こんにちは。電気大好き節電オタクのマメ父ちゃんです。
「電気は使えて当たり前。」そう思っていませんか?
実はそれ、かなり危険な考え方なんです。
私たちの生活は、電力会社から供給される電気に100%頼り切っています。
照明、冷蔵庫、スマホの充電、お風呂のお湯……。
電気が止まった瞬間、日常生活は一気に崩れてしまいます。
にも関わらず、国際情勢の悪化や燃料費の高騰によって電気代が爆上がりしている家庭も多いのではないでしょうか。
私は2018年に北海道で発生した胆振東部地震を経験し、約3日間の停電を余儀なくされました。
あの体験があったからこそ、電気に依存する生活の怖さを身をもって知ることができたんです。
この記事では、電力会社に依存することのリスクと、その対策として私が実際に導入した太陽光発電システムやポータブル電源の活用法をご紹介します。
読んでいただければ、「電気の自給自足」という選択肢が、決して難しくないことが伝わるはずです。
目次
電力会社だけに頼ることの2大リスク
電気を「電力会社から買うだけ」で過ごしている場合、大きく分けて2つのリスクが存在します。
それが、「長時間停電」と「電気代の急激な値上がり」です。
どちらも「まさか自分の家が……」と思っていると、いざというときに何もできない状態になりかねません。
リスク① 大規模停電が起きたとき、家族を守れるか?
結論からお伝えすると、
電力会社の電気だけに頼っている家庭は、大規模停電が発生した際に無力
になってしまいます。
なぜなら、自家発電の手段を持っていなければ、電気が復旧するまでの間、ただ待つしかないからです。
私が経験した2018年の胆振東部地震では、北海道全域が停電する「ブラックアウト」という事態が発生しました。
夜が明けても電気は来ない。冷蔵庫は止まり、暖房も使えない。
あのときの不安と焦りは、今でも鮮明に覚えています。
とくに北海道の9月は、夜になると気温がぐっと下がります。
暖房なしで夜を過ごすのは、体力的にも精神的にも、想像以上にキツいものでした。
停電が数時間で終わるならまだ我慢できますが、3日間・1週間と長期化すると、食料の保存、体温管理、情報収集すべてに影響が出てきます。
非常用電源がないと、「自分の家族を守れない」という現実をそのとき初めて痛感したんです。
リスク② 電気代の値上がりは、あなたには止められない
もうひとつのリスクが、電気代の高騰です。
電力会社の電気単価は、あなたがどれだけ節電しても、変えることができません。
なぜなら、電気代は燃料費や国際情勢、政府の政策によって決まるものだからです。
実際に私がかつて契約していた電力会社は、情勢の悪化を理由に電力単価を大幅に引き上げました。
同じ量の電気を使っているのに、毎月の請求額がどんどん上がっていく——あれほど理不尽に感じたことはありません。
電気代が高騰すると、節電で対策しようとしても限界があります。
照明をこまめに消したり、エアコンの設定温度を変えたりしても、削れる金額はせいぜい月に数百円程度。
電力単価そのものが上がってしまえば、節電の努力だけでは焼け石に水なんです。
電気を「自給自足」する暮らしへの転換
停電にも電気代高騰にも強くなるためには、電力会社に100%依存する生活から抜け出すことが必要です。
そのための手段として、私が導入したのが「太陽光発電システム+蓄電池」の組み合わせです。
電気を自分で作って、自分で貯めておく。この仕組みを持つだけで、生活の安心感がまったく変わります。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせた自家発電システム
私の自宅には、ソーラーパネル(175W×3枚+220W×4枚)と、蓄電池2.4kWを2台導入しています。
さらに電源切替分電盤を設置しており、蓄電池やポータブル電源を家の分電盤に直接接続できるようにしています。
屋根上に設置したソーラーパネル

24Vハイブリッドインバーターと蓄電池

配線図はこんな感じ

この仕組みのおかげで、停電が発生しても家全体の電気を自前でまかなうことが可能なんです。
晴れた日が続けば、電力会社の電気をほとんど使わずに過ごせます。
太陽が出ている間はソーラーパネルで発電→余った電気を蓄電池に貯めておく→夜はその電気を使う
このサイクルで電力会社の電気を使わずに生活することができます。
ただし正直にお伝えしておくと、DIYレベルの太陽光発電システムでは曇りや雨の日が1日あるだけで、貯めていた電気が足りなってしまいます。
完全に電力会社から独立するのは難しいですが、依存度を大幅に下げることは十分に可能です。
自作太陽光発電システムに興味がある方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。
→ → → Kindle書籍「DIY自作太陽光発電システム」
我が家の具体的なシステム構成から設置方法まで、実体験をもとに詳しくまとめています。
ポータブル電源が停電対策の最前線
太陽光発電システムの導入は、コストや設置スペースの問題から、いきなりは難しいという方も多いと思います。
そんな方にまず試してほしいのが、「ポータブル電源の活用」です。
ポータブル電源とは、大容量のバッテリーに電気を蓄えておき、必要なときに家電を動かせる持ち運び可能な電源装置のこと。
防災グッズとして注目されていますが、日常の節電にも役立てられます。

私自身も「Jackery 2000 New」をはじめ、複数のポータブル電源を所有しており、ソーラーパネルと組み合わせて日常的に活用しています。
Jackery 2000 Newは容量が2,042Whと大きく、スマホなら150回以上、冷蔵庫なら約20時間稼働させることが可能。
停電時でも、冷蔵庫の食材を守り、照明をつけ、スマホで情報収集ができるのは、本当に心強いです。

停電のときや車中泊のとき炊きたてのごはんが食べられます。
いろんな種類のポータブル電源を使い倒してきましたが、最終的に行き着いたのがJackery 2000 Newという機種です。
下記の記事では、Jackery 2000 Newを節電用・仕事用・防災用として使い倒している私の正直なレビューが紹介されています。
→ → → 「Jackery2000Newを使ってみた正直なレビュー」記事はこちら
ポータブル電源を節電用としても活用したい!と考えている方は是非参考にしてみてください。
電力会社の「選び方」で電気代は変わる
停電対策と同時に、電気代の高騰に対抗するためには、契約する電力会社の見直しも大切です。
電力自由化が始まって以降、新電力会社との契約によって、電気代を大幅に抑えられるケースが増えています。
私も以前に比べて電力単価が下がった新電力会社に切り替えて、毎月の電気代を節約することができました。
新電力への乗り換えで固定費を削れる
大手電力会社と新電力会社の違いは、主に電力単価と基本料金の設定にあります。
大手は安定性やブランド力がある反面、単価が高めに設定されていますが、新電力は競争原理が働いているため、プランによっては単価が低く、基本料金が0円というケースもあります。
私が現在契約している「しろくま電力」は、基本料金が0円で電力単価も抑えられているプランが提供されています。
毎月の使用量に応じてしか費用がかからないため、太陽光発電で自給できている月は、請求額が2,000円以下になることも。
もちろん、すべての新電力が良いわけではありません。
倒産リスクや、電力不足時のサービス停止といったデメリットも存在します。
乗り換えの際は、プランの内容・解約条件・口コミをしっかり確認しましょう。
電力会社乗り換えの際は、電力会社比較サイト「エネチェン」の利用がおすすめです。
郵便番号、世帯人数、電気料金の明細の情報を入力するだけで契約できる電力会社が一覧で出力されます。
無料で利用できるので、「今はどんな電力プランがあるかなぁ」とチェックするだけでもOKです。
→ → → 「電力会社比較サイト「エネチェンジ」の本気レビュー|電気代が下がった実体験」記事はこちら
電力会社を選ぶ際のポイント
電力会社を選ぶとき、確認しておきたいポイントがいくつかあります。
1つ目が、電力単価と基本料金のバランスです。
使用量が多い家庭と少ない家庭では、最適なプランが違います。
自分の家の平均使用量をもとに、シミュレーションを行うことが重要です。
2つ目が、再生可能エネルギーの割合です。
環境への意識が高い方は、太陽光・風力などの再エネ比率が高いプランを選ぶことで、環境負荷の軽減にもつながります。
3つ目が、サポート体制の確認です。
停電や請求に関するトラブルが起きたとき、迅速に対応してもらえる会社かどうかを事前に調べておきましょう。
防災と節電を同時に実現する「電気の自給自足」
停電対策と節電対策、この2つは「どちらか一方」ではなく、「両方を同時に」実現できます。
そのための考え方が、「電気の自給自足」です。
太陽光発電システムで電気を発電 → 蓄電池に電気を貯めておく → 発電量が多いときはポータブル電源に蓄電 → 計画的に電気を使う
このサイクルを持つことで、電力会社への依存度を下げながら、万が一の停電にも備えることができます。
まずはポータブル電源から始めてみよう
「太陽光発電システムの導入は、費用も手間もかかりそうで二の足を踏んでしまう」という方は、まずポータブル電源から始めるのがおすすめです。
ポータブル電源ひとつあるだけで、停電時の安心感はまったく違います。
たとえばJackery 2000 Newであれば、冷蔵庫・照明・スマホ充電を同時にまかなうことが可能。
さらに、電子レンジや炊飯器のような消費電力が大きい家電も稼働させることができます。
ソーラーパネルで充電 → ポータブル電源で家電を使う
容量不足ではありますが太陽光発電システムの完成です。
「とりあえず1台だけでも」という感覚で始めてみると、電気の自給自足への第一歩になります。
Jackeryのポータブル電源は、安全性・容量・充電速度のバランスが取れており、初めての方にも選びやすいラインナップが揃っています。
ポータブル電源を比較するならこちらの記事を参考にしてください。
→ → → 「Jackeryおすすめモデルを比較|用途別に最適な1台がわかる」記事はこちら
価格、使用用途、バッテリー容量、などポータブル電源選びで注目すべきポイントが紹介されています。
太陽光DIYシステムの自作という選択肢
より本格的に電気の自給自足を目指したい方には、太陽光発電システムをDIYで自作するという方法もあります。
業者に依頼して設置する「産業用太陽光発電」とは異なり、DIYシステムは比較的低コストで導入することが可能。
配線や設置の知識が必要にはなりますが、正しい手順で行えば、一般家庭でも実用的なシステムを構築できます。
私は電気関係の仕事をしていますが、太陽光発電システムに関しては全くの素人でした。
1から勉強して、なんとか1日の消費する電力を賄える規模の太陽光発電システムを導入することがきました。
そんな私が、実際に行ったDIYの内容をKindle書籍「DIY自作太陽光発電システム」にまとめています。
部品の選び方から配線の方法、蓄電池との組み合わせ方まで、実体験をもとに詳しく解説していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
→ → → Kindle書籍「DIY自作太陽光発電システム」はこちら
まとめ
この記事では、電力会社に依存する生活のリスクとその対策についてお伝えしました。
電力会社だけに頼っていると、大規模停電と電気代高騰という2つのリスクに無防備な状態になってしまいます。
私が胆振東部地震の3日間停電を経験して学んだのは、「備えがあるかどうか」で、同じ停電でもまったく異なる体験になるということです。
対策としては、太陽光発電システムや蓄電池の導入が最も効果的ですが、まずはポータブル電源を1台持つだけでも、停電時の安心感が大きく変わります。
また、新電力会社への乗り換えは、電気代の高騰に対抗するための現実的な手段です。
基本料金や電力単価を見直すだけで、毎月の固定費を削れる可能性があります。
節電しながら防災にも強い生活を実現するには、「電気を自分で作る・貯める・選ぶ」という3つの視点を持つことが大切です。
