JVCポータブル電源で使用できる電化製品を徹底的に調べてみた

ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)で使える電化製品が知りたい。

 

こんな疑問にお答えします。

 

この記事では、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)使って我が家にある電化製品を片っ端から稼働させた結果を掲載しています。

 

ポータブル電源の容量と電化製品の消費電力を考慮すれば、稼働させられる製品がわかるのでは?

 

このように思われた方もいらっしゃると思いますが、

実際に試してみないと気が済まない性格

なのでやってみました。

 

実際に電化製品の仕様上使えると思っていたものが使えない!という結果も出ています。

 

実際に試してみないと納得いかないことってありますよね

 

これからポータブル電源を購入しようと考えている方は是非参考にしてみてください。

 

ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)の特徴

JVC公式ホームページより

 

使えた電化製品、使えなかった電化製品の結果発表の前に、今回使用したポータブル電源JVC(BN-RB-37C)について紹介させてください。

BN-RB-37Cは、持ち運びに便利なコンパクトタイプのポータブル電源です。

そのため、消費電力が大きい電化製品(ドライヤーや電子レンジなど)の使用目的ではなく、電気のない場所でコンセント1個分のちょっとした電気を使いたい!というときに活躍するポータブル電源です。

BN-RB-37Cの主な仕様

充電池容量375Wh
質量3.6Kg
AC出力コンセント1口 100V/2A(200W)
USB出力Aタイプ×2口 DC5V/2.4A
DC出力シガーソケット×1口 DC12V/10A
充電時間約12.5時間(ACアダプター使用時)

実際に使ってみた率直な感想は以下のようになります。

 

  •  頻繁に持ち運びしても苦にならない丁度いい重さ
  • 電気代節約、省エネとして利用するには出力がもの足りない
  • 専門的な電気検査用電源としても使える

 

私は、車に積み込んで照明用、パソコンの電源用として利用しています。

感想を一言でいうと、持ち運びしやすいサイズ感に大満足!です。

容量を大きくして3.6Kg以上の質量になってしまうと持ち運びにストレスを感じてしまうので、BN-RB-37Cが丁度よく私の使い方にピッタリだと感じています。

ポータブル電源で稼働させた電化製品

さっそく、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)で稼働させた電化製品をご紹介していきます。

今回稼働させてみた電化製品と稼働結果がこちら

稼働させた電化製品稼働結果
サーキュレータ
ノートパソコン
モバイルプリンター
家庭用シュレッダー
パネルヒーター×
LED照明
ドライヤー×
Hikokiバッテリー充電×

比較的消費電力の大きい電化製品は稼働させることができないという結果になりました。

稼働させたとき、ポータブル電源がどのような状態になるのか詳しくご紹介していきます。

KEYNICEのサーキュレーター

KEYNICEはサーキュレーター以外にも卓上扇風機や冷却ファン、セラミックヒーターなどの電化製品を扱っていて、「高品質なのに低価格」というイメージがあります。

USB電源で空調関係の電化製品を購入する場合、まずはKEYNICEで検索がおすすめ

 

今回試したサーキュレーターの主な仕様

定格入力5V,1000mA
消費電力4W
質量600g

 

ポータブル電源を使ってサーキュレーターを稼働させた状況がこちら

 

 

最も電力使用する「強風&首振り」の状況で2Wと表示されていて、全然電気を消費していないことがわかります。

ポータブル電源とサーキュレータの組み合わせは最強だと思っていて、我が家ではかなり使用頻度の高い組み合わせです。

  •  雨の日、濡れた玄関を乾かす
  • 洗濯物が乾きにくい日に利用
  • 天日干ししている洗濯ものに送風

持ち運びに便利なJVC(BN-RB-37C)があれば、なにかと便利なサーキュレータをどこでも稼働させることができます。

 

LENOBO ノートパソコン

 

数あるパソコンメーカーの中でもLenovoは比較的安めの価格設定になっています。

 

私が使っているノートパソコンの主な仕様

メモリ容量8 GB
ストレージSSD 512 GB
OSWindows 11 Pro 64bit
サイズ約 313.5×222.2×18.2mm 

 

これだけのスペックなのに10万円を切るのは凄いと思います

 

SSD搭載のため、アプリの起動やOfficeの動作が非常に早くノーストレスで作業することができます。

ノートパソコンを持ち運ぶことが多い、電源を付けたり消したりすることが多い、という使い方をする方におすすめです。

 

ポータブル電源を使ってノートパソコンを充電させている状況がこちら

 

 

パソコンの充電がない状況でポータブル電源に接続すると、68Wと表示されています。

ポータブル電源の容量が100%→70%になったあたりでノートパソコンの充電が完了

 

思っていたより消費電力が大きいことが判明しました

 

モバイルプリンター EPSON PX-S06B

 

仕事でモバイルプリンターを持ち歩いていて、外出先で書類をプリントアウトしてお客さんに提出する!という使い方をしています。

 

EPSON PX-S06Bの主な仕様

本体サイズ約309×61×159mm
重量約1.7kg
消費電力(非充電時)約12W
消費電力(内蔵バッテリー充電時)約16W

 

内蔵バッテリー、wifi機能が搭載されているので完全コードレスでプリントすることができます。

 

なので、電源コードやPCとプリンターを接続するコードを忘れても問題なし

パソコンと用紙があれば外出先で書類を印刷できるなんて凄い

 

外出先でプリンターのバッテリー充電がなくなると書類の印刷を諦めていたのですが、ポータブル電源を持ち運ぶようになってからこの心配は必要なくなりました。

モバイルプリンターを使って現場や取引先で書類をプリントアウトするという方はポータブル電源も一緒に持ち運ぶことをおすすめします。

 

ポータブル電源を使ってモバイルプリンターを充電させている状況がこちら

 

 

モバイルプリンターの充電がない状況で充電すると、14Wと表示されています。

100%→80%になったあたりで充電が完了します。

 

家庭用シュレッダー

仕事で使用しているシュレッダーはアイリスオーヤマの家庭用シュレッダーです。

 

アイリスオーヤマ家庭用シュレッダーの主な仕様

電源電圧AC100V
定格消費電力90W
質量5.6Kg
投入幅紙投入部:220mm、ディスク投入部:120mm

低価格で性能の良いシュレッダーが欲しいという方におすすめのシュレッダーです。

 

使い始めた当初、細断した紙くずが溜まっていくゴミ箱を引き出すときちょっと引っかかる感じや、戻すときの収まりが悪い感じが気になりましたが今は全然気にならなくなりました。

 

価格を考えると十分すぎるスペック

 

動作音が静かで紙詰まりが起きにくいので、ストレスなく利用させてもらっています。

 

ポータブル電源を使ってシュレッダーを稼働させている状況がこちら

 

A4サイズの書類3枚を裁断すると、37Wと表示されます。

モーターに負荷がかかり瞬時に大きい電力が必要になるのでは?と思っていたのですが、37W以上上がることはありませんでした。

 

電気パネルヒーター300W

電気パネルヒーターは、デスクワークのとき足元を温める目的で使用しています。

ホァっと空気を温めてくれるので、身体の一カ所だけ熱くなるようなことはありません。

デスク下やトイレ、脱衣所など狭い空間を温めるのに適した暖房器具です。

 

電気パネルヒーターの主な仕

電源電圧AC100V
消費電力300W
重量2Kg
素材スチール
サイズ幅28×奥行8×高さ24cm

 

パネルヒーターには、壁に固定するタイプや持ち運びできるタイプなどいろんな種類の商品が販売されています。

どのような場面で利用するのかをしっかり考える必要があります。

 

個人的には移動できるパネルヒーターは使い勝手がよくおすすめです

 

ポータブル電源を使ってシュレッダーを稼働させている状況がこちら

 

結果は、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)ではパネルヒーターを稼働させることはできませんでした

パネルヒーターの消費電力が300Wということで、JVC(BN-RB-37C)の常時200Wという使用可能電力を超えてしまっています

 

パネルヒーターの電源ランプは1秒~2秒くらい点灯して稼働させようとするのですが、すぐに停止。数秒後再度稼働させようと電気が供給されるも、1秒~2秒くらいで停止

これの繰り返しになります。

 

稼働→停止の繰り返しは電化製品にもポータブル電源にも負荷をかけてしまう行為なので挑戦するのはおすすめできません。

 

今回は実験のつもりで試してみたのですが、もうやりません。

 

LED防犯灯

防犯灯の主な仕様

電源電圧AC100V
重量0.6Kg
消費電力8.9W
光源寿命60,000時間
光束8.7ルーメン

 

今回試したLED照明は会社の同僚からもらったもので、配線にコンセントのプラグが付いていて、コンセントの100Vで使えるよう改造されています。

型が古いタイプで、「消費電力36W」と明記されている照明で試してみました。

 

ポータブル電源を使ってLED照明を稼働させている状況がこちら

 

 

ポータブル電源には42Wと表示されていますが、LED照明本体に表記されている消費電力は36Wです。

 

ちょっと誤差があるようです。

 

ずーっとポータブル電源の表示画面を見ていると、33W~42Wの間で値が変動していました。

現在、消費電力が10W程度でかなり明るいLED照明が数多く販売されているので、ポータブル電源と組み合わせて使用することで停電が発生した災害時、キャンプのときに大活躍すること間違いなし

 

ドライヤー パナソニック ナノケア

我が家は、威力が強くすぐ髪の毛が乾くと評判のパナソニックのナノケアドライヤー を使っています。

パナソニックナノケアドライヤーの主な仕様

電源電圧AC100V
消費電力1200W(ターボ時)
風量1.3立方メートル
質量475g
本体サイズ21.7×15.7×7.9cm

ターボ時の消費電力は1200Wもあるのでポータブル電源では使えないと理解できるのですが、一番威力の弱いモードでは使えるのではないか?と思い今回試してみました。

 

かなり威力が強いドライヤーなので、もともと一番威力の強いターボモードを使うことは滅多にないので、

ポータブル電源で一番弱いモードを稼働させることができれば、キャンプや旅行の時に使えるのでは?

という思いから今回実験してみました。。

 

ポータブル電源を使ってドライヤーを稼働させている状況がこちら

 

結果は、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)ではドライヤーを稼働させることはできませんでした

一番弱いモードで稼働させても1秒から2秒くらで電気の供給が停止、ドライヤーも止まってしまいます。

 

一番弱いモードでも200W以上の消費電力がある!ということですね。。

 

Hikoki急速充電器

 

私は仕事の関係上、電動工具をHikokiで揃えています。

 

マキタとHikokiでめちゃくちゃ迷ったんですが、勢いのあるHikokiにしました。

マキタとHikokiでめちゃくちゃ迷ったんですが、勢いのあるHikokiにしました。

 

電動工具の中でも、一番のおすすめがコードレスブロワです。

 

仕事で使うために購入したのですが、家の掃除でも大活躍

  • 車庫の掃除
  • 押入れの掃除
  • 車の掃除
  • 窓の冊子の掃除
  • バーベキューの炭おこし

勢いのある風で埃やゴミを飛ばすことができます。

日常生活で電動工具なんて使わない!という方でも、掃除のためにブロワーを購入するのは全然アリだと思います。

ちょっと脱線してしまいましたが、さっほくHikokiバッテリーの充電の様子をご紹介します。

 

 

結果は、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)ではHikokiの急速充電器でバッテリーを充電することはできませんでした。

 

充電器の仕様を確認してみると、消費電流4Aとあり、消費電力に換算してみると400Wが必要というこになります。

JVCポータブル電源(BN-RB-37C)は常時200Wまでの仕様になっているので、充電できないのも納得です。

 

なにごとも実際に試してみるのが大切ですよね。

 

いろんな家電製品をJVCで使ってみた感想

 

おおむね、ポータブル電源JVC(BN-RB-37C)の使用可能な電力量と家電製品に明記されている電力量通りだったので、予想通りの結果でした。

 

200W以上の電力を消費する家電製品は使えないということですね!

個人的にはHikokiのバッテリーを充電できない!のが意外でした。

バッテリー充電器の使用電力量を見てみると、400Wくらいの電力が必要ということだったのであたりまえと言えばあたりまえ。

バッテリーの充電くらいできるだろう!と安易な思い込みはいけませんね、、

 

ポータブル電源を購入するときは、

ポータブル電源でどんな電気製品を使うのか

をしっかり計画する必要があります。

 

私は、車でノートパソコンやモバイルプリンターの充電用としてポータブル電源JVC(BN-RB-37C)を選定。使ってみた結果はめちゃくちゃ大満足です。

持ち運びしやすく、それなりの容量があるので、ノーストレス利用させてもらっています。

 

もっと容量の大きい電源にすればよかった、この電化製品使えると思ったのに使えなかった、、という失敗がないようしっかり計画してみてはいかがでしょうか。

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