コンセンの差しっぱなしで生じる電気代は?驚きの検証結果をご紹介

 

コンセントを差しっぱなしにするとどれくらいの電気代がかかるの?

 

こんな疑問にお答えします。

 

結果は、

機器によって変わるけど待機電力が発生して電気代が発生する

です。

 

コンセントを頻繁に抜き差しするのはめんどうなので差しっぱなしにしてしまいがちですが、

確実に無駄な電気を消費しています。

 

節電において「使わないコンセントをこまめに抜き差しすること」は必須事項です。

 

この記事では、下記の機器を使って「コンセントの差しっぱなしで生じる電気代」の検証を行いました。

  • ノートパソコンの充電
  • モバイルプリンターの充電
  • スマホの充電
  • 家庭用シュレッダー
  • 42型テレビ

 

意外と電気を無駄に消費していた。。。

 

無駄に消費している電気を節電したい!と考える方は是非参考にしてみてください。

 

コンセントの差しっぱなしで発生する電気代

 

コンセントの差しっぱなしで発生する電気代は接続する機器によって異なります

 

そこで、

よくコンセントを差しっぱなしにしてしまいがちな家電製品の電気代

を測定したので結果をご紹介します。

 

ノートパソコンの充電

 

ノートパソコンは充電が完了した後コンセントを抜き忘れてしまう代表的な機器です。

 

測定した結果がこちら

充電が溜まっていない状態では約12W

充電が溜まった状態では約6W

 

 

ノートパソコンを満充電するのに必要な時間は約3時間。電気代に換算すると以下のようになります。

 

3時間充電したときにかかる電気代・・・約1.4円

充電が完了したあと24時間にかかる電気代・・・約5.5円

 

充電に必要な電気代よりもコンセントを差しっぱなしにして1日放置したときの電気代の方が高い

という結果になりました。

 

コンセントの挿しっぱなしで発生する電気代は比較的高め!だと感じています。

 

充電が完了したのにコンセントに差しっぱなしにしている方は無駄な電気を消費している可能性が高いので注意してください。

 

モバイルプリンターの充電

 

モバイルプリンターは仕事上ノートパソコンと一緒に持ち歩いて使用しているので電気代の検証してみました。

 

測定した結果がこちら

充電が溜まっていない状態では約11W

充電が溜まった状態では0W

 

 

充電完了後コンセントを差しっぱなしにしても電気代が発生しない

という結果になります。

 

ちなみに、

パナソニックのモバイルプリンターは2時間程度で満充電することができるので

充電に必要な電気代は約0.9円

 

ノートパソコンと同じくらいの重量なのに電気代が全然違う

 

スマホの充電

 

スマホはコンセントを差しっぱなしにしてしまいがちな代表機器と言えます。

 

測定した結果がこちら

充電が溜まっていない状態では約8W

充電が溜まった状態では約3W

 

 

スマホの充電に必要な時間は約4時間。電気代に換算すると以下のようになります。

 

4時間充電したときにかかる電気代・・・約1.2円

充電完了後、24時間放置した場合発生する電気代・・・約2.8円

 

ノートパソコンと同様に

充電に必要な電気代よりもコンセントを差しっぱなしにして1日放置したときの電気代の方が高い

という結果になりました。

 

コンセントを差したままスマホを操作した場合、電気はもっと消費してしまいます。

 

意外と電気代がかかっていることに驚き

 

家庭用シュレッダー

 

我が家では常に家庭用シュレッダーをコンセントに接続。

廃紙が出たときすぐにシュレッダーできる状態で使用しています。

シュレッダーはどれくらいの電気代が発生するのだろう。。

 

測定した結果がこちら

シュレッダー稼働中は約20W

シュレッダー停止中は0W

 

稼働中に20Wの消費電力が発生するものの数秒で作業が終わりシュレッダーは停止状態になるので消費電力量は微々たるものです。

なので、電気代はほとんど発生しない!

ということになります。

 

42型テレビ

 

テレビはコンセントを差しっぱなしにして使用する代表機器です。

テレビのコンセントを抜差しして節電対策を行っている方は滅多にいないのではないでしょうか。

 

測定した結果がこちら

テレビの稼働中・・・約100W

テレビの停止中・・・約5W

 

電気代に換算すると以下のようになります。

24時間テレビをつけっぱなしにしたときの電気代・・・約92.4円

24時間テレビをつけないときの電気代・・・約4.6円

 

テレビをつけずにコンセントを差しっぱなしにしているだけで1日約5円もの電気代が発生

していることになります。

 

テレビを滅多につけない!予約録画もしない!という方はコンセントを抜いてしまいましょう。

 

下記の記事では、「テレビの電気代を徹底分析」した結果が紹介されています。

テレビの電気代を徹底分析【実際の消費電力からリアルな金額を算出】

 

画面を暗くしただけで電気代が安くなる!といった衝撃の内容も紹介されているので併せて確認してみてください。

 

電気代の測定方法

 

電気代はワットモニターで消費電力量を測定して算出しています。

使用するワットモニターがこちら

 

電気代の算出に必要な「消費電力(W)」、「消費電力量(Wh)」、「時間」を測定することができます。

 

電気代を算出する計算式がこちら

電気代 = 消費電力量(Wh) × 単価0.0385(円/Wh)

 

コンセントに接続する機器単体の電気代を簡単に求めることができるので

この家電製品の電気代が気になる!

という方におすすめです。

 

下記の記事では、電気代の算出方法がもっと詳しく解説されています。

電気代が高い家電製品トップ5(リアルな電気代を公開)

 

本格的な節電を実施するなら現状の把握は必須

 

コンセントの差しっぱなしで電気代が発生する仕組み

 

コンセントの差しっぱなしで電気代が発生する仕組みをご紹介していきます。

 

結論を先にいうと、

コンセントを差すことで電流が流れてしまうから電気代が発生する

です。

 

では、なぜ機器によって電流が流れるものと流れないものがあるのでしょうか。

 

電流が流れるには常に電圧がかかっているコンセントに負荷となる機器が接続される必要があります。

 

この「負荷」が「スマホ」や「テレビ」ということです。

 

電流が流れると、

電圧 × 電流 = 電力 となり電気代が発生するという仕組みです。

 

コンセントだけを考えた場合、

コンセントには常に電圧がかかっていますが、負荷を接続しない限り電流が流れることはありません。

 

電流が流れる道となる「負荷」がないから

 

計算式で表すとこんな感じ

電圧 × 電流 (0A)= 電力 (0W)

 

電力(0W)は電気代0円

 

コンセントを差しているだけで電気代が発生してしまう機器の特徴がこちら

  • 使用していなくても何かしらの処理をしているもの
  • バッテリーが内臓されているもの
  • 交流電圧と直流電圧を変換するもの

これらの機器は

コンセントを差しっぱなしにしているだけで電流がながれてしまい電気代が発生する可能性が高い

ので注意が必要です。

 

コンセントの抜差しは立派な節電対策

 

コンセントをこまめに抜差しする行為は立派な節電対策です。

 

我が家では以下の家電製品のコンセントをこまめに抜き差しするようにしています。

  • ポータブルストーブ
  • エアコン
  • スマホ充電器
  • ノートパソコン充電器
  • プリンター
  • 加湿器、除湿器

 

めんどうだけど節電のためには仕方ない

 

コンセントを抜差しすることで1日数円の節電効果

があります。

 

塵も積もれば結構な金額になるはず

 

ですが、

節電を意識しすぎて問題が発生してしまうことがあるので注意が必要です。

特に注意が必要な家電製品がこちら

  • 冷蔵庫
  • デスクトップ型のパソコン
  • テレビ
  • 電気温水器

これらの機器は

常に電気を通電させておかなければ正常に動作しない

可能性があります。

 

我が家ではテレビを見る機会が減ったのでコンセントをこまめに抜き差しして節電を行っていましたが、

子どもが予約録画していたアニメ番組が録画されなかった

というトラブルが発生してしまいました。

 

ちゃんと予約してたのにありえないーー

 

「タイマーで稼働する」「電源を切ってもなにかしらの処理をする」ような家電製品のコンセントは抜差ししない方がいいと思います。

 

電気をストップさせても問題のない電化製品をあらかじめ把握しておくことが重要です。

 

こまめにコンセントを抜き挿しして電気代節約に努めましょうー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です