください。

 

照明回線に接続する(回線改修が必要)

 

照明10畳用の消費電力は40W

 

照明1灯あたりの消費電力はさほど高くないので節電効果は低いのでは?と思われがちですが、 照明は使用時間が長く使用電力量が大きくなるので節電効果が高いと考えています。

 

使用電力量の考え方はこんな感じ

・照明を5時間使った時の使用電力量

40W × 5時間 = 200Wh

 

・ドライヤーを5分使った時の使用電力量

1500W × 5分 ÷ 60 = 125Wh

 

ドライヤーを5分使うよりも照明を5時間使い続けた方が使用電力量が高い

ということになります。

 

長時間稼働する照明をポータブル電源で使うことができれば節電効果が高いということが判明しました。

 

ここで問題となるのが、

ポータブル電源でどうやって照明を点灯させるか

ということです。

 

照明の回線はスイッチやブレーカーと繋がっているのでコンセントを差し替えて点灯させるいということができません

ポータブル電源を使って照明を点灯させるには回線の改修が必要になります。

 

 

改修の内容はこんな感じ

・照明回線のブレーカーに直接ポータブル電源をつなげる

・照明回線にコンセントを増設し、増設したコンセントにポータブル電源をつなげる

 

どちらの方法も電力会社と電気とポータブルをぶつけてしまう恐れがあるのでとても危険です。

ですが、理論上できなくはない方法なのでしっかり勉強して自己責任で実施するようにしてください。

ちなみに、自ら回線改修を行う場合電気工事士の資格が必要です。

 

私は電気工事屋さんにお願いして「照明回線にコンセントを増設し、増設したコンセントにポータブル電源をつなげる」方法で節電を行っています。

本気で節電に取り組みたい!という方は是非挑戦してみてください。

 

ポータブル電源を使って節電することは十分可能

 

ポータブル電源は電気を持ち運ぶことができてアウトドアやキャンプ、災害時に使うもの!というイメージが強いと思いますが、節電として利用することも十分可能です。

私は車のシガーソケットでの充電に加えて、自作太陽光発電システムで発電した電気を使ってポータブル電源を充電しています。

 

実質0円でポータブル電源を充電

 

0円で充電したポータブル電源の電気を日常生活で消費する電気に使うことができれば節電に繋がります。

 

ポータブル電源に貯めた電気を普段使いしないのはめちゃくちゃ勿体無い

 

ポータブル電源を使って節電をするには、

ポータブル電源の電気を使って日常生活で使っている家電をどうやって稼働させるか!

が一番のポイントになります。

 

是非この記事で紹介した方法を参考にポータブル電源有効活用してみてください。

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