太陽光発電発電システムを自分で作りたい!
こんな要望にお応えします。
私は、
バッテリーやソーラーパネルを自分で配線し自作した太陽光発電システムで
節電生活を送っています。
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自作とはいえちゃんと発電してくれるので、月額1,300円くらいの節電効果があります。
ソーラーパネルやバッテリーを増設すればもっともっと節電することができる!と思うと楽しくて仕方ありません。
この記事では、太陽光発電システムに必要な設備、配線方法、注意点などを詳しくご紹介しています。
自作太陽光発電システムの導入を検討されている方は是非参考にしてみてください。
目次
太陽光発電システムの作り方
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太陽光発電システムは以下の機器で構成されています。
- ソーラーパネル
- チャージコントローラー
- バッテリー
- インバーター
機器の配線イメージはこんな感じ
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「+」と「ー」を逆に繋がないよう注意すれば割と簡単に配線することが可能です。
![](https://hatayuru.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0960-e1689427499696-1024x768.jpeg)
配線に必要な工具は「+ドライバー」と「ードライバー」、「ペンチ」があれば十分。
説明書をしっかり読めば誰でも簡単に配線できると思います。
チャージコントローラー付属の説明書の内容がこちら
![](https://hatayuru.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_1602-e1701413385443-1024x768.jpeg)
「絵」で配線の順番が説明されているので全く迷わずに機器を配線することができます。
それぞれの機器を配線が届く範囲で設置すれば、自作太陽光発電システムの完成です。
「設置すれば」って簡単に言うけど、ソーラーパネルの設置は難易度高すぎ。。
このように感じる方が多いかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
賃貸のときに設置していたソーラーパネルの状況がこちら
![](https://hatayuru.com/wp-content/uploads/2023/08/IMG_0922-edited-1024x768.jpeg)
2階の窓から吊るす!!
脚立などは一切使っていません。
穴あけや加工などせずに設置しています。
窓枠にソーラーパネルを取り付ける方法は下記の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。
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ソーラーパネルを吊るした窓付近に、
「バッテリー」「チャージコントローラー」「インバーター」を設置(床に直置き)すれば
機器の設置作業は全て完了です。
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太陽光発電システムに必要な設備
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太陽光発電システムに必要な設備を一つ一つご紹介していきます。
蓄電用バッテリー
蓄電用バッテリーはソーラーパネルで発電した電気を蓄電しておくための設備で、
「日中に蓄電し夜間に消費する」という使い方が一般的です。
太陽光発電システムに最適なバッテリーが「リン酸鉄リチウムイオン」という種類のバッテリーです。
・長寿命(充放電可能回数が数千回以上)
・安全性が高い(発熱しづらい)
という特徴があります。
毎日充放電を繰り返す太陽光発電にうってつけのバッテリー
私が愛用しているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーがLiTime 12V 200Ah Plus です。
消費電力の大きいドライヤーや電子レンジを使えるほどの容量があります。
「評判」「コスパ」「品揃え」の観点でいろんなメーカーを比較した結果、
LiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが人気が高くて良さそう!という結論に至りました。
決め手は「LiTimeを扱っているユーチューブやブログが一番多かったから」です
高額な買い物になるから絶対に失敗したくない!という方はLiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを検討してみてください。
ソーラーパネル
ソーラーパネルは日光で直流の電気を作り出す設備です。
ソーラーパネルには以下のような仕様項目があります。
- 出力
- 動作電圧
- 動作電流
- ソーラーセルの種類
どの程度発電したいのか、接続するバッテリーは12V用なのか24V用なのか、
という情報からソーラーパネルを選んでいきます。
私が愛用しているソーラーパネルはRENOGY 175W 12V ソーラーパネル です。
チャージコントローラーとソーラーパネルのメーカーは揃えた方が相性がいい!
という私の勝手な考えからチャージコントローラーのメーカー(RENOGY)に合わせてソーラーパネルを選びました。
使ってみた感想は、
想像以上に発電してくれるし軽くて扱いやすい!
です。
ソーラーパネルで発電している様子がこちら
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地上に設置することで太陽の向きによってパネルを簡単も移動させることができ、雪が積もっている冬場でも発電を行うことだできます。
下記の記事では、RENOGYフレキシブルソーラーパネルを使ってみた感想を詳しくご紹介しています。
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初めてソーラーパネルを購入する!いう方はメリット、デメリットを必ずチェックしましょう。
MPPTチャージコントローラー
チャージコントローラーはソーラーパネルで発電された電気を効率よくバッテリーに入力するための設備です。
「バッテリーの過放電、過充電の防止」「発電量の測定」などの機能があり、
太陽光発電システムの頭脳的な役割があります。
仮にチャージコントローラーを接続せずソーラーパネルとバッテリーを直接配線してしまうと、
過充電や異常な電圧がバッテリーに流れてしまい故障となる!ようです。
太陽光発電システムでめちゃくちゃ需要な設備
私が愛用しているチャージコントローラーはRenogy Rover 40A MPPTチャージコントローラー です。
過放電、過充電をしっかり防止してくれて、発電した電気を効率よくバッテリーに充電することが可能です。
LiTimeのバッテリーと相性が良い
下記の記事では、RENOGYチャージコントローラーを使ってみた感想を詳しくご紹介しています。
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記事では、
RENOGYのチャージコントローラーで過放電したバッテリーを復活させる方法
などが詳しくご紹介しています。
バッテリー専用の充電器を購入せず太陽光発電だけでバッテリーを運用したい!と考えている方は是非確認してみてください。
インバーター
インバーターは、DC(直流)の電気をAC(交流)の電気に変換するための設備です。
バッテリーに蓄電した電気(直流)をコンセントに流れている電気(交流)に変換しなければ、
ほとんどの家電製品を使うことができません。
私が愛用しているインバーターはLVYUAN (リョクエン)インバーター 2500W 最大 5000W です。
ドライヤーや電子レンジといった消費電力の大きい家電製品も余裕で稼働させることができます。
消費電力の小さい照明やノートパソコン、タブレットの充電にだけ使う!というのであれば、
容量のもっと小さいインバーターがおすすめです。
太陽光発電システムでどのような家電製品を使いたいのか予しっかり検討しておきましょう。
下記の記事では、LVYUANインバーターを使ってみた感想について詳しくご紹介しています。
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記事の中では、容量は十分足りているのにLVYUANのインバーターでは使えない家電製品をいくつかご紹介しています。
該当する家電製品があれば要注意です。
延長コード
延長コードはインバータで出力した電気を遠くに移動させるために必要な設備です。
私が愛用している延長コードは、エレコム 電源タップ 10個口 3mです。
延長コードがなければ、インバーターの近くでしか発電した電気を消費することができません。
我が家は延長コードを駆使して、インバータから洗面所まで電源を引っ張っていました。
延長コードを選ぶときにはタップ本体にスイッチがついているものがおすすめです。
スイッチでON/OFFすることで家電製品への通電をこまめにストップすることが可能なので、
使いやすく節電効果が高いと感じています。
自作太陽光発電システムでの節電生活
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自作太陽光発電システムを使って節電生活を送っている感想は、
自ら作り出した電気を心置きなく使えるのでめちゃくちゃ楽しい。天気がよく発電量が多い日はテンションが上がる。
です。
我が家では、
分電盤に切替機があり発電した電気をブレーカーに出力することができるので
ありとあらゆる家電製品を稼働させることが可能です。
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電気工事屋さんに工事をお願いする必要がありますが、
本格的に太陽光発電システムを導入したいのであれば分電盤の改修は必須事項です。
節電効果は大幅にアップ
太陽光発電システムを導入してから、「リビングの照明」「子ども部屋の照明」「コンセント数ヶ所」は毎日発電した電気を使っています。
照明にかかる電気代はタダ
切替機を全て「太陽光発電」にすれば「エコジョーズ」「洗濯機」「換気扇」なども稼働させることができるのですが、
今のバッテリーでは容量不足で数時間でバッテリー切れとなってしまいます。
ゆくゆくはバッテリーとソーラーパネルを増設して太陽光発電した電気だけで全ての家電製品を稼働させるオフグリット生活を送りたい!
と計画中です。
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3NPPEK+7WL7XU+53VG+6AZAP)