ポータブル電源でドライヤーを一週間使い続けるとどれくらい節電になるの?
こんな疑問にお答えします。
我が家で使っているポータブル電源は「エコフローのリバーマックス」、ドライヤーは「PnasonicのEH-NA96」です 。
この組み合わせで一週間ドライヤーを使い続けてみました。
節電できた金額を先にご紹介すると、
一週間で約18.4円の節電ができた!
ができました。
継続すれば結構節電になる!!
この記事では、
「ポータブル電源でドライヤーを使用したときの節電効果」や「ポータブル電源を節電用として利用する方法」
をご紹介していきます。
目次
ポータブル電源でドライヤーを使用したときの節電効果
我が家は、父、母、娘、息子の四人家族。
家族全員のドライヤーの使用時間は1日約30分程度です。
女性陣の使用時間が長い。。。
このような環境でドライヤーを使用したときの消費電力量は1日あたり約0.06kwh。
一週間計測した結果は0.52khwでした。
これを電気代に換算すると約18.4円となります。
(消費電力量0.52kWh × 料金単価35.35円 / Kwh = 18.4円)
ドライヤーは消費電力の大きいので電気代がかかる
ドライヤーが使えるポータブル電源の選び方
ポータブル電源でドライヤーを使うには、
ポータブル電源の出力容量がドライヤーを使えるだけ高出力なのか
を確認する必要があります。
ドライヤーの消費電力は一般的に1100Wから1400Wなので、
余裕を持って出力容量2000Wのポータブル電源があればドライヤーを使うことができます。
ですが、
我が家で愛用しているエコフローリバーマックスの出力容量は600W。
容量が足りてないのにどうやって使っているの?
出力容量が小さいポータブル電源で消費電力の大きいドライヤーを稼働させるには、
温風モードではなく送風モードで使用する
です。
こんな感じ
Panasonicのドライヤーは「SCALP」や「SKIN」が送風モード。
温風モードの消費電力は1200W以上発生してしまうので定格出力600Wのポータブル電源では稼働させることができません。
しかし、送風モードは消費電力が400W~500Wの程度なので問題なく稼働させることができます。
我が家では、
髪の毛や地肌へのダメージを抑えるために送風モードで髪を乾かしていた
ので温風モードが使えないストレスは全くありませんでした。
温風モードでいっきに乾燥させたい方には不向きな方法かも。。。
ポータブル電源を有効活用しつつ髪の毛へのダメージを最小限に抑えたい!
という方は送風モードを積極的に利用してください。
ポータブル電源で電気代を節約する方法
ポータブル電源を節電用として利用する方法がこちら
- 家のコンセントを使わずポータブル電源を充電する
- ポータブル電源で家電を使用する
たったこれだけです。
「ソーラーパネル充電」または「車のシガーソケット充電」をすれば、
電気代をかけずに充電できるのでポータブル電源を節電用として活用できます。
ポータブル電源はキャンプや屋外で使用するもの!
と思われがちですが、「節電用」「非常用の電気」としても利用可能なアイテムです。
ソーラーパネルでポータブル電源を充電
ソーラーパネルでポータブル電源を充電している様子がこちら
「Renogy」のソーラーパネルで「エコフロー」のポータブル電源を充電しています。
使用電圧、コネクタの形状が適合すれば異なるメーカー同士でもソーラー充電することが可能。
「Renogy」のソーラーパネルのように、
MC4端子が付いていればいろんなポータブル電源の充電コードと合わせることができる
のでおすすめです。
MC4コネクタの形状はこんな感じ
下記の記事では「Renogy」のソーラーパネルを使ってみた感想を詳しく紹介しています。
RENOGYのソーラーパネル175W1枚の発電量を具体的にご紹介
ソーラーパネル選びで迷っている方は参考にしたみてください。
同じメーカーでポータブル電源とソーラーパネルを揃えれば使用電圧やコネクタ形状の確認をせずに確実に充電できるのですが、
「値段が高い」「ソーラーパネルの形状やスペックを選べない」などのデメリットがあるので注意してください。
単価変動型の電気料金プランに変更する
ポータブル電源を節電用として活用する方法として、
電力会社の見直し
はめちゃくちゃ有効な手段です。
我が家は、
電気代の料金単価が時間帯によって変動する料金プランがある「Looopでんき」という電力会社
に契約変更しました。
電気料金の高い時間帯でポータブル電源を使って、電気代が安い時間帯でポータブル電源を充電する
という感じで生活しています。
以前契約していた電力会社と「Looopでんき」の電気代を比較すると1000円以上電気代が安くなりました。
電気代が高い時間帯にソーラーパネルで充電したポータブル電源で
ドライヤーやテレビ、コードレス掃除機の充電などを行えば
節電効果はさらに倍増。
ポータブル電源を有効活用したい!電気料金の変動にある程度生活スタイルを合わせられる!
という方は「Looopでんき」のような電気料金単価変動型の料金プランがおすすめです。
しかも、Looopでんきはいつでも解約可能で解約手数料は発生しません。
なので、
「電気代が高くなった」「料金の変動に生活を合わせるのがしんどい」と感じればすぐ解約しよう!
という軽い気持ちで変更してみました。
結果的に電気代がめちゃくちゃ安くなって大満足
⇒ ⇒ ⇒ Looopでんきで電気代を節約!
電気代の節約ができるポータブル電源の選び方
電気代節約に活用できるポータブル電源を選びたい!
こんな要望にお応えします。
個人的な結論は
AC出力容量が600W以上、バッテリー容量が1000Wh以上のポータブル電源
が理想です。
私が保有しているポータブル電源はこちら
- 【JVC】BN-RB-37
- 【エコフロー】リバーマックス
- 【Honda】LiB-AID
節電用として利用しているのは主に【エコフロー】リバーマックスですが、
ちょっと物足りないなぁと感じています。
各ポータブル電源のスペックがこちら
ポータブル電源 | バッテリー容量 | AC出力容量 |
BN-RB-37 | 375Wh | 200(400W) |
リバーマックス | 576Wh | 600W(1200W) |
LiB-AID | 300Wh | 300W(500W) |
我が家の場合バッテリー容量が1000Wh以上あれば
夕方から寝るまでの間に消費する電力を賄う
ことができます。
私が節電用として購入予定のポータブル電源がこちら
大容量で高出力なので節電用として活躍すること間違いなし!
ただし、めちゃくちゃ高額なので簡単には購入できません。
3台も持ってるんだから絶対にダメ
これから1台目のポータブル電源を購入予定の方は私のように小型ポータブル電源を何台も購入するのではなく、
Jackery ポータブル電源 1500 Pro のような大容量で高出力のポータブル電源を初めに導入しちゃう
ことをおすすめします。
いろんな種類のポータブル電源を使ってみた経験を踏まえて、
次にポータブル電源を購入するならJackery製品を絶対に選びます。
私がJackeryを選ぶ最大の要因が、
ポータブル電源の回収サービスがあるから
です。
現在、「JVC」「エコフロー」「ホンダ」のポータブル電源を使っていますが、
寿命で使えなくなった後どうやって廃棄すればいいのかわからない!
状況です。
私が住んでいる自治体では今のところポータブル電源の回収は行っていない
ポータブル電源の購入を検討されている方は
数年後を見越して回収サービスのあるメーカーがおすすめ
です。