太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて節電用として活用したい!こんな方法で電気の節約はできるの?
こんな疑問にお答えします。
結論から先にご紹介すると、
太陽光発電と蓄電池の組み合わせて節電対策を行うことは可能。さらに、停電時の非常用電源としても活用できる。
です。
実際に我が家は、
自作太陽光発電システムを導入することで電気代の大幅削減に成功
しています。
10年程度で導入費用の元がとれる計算です!!
本記事では、導入のメリットや節電効果、さらに成功事例を通じて、その効果を詳しく解説します。
未来のエネルギー対策として、ぜひ最後までご覧ください。
目次
太陽光発電と蓄電池を組み合わせるメリットとは?
太陽光発電と蓄電池を組み合わせるメリットは
蓄電した電気を好きなタイミングで消費できるので電気代を大幅に節約できる
という点です。
太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて、
「夜間に消費する」「料金単価が高い時間帯に消費する」など
節電を意識して電気を消費できるようになります。
太陽光発電だけのシステムでは、
「昼間に発電しても余った電気は電力会社に売る」もしくは「発電量を制限する」
しかありません。
しかし、
蓄電池があれば発電して余った電気を貯めておくことができるので、
夜間や曇りの日、料金単価が高いタイミングで蓄電した電気を使うことができます。
節約効果が大幅にアップ
たとえば、
昼間に太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めて、夜にエアコンやテレビなどに使う。
このように運用すれば電力会社の電気の使用量を減らすことができ、結果的に毎月の電気代が安く抑えることができます。
節電効果と電気代削減の仕組み
太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを導入すれば、
絶大な節電効果を得る
ことができます。
節電の具体的なイメージとしては
昼間の仕事や学校で家に誰もいないとき蓄電池を充電し、夜間の電気を多く使う時間に蓄電池の電気を消費する
という感じです。
天気が良い日が続いて毎日のように発電できれば、電力会社の電気をほとんど使わない生活を送ることができます。
我が家は、ほぼ太陽光発電の電気だけで生活しておるので電気代がめちゃ安い!
蓄電池があれば、
昼間、誰も家にいない時間帯に電気を蓄電できるので無駄なく運用
できます。
太陽光発電システムに
「停電しても普段通り電気を使いたい」「電気代を今より2,000円以上安く抑えたい」
このような効果を求めるなら蓄電器の導入は必須です。
停電時のバックアップとしての安心感
太陽光発電と蓄電池があれば、停電時でも普段通り電気が使えるので安心です。
我が家は、
2018年に発生した北海道胆振東部地震に伴う3日間の停電生活
を体験しました。
当時、「容量の小さいソーラーパネル」と「ポータブル電源」しかなったので、普段通り電気が使えない生活を送ることになりました。
- 冷蔵庫内の食材が心配
- 夜、照明が使えなくて不安
- スマホの充電がなくなれば誰とも連絡がとれなくなる
いつ復電するかわからなくて、めちゃくちゃ不安でした。。。
この体験のおかげで自作太陽光発電の導入を決意!!!
現在、ソーラーパネル(700W分)と蓄電池(2.4kWh)を導入し、
停電しても普段とほとんど変わらない生活を送る
ことができます。
冷蔵庫や照明、スマホの充電など、必要最低限の電気を使えれば安心です。
エコで持続可能なエネルギー利用
太陽光発電と蓄電池の組み合わせは環境に優しいエコなシステムです。
太陽光発電は再生可能エネルギーであり二酸化炭素をほとんど排出しません。
さらに、蓄電池を併用することでそのクリーンエネルギーを最大限に利用でき、環境負荷を減らすことができます。
化石燃料に頼らずに普段通りの生活を送れるようになるので、
地球環境を守りながら未来の持続可能な生活を支える
ことに繋がります。
家庭用太陽光発電と蓄電池の導入効果を最大化する方法
家庭用太陽光発電と蓄電池を導入することで、
電力コストの削減効果を最大限に引き出す
ことができます。
ただし、最大の効果を得るには、
適切な蓄電池の容量選定や最適な設置場所の確保
が重要です。
蓄電池の容量選定の考え方や生活スタイルに合った太陽光発電システムの選び方
を詳しくご紹介していきます。
太陽光発電と蓄電池の選び方とポイント
太陽光発電と蓄電池を選ぶ際には、
「現在の電力消費量の把握」と「設置場所の検討」
が重要です。
「自宅での電力消費量が多い家庭は大容量の蓄電池を選定する」、「1日中電気を消費する家庭はソーラーパネルの枚数を増やして発電量を大きくする」など、
生活スタイルによって導入すべき設備の規模が変わります。
また、
「屋根の面積が広ければ多くのソーラーパネルを設置できる」「裏庭の日当たりが良好なのでソーラーパネルを設置できる」など、
家の造りによって導入可能な設備規模、設置場所が変わります。
自宅の条件に合ったシステムを選ぶことが、最大の節約効果を生むカギです。
効果的な蓄電池の容量と利用シーン
蓄電池の容量は、家庭の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
とりあえず「大容量」にすれば間違いない!
このような選び方ではお金がいくらあっても足りません。
最善の考え方が、
電力消費が多い家庭では大容量の蓄電池を選ぶことで日常の電気代を効率よく削減でき、少人数の家庭や電力消費が少ない場合は小容量の蓄電池で導入費用を安く抑える
です。
このような考え方を元に我が家が導入した蓄電池がLiTime 12V 200Ah Plus LiFePO4 です。
LiTime 12V200AhPlusの仕様
バッテリー種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
サイクル回数 | 4000回以上 |
公称電圧 | 12.8V |
電力量 | 2560W |
ドライヤーや電子レンジも使える大容量蓄電池
夜間に消費する家電がこちら
- リビングの照明・・・6時間
- 台所の照明・・・2時間
- テレビ・・・3時間
- お風呂の照明と換気扇・・・1時間~2時間
満充電された『LiTime 12V 200Ah Plus』であれば、これくらいの電気なら余裕で賄うことが可能です。
蓄電池の容量選定は、経済的なメリットに直結するので慎重に検討しましょう。
補助金・助成金の活用で導入コストを抑える
太陽光発電や蓄電池を導入する際、補助金や助成金を活用することで初期費用を大幅に抑えられます。
多くの自治体や政府が再生可能エネルギーの普及を促進するために補助金を提供してるので、
これを活用することで導入時のコスト負担が軽減され早期の元取りが可能です。
数百万円の費用がかかる太陽光発電システムや蓄電池の導入に対して、
数十万円規模の補助金が支給される
こともあるので補助金対象であれば絶対に利用しましょう。
ただし、小規模な太陽光発電や蓄電池を自作する場合だと、
補助金対象外となることがほとんど
なので注意が必要です。
我が家の自作太陽光発電システムも補助金対象外
事前に調査し適切な補助金申請に挑戦してみましょう。
太陽光発電と蓄電池を今すぐ始めるべき理由
太陽光発電と蓄電池を早めに導入すべき理由がこちら
- 導入費用の回収確率をアップさせるため
- 電力料金高騰に備えるため
- 未来のエネルギーインフラに備えるため
長い目で見るといろんなメリットがある
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
導入費用の回収確率をアップさせる
太陽光発電と蓄電池を早めに導入すると
導入費用の回収確率をアップさせる
ことができます。
どういうことかというと、
「90歳で設備を導入する場合」と「20歳で設備を導入する場合」を比較してみてください。
導入費用を回収し、その後電気代が安い生活をどれだけ長く継続できるか
を考えたとき明らかに20歳での導入の方がお得をゲットできる確率が高いとお判りいただけるのではないでしょうか。
「どれだけ長い期間発電できるか」が重要です。
電力料金高騰に備える
太陽光発電と蓄電池を導入することで、電力料金の高騰に備えることができます。
近年の料金高騰で家計が逼迫されて困っている家庭が多いのではないでしょうか。
我が家は料金高騰前に自作太陽光発電システムを導入していたので、
電気代が高すぎてヤバい!と感じたことはありません。
我慢せずエアコンや電気ストーブを使っています
太陽光発電のような再生可能エネルギーを活用することで、将来の電力コスト上昇に対しても安定した家計管理が可能です。
設備の導入費用の元をとってしまえば、それ以降経済的なメリットが大きくなります。
未来のエネルギーインフラに対応する準備
再生可能エネルギーの活用は未来のエネルギーインフラに対応する準備でもあります。
今後、化石燃料の使用が減少する中、
太陽光発電と蓄電池の導入は長期的なエネルギー戦略の一環
となります。
持続可能なエネルギー利用は、
家庭だけでなく地球全体の未来にも貢献する選択
です。
資金に余裕があるなら早めの対策が絶対おすすめ
実際に太陽光発電と蓄電池を導入してみて感じること
DIYで蓄電機能がある太陽光発電システムを導入して感じることは、
導入費用を回収できる設備さえ導入できれば将来的に絶対お得!高い電気代をずっと払い続けるより、設備投資して電気代を安く抑え続けた方が最終的にプラスになる!!
です。
常に「どれだけ発電できてどれだけの電気代を節約できたのか」を測定していますが、
今のところ10年くらいで導入費用を回収できて電気代を安く抑え続けることができる
という結果になっています。
ソーラーパネルがこちら
蓄電池とインバーター、チャージコントローラーがこちら
見た目は「手作り感満載」ですが、めちゃくちゃ発電してくれます
関連記事「太陽光発電システム自作マニュアル」では必要な機器、配線方法が詳しく紹介されています。
参考 太陽光発電自作マニュアルDIYが得意な方は是非マニュアルを参考に挑戦してみてください。
実際に、太陽光発電と蓄電池を導入して感じるメリットとデメリットはこちら
メリット
- 電気代が大幅に安くなる(我が家は月額3,000円以下)
- 電気の使い方を考えるが楽しい
- 停電しても普段と変わらない生活を送れる安心感がある
- だらだらテレビやパソコンを使っても罪悪感がない
デメリット
- 導入に費用がかかる(自作の場合でも20万円くらい必要)
- 長寿命だけど、いつ設備が故障するか心配
- 天気が良い日の発熱、発火が心配
- 電気事故が発生する可能性がある
結果的に導入してよかった!「やめておけばよかった」と感じたことは1回もありません。
自作太陽光発電システムを導入して3年が経過しますが、
電気代のことを気にせずテレビやパソコンが使えるので、「常に得をしている感覚」があって最高。設備が壊れても更新したい。
と感じています。
我が家以外にも、
電気代が大幅に削減された、災害時にも安心して生活が送れる、など
太陽光発電と蓄電池を導入でメリットを実感している家庭が多いようです。
新築に太陽光発電を導入したい!DIYで太陽光発電を自作してみたい!!電気代をどうにかして安く抑えたい!!!
少しでもこのように考える方は今すぐ太陽光発電の導入にチャレンジしましょうー。