ポータブル電源の購入を検討していて、
SmartTap「PowerArQ2」とJVC「BN-RB37-C」で迷っている。
どっちがおすすめなの?
こんな方の悩みを解消するため、
「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」2つのポータブル電源の特徴を徹底的に比較してみました。
どのメーカーのポータブル電源にしようか迷っている方は是非参考にしてみてください。
結果的に私はJVCの「BN-RB37-C」を購入しました。
使い勝手がよく、とても大満足
「BN-RB37-C」の方がおすすめですよ!とお伝えしているのではなく、
ポータブル電源を購入するときの私なりの決め手はこれ!
ということをお伝えしています。
メーカーによって使い勝手や搭載されている機能に違いがあるので使用目的にあったポータブル電源を選びましょう。
仮にSmartTap「PowerArQ2」を購入していても絶対満足していたと思います。
ポータブル電源を購入したとき「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」でめちゃくちゃ迷いました。
迷いすぎて1つずつ購入してもいいんじゃないかと思ったのですが、
妻に却下されてしまいました。
高額なんだから1つにしないとダメ
確かに、、ごもっともです。。
この記事では、「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」を比較したポイントを紹介。
なぜ私は「BN-RB37-C」に決めたのか、「PowerArQ2」はどんな方におすすめなのかなどを詳しくご紹介しています。
目次
「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」を3つの項目で比較
ポータブル電源を購入するとき最低限抑えておくべき項目で比較表を作成してみました。
比較表がこちら
Power ArQ2 | BN-RB37-C | |
価格(公式ストア価格) | ¥69,300 | ¥54,780 |
寸法 | 260×191×195(mm) | 231×168×134(mm) |
重量 | 6.2Kg | 3.6Kg |
電力容量 | 500Wh | 375Wh |
バッテリー容量 | 135000mAh | 104400mAh |
購入後60日間の返品保障 | 〇 | × |
メーカー製品保証 | 2年 | 2年 |
防塵、防水 | △ | × |
「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」の仕様を比較しただけでは、「PowerArQ2」にしようと考える方が多いのかなぁと思います。
ですが、
ポータブル電源は高額な商品ですし購入後は結構長く使い続けることになるので、
比較表の数値だけで即決してしまうのは危険です。
しっかりスペックを確認し、ポータブル電源を使っている場面をイメージしてみることが重要になります。
「スペックの確認」が重要なのはわかるけど何に注目すればいいの?
そんな方のために、購入する際絶対に抑えておきたい3項目の比較について紹介していきます。
「価格」で比較するなら「BN-RB37-C」より「PowerArQ2」
ポータブル電源を購入する際、まず最初に気になるのが「価格」ですよね。
ポータブル電源といっても電力容量や搭載機能によって価格がピンキリです。
「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」では電力容量に違いがあるため、単純に販売価格で比較することはできません。
なので、
1Whあたりの価格(単価)で比較してみました。
結果はというと、
「PowerArQ2」は1Whあたり139円
「BN-RB37-C」は1Whあたり146円
電力容量あたりの単価に変換すると「PowerArQ2」の方が安い計算になります。
「いやいや、単価が安いとはいえ69,300円は払えないけど54,780円ならなんとか払える!」
という方にとって単価計算は無意味なように感じるかもしれませんが、単価は商品価値を知るうえでとても大切な数値です。
「価格」でポータブル電源を比較する際、「1Whあたりの価格」を算出してみてください。
「機能」で比較するなら「BN-RB37-C」より「PowerArQ2」
ポータブル電源に「多機能性」を求めるなら「BN-RB37-C」より「PowerArQ2」の方がおすすめです。
「PowerArQ2」に搭載されていて「BN-RB37-C」には搭載されていない機能がこちら
- スマホワイヤレス充電
- 本体内蔵LED照明
- 50/60Hz切換
- パススルー充電
「PowerArQ2」には、キャンプや停電などの災害時に搭載されていると役立つ機能が豊富に搭載されています。
特に本体内蔵LED照明は停電のときめちゃくちゃ役立つ機能です。
突如停電になっていしまった場合、
懐中電灯をしまっている場所がわからない
なんて方がほとんどではないでしょうか。
私も「家のどこに懐中電灯をしまっているのか即答しろ」と言われても答えられません。
ポータブル電源本体に照明機能があれば非常照明として使えるので安心です。
さらに真っ暗の中、ポータブル電源にコードを接続したいときにも照明機能が役立ちます。
私が愛用している「BN-RB37-C」は本体に照明機能がないので、
暗闇で充電器を挿すときスマホの明かりを頼りに接続しています。
ポータブル電源に照明機能があれば便利だなー
これからポータブル電源を購入する!という方は、本体に照明機能が搭載されているものがおすすめです。
「使いやすさ」で比較するなら「PowerArQ2」より「BN-RB37-C」
シンプルな構造で簡単に電気を使いたい!なら「PowerArQ2」よりも「BN-RB37-C」がおすすめです。
私は「使いやすさ」と「サイズ感」で「BN-RB37-C」の購入を決めました
「BN-RB37-C」本体にあるボタンは以下の4つのみ。
- ディスプレイ表示
- シガーソケット出力
- USB出力
- コンセント出力
出力時にはボタンのランプが点灯し、停止次には消灯。
といったシンプルな仕組みなので操作を間違えることがありません。
「BN-RB37-C」を購入してよかったと感じる一番の特徴は重量とサイズ感です。
重量が4Kg以下で持ち運びにストレスを感じることがありません。
ちょっとした収納スペースに収まるサイズ感なので、「キッチン」「納戸」「物置」などいろんな場所で気軽に電気を使うことができるようになります。
手軽に100Vの電気を使いたいなら「BN-RB37-C」がおすすめです
PowerArQ2とBN-RB37-Cはこんな方におすすめ
ポータブル電源は使用目的によって「PowerArQ2」を購入すべきなのか、それとも「BN-RB37-C」を購入すべきなのかが変わってきます。
どちらのポータブル電源がどんな方におすすめなのかを具体的に説明していきます。
PowerArQ2はこんな方におすすめ
- ワイヤレス充電対応のスマホを持っている
- 出力ポート数が多い
- ソーラーパネルで充電したい
- アウトドアや災害の備えとして使いたい
いろんな機能が搭載されているポータブル電源が欲しい!という方には「PowerArQ2」がかなりおすすめです。
多くの便利機能が搭載され電力容量が500Wh、なおかつ価格が7万円程度
というのは超お買得商品だと思います。
BN-RB37-Cはこんな方におすすめ
- 頻繁に持ち運ぶことが多い
- シンプルで使いやすい
- 作業現場のような厳しい環境で使いたい
日常生活や仕事で電気を気軽に持ち運んで使いたい!という方には「BN-RB37-C」がおすすめです。
なんといっても絶妙な重量とサイズ感がおすすめポイント。
私の知り合いで、
容量の大きいポータブル電源を購入したはいいけど持ち運びがめんどうでたまにしか使わなくなった
という方がいます。
容量の大きいポータブル電源は停電時やアウトドア用としては優秀ですが、
日常的に電気を持ち運んで使用する目的には向いていません。
私はこれからも「BN-RB37-C」を仕事で使い続けます。
「BN-RB37-C」を選んだ理由
私が「BN-RB37-C」を選んだ理由は、
「BN-RB37-C」の特徴と私の使用目的がピッタリ一致したから
です。
ポータブル電源に求めていた主な使用目的がこちら
- 大きめのリュックに入れて持ち運ぶ
- 毎日のように社用車に積み下ろすので持ち運びが楽なもの
- 精密な電気試験で使用するので良質な電気が出力されるもの
特に注目した項目が良質な電気が出力されるかどうかです。
私は仕事柄「電気製品の精密検査」を行うことがあり、
ポータブル電源の電気を使って特殊な試験器を使用することがあります。
ポータブル電源から悪質な電気が出力されると試験ができない
ことがあるのでポータブル電源選びの際、徹底的に情報収集を行いました。
電気関係の同業者から集めた情報がこちら
- JVCのポータブル電源は良質で利用している方が多い
- 最も信頼性の高いポータブル電源は「Honda LiB-AID」
- 容量の大きいポータブル電源にするならバッテリーで自作した方がいい
上記の情報からJVCの「BN-RB37-C」の購入を決めました。
ちなみに、身近な同業者で「PowerArQ2」を使っているという方はいませんでした。
やはり「PowerArQ2」はデザインや機能性から仕事向きではなくプライベート向きだなぁと感じます。
「BN-RB37-C」の使い道
ポータブル電源は「電気を持ち運べる」という特徴からいろんな使い道があります。
「BN-RB37-C」の使い道を「仕事での使い道」と「日常生活での使い道」に分けてご紹介します。
仕事での使い道
「BN-RB37-C」の仕事での使い道はこちら
- 社用車内でノートパソコンやモバイルプリンターの充電
- 持ち運び用LED照明の電源
- 精密検査試験器の電源
社用車にポータブル電源を積み込むことで車のエンジンを切っても100Vの電気を利用することができます。
日頃シガーソケットから電気を使っている場合、エンジンをかけていなければ電気を使うことができないので基本エンジンはつけっぱなしでした。
ポータブル電源を使うようになってからエンジンをつけている時間が短縮されガソリン代の節約に繋がっています。
仕事でポータブル電源を使用するときは、試験器の電源以外では停電時や災害時で使用することがほとんどです。
現地に到着して明かりを確保する際、「BN-RB37-C」が大活躍。
電源ボタンを「入」にするとすぐに電気が供給されるので、もたつくことなく「パッと」照明を点けることができます。
「BN-RB37-C」を持ち運ぶようになってから以下のストレスがなくなりました。
- 延長コードやコードリールを伸ばす
- 現場でコンセントの場所を探す
- USB充電器を忘れて困る
延長コードを持ち歩くならポータブル電源を持ち歩くというワークスタイルに変わりつつあります。
いろんなことに応用できるので業種に限らずポータブル電源は必須アイテム。
日常生活での使い道
日常生活での使い道はこちら
- スマホの充電
- サーキュレータの電源
- コンセントがない部屋での電源
- 節電
ポータブル電源があればコンセントがない箇所で100Vの電気を使えるようになるのでかなり便利です。
我が家は納戸と車庫、玄関にコンセントが一つもない間取りになっていたのですが、
ポータブル電源のおかげで以下のことが可能になりました。
- 車庫で照明を使えるようになった
- 納戸で掃除機やノートパソコンを充電できるようになった
- 玄関でサーキュレータを使えるようになった
特に妻からの評判がめちゃくちゃ良くてビックリしています。
例えばこんな感じ
- 玄関でサーキュレータを使うとカビが発生しなくなった
- 納戸で掃除機を充電できるようになり部屋が片付いた
- 加湿器やアロマディフューザーを好きな場所で使えるようになった
いろんな用途で使ってくれるので私も大満足。
節電目的でポータブル電源を利用することも可能です。
一番手軽な方法としては、
車のシガーソケットでポータブル電源を充電することです。
JVC「BN-RB37-C」にはシガーソケット用の充電コードが付属されているので、
別売のソーラーパネルなどを購入する必要はありません。
仕事で車を使いうことが多いので家のコンセントでポータブル電源を充電したことがありません。
車でコツコツ充電した電気を家の電気を消費しているので、実質ポータブル電源分の電気代は0円
トータルすると結構な節電になります。
まとめ
今回は、2つのポータブル電源SmartTap「PowerArQ2」とJVC「BN-RB37-C」の比較を紹介しました。
「コンセント電源、USB電源を持ち運んで使える」という目的は一緒なのですが、特徴や付随機能に違いがあることを分かっていただけたかなと思います。
最終的にどちらかを選んで購入しなければならないのでめちゃくちゃ迷われると思います。
ポータブル電源はコンビニのおにぎりと違って気軽にパッと買えるような商品ではありませんよね。
一つお伝えしたいことは、
「PowerArQ2」と「BN-RB37-C」どちらかを選んだとしても損をすることは絶対にない!
ということです。
「電気を持ち運んで使えるようになる」というだけで今まで感じていた多くの不便を解消することができるます。
さらに、電気代がどんどん上がっていく世の中なので、「停電の備え」だけではなく「節電」としても利用できるポータブル電源は一家に一台常備しておいて損することはありません。
私の目標は電気を100%自ら作り出して生活をするオフグリット生活です。
ポータブル電源で便利で快適な生活を送ってみてはいかがでしょうか。