【発電した電気の使い道】自宅で簡単にできる3つの電気代節約テクニック!

 

自家発電で得た電気をどのように使えば家計の節約につながるのでしょうか?

 

こんな疑問を解決します。

 

この記事では、

発電した電気を無駄なく活用するための基本的な使い道や、自宅で簡単にできる節約テクニック

をわかりやすく解説。

 

家電の使い方や照明の工夫、さらにおすすめの蓄電システムまで、プロ目線で具体的な節約方法を紹介しています。

発電した電気を最大限に活用し電気代をぐっと抑えるためのコツが満載!!

 

ぜひ最後まで読んで、すぐに実践できるアイデアを手に入れましょう!

 

発電した電気の使い道とは?基本的な仕組みと活用法

 

 

発電した電気にはどんな使い道があって、どんな効果をもたらしてくれるのでしょうか。

 

ここからは

電気を発電する方法発電した電気を無駄なく利用するポイント

を詳しくご紹介していきます。

 

どうやって電気を発電するの?家庭内の応用事例

発電した電気は、

普段使っている家電の電源として利用する場合電力会社に売電して収益を得る場合

の使い道があります。

 

「電力会社に売電して収益を得る」方法に関しては

お住まいの地域の電力会社にどれくらいの価格で売電できるのか、売電するにはどうすればいいのか、

を相談すると詳しい情報が手に入るはずです。

 

本記事では「普段使っている家電の電源として利用する方法」について詳しく解説していきます。

 

発電した電気を普段使っている家電の電源として利用する最も簡単な方法は、

太陽光発電システムの導入

です。

 

太陽光発電システムには以下のような種類があります。

  • ソーラーパネルで発電した電気を使って家電を動かし余った電力は蓄電池に貯めて夜間に使うシステム
  • ソーラーパネルで発電した電気を使って家電を動かし余った電力は電力会社に売電するシステム
  • ソーラーパネルで発電した電気を全て電力会社に売電するシステム

 

発電システムの選び方は、

電気の消費量が少ない家庭では発電した電気を全て売電するシステムの導入がおすすめで、電気の消費量が激しく毎月電気代が3万円以上発生しているような家庭では発電した電気で家電を動かすシステムの導入がおすすめ

です。

 

ライフスタイルに合ったシステムの導入が重要

 

太陽光発電の導入は業者に依頼する方がほとんどだと思いますが、必要な機器を揃えて自分で配線することも可能なんです。

 

我が家はで自作太陽光発電システムを導入して快適な節電生活を送っています。

 

こんな感じ

ソーラーパネルの様子

 

蓄電池とインバーターの様子

 

関連記事「太陽光発電システム自作マニュアル」では、必要な機器や配線方法が詳しく解説されています。

参考 太陽光発電システム自作マニュアル

 

予算を抑えつつ太陽光発電システムを導入して節電に挑戦したい!と考えている方は是非参考にしてみてください。

 

発電した電力を無駄なく使い切るためのポイント

発電量が多くて電気が余ってしまう・・・

こんなときでも無駄なく発電した電気を使い切ることが大切です。

 

そのためには、

家庭内での電力消費パターンを把握し必要なときに電気を使うこと

がポイント。

 

具体的な方法がこちら

  • 発電量が多い時間帯に洗濯機や食洗機を動かす
  • 発電量が多い時間帯にコードレス家電やポータブル電源の充電をする
  • 発電量が多い時間帯に大容量蓄電池を充電をして夜間使用する電力を蓄電する

 

蓄電池やポータブル電源に発電した電気を蓄電しておけば、

節電用として活用でき、さらに夜間や停電時に活用できる

ので電力の無駄を最小限に抑えられます。

 

「電力消費のタイミング」と「蓄電池やポタ電の活用」で余すことなく利用可能

 

発電量を最大化するための電力管理テクニック

発電した電気を最大限に活用するには効率的な電力管理が重要です。

 

太陽光発電や風力発電の場合、

天気や風の状況によって発電量が左右されるため、日中の発電量が多い時間帯に電力を集中して使う

と良いでしょう。

 

さらに、発電量を最大化するためには定期的なメンテナンスも欠かせません。

日頃から簡単にできるメンテナンス項目がこちら

  • 太陽光パネルの汚れをこまめに掃除する
  • 機器が発熱していないか温度を測定する
  • 配線に傷がないか観察する

 

メンテナンスといっても毎日行う必要はなく、

1ヶ月に1回、または3ヶ月に1回の頻度で10分くらいの実施

で十分です。

 

ストレスにならない程度にサラサラっとメンテナンスすることが大切

 

ソーラーパネルを清掃している様子がこちら

 

ガラスクリーナーでささっと表面を拭いて完了

 

関連記事「ソーラーパネルを掃除してみた」では、清掃前後の発電量の違いなどを解説しています。

【ソーラーパネルを掃除してみた】清掃前後で変化する発電量を分析!メンテナンスはとても重要

 

定期的にメンテナンスを実施することで発電効率が向上し、より多くの電力を得ることができます。

 

自宅でできる節約テクニック!発電した電気を賢く使う方法

 

発電した電気を効率的に消費する行為は電気代を節約するために欠かせないポイントです。

 

発電した電気を

スマホやノートパソコンの充電にだけ使っても

電気代を安くすることはできません。

 

どうすればいいの・・・?

 

使用頻度が多くて消費電力が大きい家電(照明やドライヤー、テレビなど)の電源として利用

すると電気代を安く抑えることができます。

 

ここからは

「発電した電気の利用」と組み合わせると節電効果が倍増する方法

を詳しく解説してきます。

 

節約ポイント1:家電の使い方を工夫する

家電製品は、使い方次第で電力の節約が可能です。

 

例えば、エアコンの設定温度を適切に調整することで発電した電気の消費を抑えられます。

冷蔵庫や洗濯機などもエコモードや時間帯を意識してみましょう。

 

具体的には、

エアコンは室内温度を夏は28℃、冬は20℃に設定すること

です。

 

設定温度を調整すると急激な電力消費を和らげることができ、より長い時間発電した電気で使い続けることができます。

 

熱を操作する家電は消費電力が大きいので注意してください。

 

これにより、発電した電気を無駄にせず家庭のエネルギーコストを大幅に減らすことができます。

 

節約ポイント2:照明の効率的な活用方法

照明に関しても電力消費を減らすための工夫が可能です。

LED電球を使うことが最も効果的で従来の電球よりも消費電力が少ないため発電した電気を節約することが可能。

 

また、部屋を使わないときにはこまめに消灯することも節約の基本です。

 

例えば、

階段下収納や納戸、トイレのように、照明の使用時間が短く頻繁に出入りする場所には、

センサー付きの照明を導入すると自動的に消灯でき無駄な電力消費を防ぐことができます。

 

こんな感じ

 

 土間にあるLED照明に人感センサーを後付けしてみた。

 

荷物を持ったまま出入りするのでスイッチの操作がめんどくさい・・・

こんなストレスを解決するために人感センサーを後付けしてみました。

 

使い心地はというと、

めちゃくちゃ快適!!

スイッチを押さなくても照明が点いて、2分後くらいに自動的に消える!土間で作業し続けているときはずっと点灯している。

頻繁に出入りして照明に消し忘れ多い部屋への導入がおすすめ

です。

 

関連記事「人感センサーを既設の照明に後付けする方法」では人感センサーを後付けするために必要な材料や図面が紹介されています。

 

【電気DIY】人感センサーを既存照明に後付け~施工方法・配線図を解説~

 

記事には「電気工事士の資格」が必要な工程が含まれているので注意してください。

 

節約ポイント3:料金単価が高い時間帯に発電した電気を活用する

電力会社が提供する「料金単価が変化する」料金プランを利用するのも一つの節約方法です。

 

発電した電気を蓄電池に貯めておき、料金単価が高い時間帯に利用する

ことで効率的に節約することができます。

 

イメージはこんな感じ

 

我が家はLooopでんきと契約していて、毎月の電気代がたったの3,000円以下!

 

4人家族でこの金額は安すぎる!!

 

 

Looopでんきと併せて自作太陽光発電システムやポータブル電源を計画的に運用することで

電気代を大幅に抑えることに成功しています。

 

関連記事「Looopでんきを使ってみた」では、Looopでんきの特徴や上手な電気の使い方が詳しく解説されています。

 

【Looopでんき×太陽光発電は最強】電気代が3,000円以下になった

 

電気代が高すぎて電力会社の見直しを検討している!という方はまずLooopでんきをチェックしてみてください。

 

発電した電気をさらに有効活用!おすすめの蓄電システム

 

発電した電気を無駄にしないためには、工夫した蓄電システムの導入が効果的です。

 

工夫もせず、

ただ電気を発電する!使いたいときに電気を消費する!消費電力の大きい家電をガンガン使う!!!

こんな使い方をしては、せっかく導入した蓄電システムの効果が半減してしまいます。

 

ここからは上手な蓄電システムの運用ポイントを解説していきます。

 

蓄電池を使った効率的な電力管理

蓄電池は発電した電気を貯めておくための装置で

日中に発電した電気を蓄電池に貯めておき夜間や停電時に使う

ことができます。

 

蓄電池の特性を利用して、

料金単価が高い時間帯に蓄電池の電気を使用する

と大幅な電気代の節約が可能。

 

Looopでんきの料金単価の変動はこんな感じ

 

日中に単価が安く、夕方の単価が高くなる傾向が高い!

なので、

日中の単価が安い時間帯に蓄電池を充電して単価の高い夕方に蓄電池の電気を消費する

が効率的な電力消費サイクルだといえます。

 

蓄電システムの電気の流れがこちら

ソーラーパネルで電気を発電


  ↓


チャージコントローラーで最適な電気に変換


  ↓


蓄電池に蓄電


  ↓


インバーターで交流100Vの電気に変換


  ↓


照明やコンセントに給電

 

太陽光発電機能が備わった蓄電システムを導入することで、

普段は節電用として活用し、停電の時には非常用電源として活用

できるようになります。

 

蓄電池の電気を分電盤に給電する電気配線

蓄電した電気を効率よく使うためには、

蓄電池の電気を分電盤に給電できる電気配線にする

必要があります。

 

そんなことってできるの?

 

「電気の知識」と「電気工事士の資格」があれば導入可能

 

ただし、

確実な施工をしなければ電気事故に繋がる可能性がある

ので十分注意してください。

 

我が家は注文住宅建設時に電気工事屋さんにお願いして、

「蓄電池の電気を分電盤に給電できる電気配線」を施工

してもらいました。

 

なので、

一般的家庭とは異なる特殊な電気配線にも関わらず見た目がかなりスッキリしています。

 

こんな感じ

 

普通の分電盤と見た目は一緒

 

「蓄電池の電気」と「電力会社の電気」を切り替える方法がこちら

 ・蓄電池の電気を電源切替器用コンセントに出力

 

・電源切替器を「ポータブル電源・蓄電池」側に操作

 

たったこれだけで

蓄電池の電気を分電盤に給電

することができます。

 

蓄電池の電気でコンセントや照明、換気扇などを使えるのでめちゃくちゃ節電になる。

 

関連記事「注文住宅でやっておくべき電気配線」では電源付切替分電盤設置のための電気配線図や注意点などが詳しく紹介されています。

 

参考 注文住宅でやっておくべき電気配線

 

使わないときは照明を消す、気づいたらコンセントを抜く、みたいなチマチマした節電対策ではなく、月額1,000円以上電気代を安くしたい!!

と本気で考えている方は是非、電気配線の改良を計画してみてください。

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