インバーターの選定方法【太陽光発電おすすめメーカー・容量を紹介】

インバーターにはいろんな種類があって何を選んでいいかわからない。インバーター選びのポイントが知りたい!

 

こんな疑問にお答えします。

 

私は、「インバーターを使って生活家電を使用し節電をする」目的で太陽光発電システムを導入しました。

導入する際めちゃくちゃ苦労したのが、インバーターやバッテリーの選定です。

 

いろいろ買い揃えたはいいけど使えなかったら最悪。。

 

この記事では、これから太陽光発電システムの導入を検討している方のためにインバーターの選定方法や使い道について詳しくご紹介しています。

 

インバーターとは

 

インバーターとは、直流の電気を交流の電気に変換する装置のことです。

 

なぜ直流の電気を交流の電気に変換する必要があるの?

 

直流の電気はUSBやシガーソケットに流れている電気のことで、交流の電気は家のコンセントや照明に使われている電気のことです。

 

同じ電気でも直流と交流で使える家電製品が異なります。

 

家の中で使われている電気はほとんどが交流の電気です

 

ソーラーパネルで作り出す電気というのは直流の電気なのでインバーターを使って直流から交流の電気に変換しなければ使い勝手があまりよくありません。

インバーターはソーラーパネルで作り出した直流の電気をコンセントや照明に使われている交流の電気に変換するためのめちゃくちゃ重要な装置です。

 

太陽光発電システムにインバーターは必要不可欠

 

インバーターの選定方法

 

インバーターには、直流入力電圧が12Vなのか、24Vなのか、容量は1000W用なのか3000W用なのか、といったようにいろんな種類があります。

 

「高額であれば品質がよくて失敗しない」というわけではありません。

 

どの程度の規模の太陽光発電システムにするのか、発電した電気でどのような電化製品を利用するのか、などを明確にしなければ適切なインバーターを選定することはできません。

 

インバーターの選定方法はこちら

  • インバーターを使って利用する電気製品を明確にする
  • インバーターに接続するバッテリー容量を確認する

 

この2つの項目を明確にすることで適切なインバーターを選定することができます。

私の場合、ドライヤー(約1500W)や洗濯機(約800W)を使用する予定だったので、定格容量2500W(瞬間容量5000W)のインバーターを選定しました。

 

私が使っているインバーターはこちら

消費電力の大きいドライヤーや洗濯機を使用したいのに定格容量500W程度のインバーターを選定してしまっては電気製品を動かすことができません。

インバーターの選定はめちゃくちゃ重要なので、時間をかけて最適な容量の製品を選にましょう。

 

ちなみに、我が家には定格容量1000Wのインバーターがありますが、ドライヤーはもちろん定格消費電力が650Wの小型灯油ストーブも利用することができませんでした。

瞬間的に大きな電気を消費する洗濯機やストーブ、電子レンジは記載されている定格消費電力よりも容量が大きいインバーターを選定しなければなりません。

 

インバーターの容量を大きくすればするほど高額になり、本体が大きくなるので製品選びは本当に難しいと思います。

インバーターの選定はとても重要ですので時間をかけて選定を行いましょう。

 

定格容量2500Wのインバーターで使える家電製品

 

消費電力の大きい家電を利用するために購入した定格容量2500Wのインバーター(メーカー:リョクエン)で使える家電製品をご紹介します。

  • ドライヤー
  • アイロン
  • 灯油ストーブ
  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • ヘアアイロン
  • ノートパソコン

 

ほぼすべての家電製品を利用することができます。

インバーターで電化製品を使いたい!という場合、定格容量が2500W以上を選定することがおすすめです。

 

定格容量2500Wのインバーターで使えない家電製品

 

Brotherプリンター(HL-L2330D)

プリンターの定格消費電力はピーク時880W以下と明記されているので、定格容量2500wのインバーターであれば余裕で稼働できると考えていました。

 

しかし、インバーター電源を使って印刷をするとインバーターの電源が落ちてしまいます

 

印刷をする際、瞬間的に大きな電気が必要とされるのか相性が悪いのかは不明ですが、正常に使えないのは間違いありません。

電気製品の定格消費電力的には問題ないのにインバーターとの相性が合わない!という事象が他にもあると思います。

 

古いエアコン

私が住んでいる賃貸には型式もメーカーもわからないような古いエアコンが備え付けられています。

 

清掃などのメンテナンスを定期的に行っているので問題なく使えるけど古い!

といった感じの6畳用の小さめのエアコンです。

 

このエアコンを太陽光で発電した電気で動かしてみようと試みたのですがダメでした。

電源が入って風が送風され始めるとインバーターの電源が落ちてしまいます。

 

2,3回挑戦して断念

 

6畳用のエアコンなので容量的には十分使えるはずなのですが稼働させることができませんでした。

 

インバーターと家電の相性が悪いのか、それとも瞬間に発生する電力が大きすぎてインバーターの容量が足りないのか不明ですが、定格容量2500Wのインバーターでも使えない家電はいくつかあります。

発見次第この記事にアップしていきますので、気になる方は参考にしてみてください。

 

太陽光発電システムにインバーターは必須アイテム

 

ソーラーパネルで作り出した電気で電気製品を動作させるには、インバーターの導入は必須事項です。

インバーターがなければソーラーパネルで作り出す直流の電気をコンセントに流れている交流の電気に変換することができません。

容量が大きく、品質の良いインバーターにすることで良質な電気を作り出すことができますが、高額になってしまうデメリットがあります。

インバーターの使用目的を明確にし生活スタイルに合った製品を選定しましょう。

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