こんにちは。 電気大好き節電オタクのマメ父ちゃんです。
「注文住宅を建てるなら太陽光発電も一緒に!」と、ハウスメーカーから勧められた経験はありませんか?
私も家を建てる際に、太陽光発電システムの導入を真剣に検討しました。
業者に見積もりを依頼したところ、驚くような高額な金額が返ってきたんです。
( 住宅ローンだけでも大変なのに、太陽光発電までは無理。。。 )
そこで「それなら自分でDIYしよう」と決意し、現在は蓄電池2.4kW×2台、ソーラーパネル175W×3枚と220W×4枚を組み合わせたDIY太陽光発電システムを稼働させています。
ソーラーパネルの様子がこちら

24V太陽光発電システムの様子がこちら

12V太陽光発電システムの様子がこちら

これらの太陽光発電システムのおかげで、電気代は月2,000円〜4,000円程度にまで下がりました。
この記事では、注文住宅へのプロ施工による太陽光発電導入に対して、私が感じている正直な感想をお伝えします。
「太陽光発電って本当に必要なの?」と迷っている方にこそ読んでほしい内容です。
目次
注文住宅の太陽光発電、業者に見積もりを頼んだらどうなった?
注文住宅を建てるタイミングで太陽光発電を導入しようとすると、多くの人がまずハウスメーカーや専門業者に相談することになります。
私も同じように見積もりを依頼しました。
その結果を見て、正直「これは無理だ」と感じたんです。
見積もり金額は250万円〜300万円だった
業者から提示された見積もり内容は、蓄電池搭載の太陽光発電システムで工事費込み250万円〜300万円でした。
「月々の電気代が安くなるから、長い目で見れば元が取れますよ」という説明もありましたが、シミュレーション結果は投資回収まで約20年。
20年というのはかなり長い期間で、導入した太陽光発電システムに不具合が生じてもおかしくない時間です。
( こんなシュミレーション結果の設備を導入しても、意味がないよな気がする。。。 )
元を取る前に機器の交換が発生する問題
太陽光発電システムは毎日稼働させる設備で、長期間運用すると設備に不具合が生じてきます。
パワーコンディショナーやインバーターなどの主要機器は、10年程度で交換が必要になるケースが多いようです。
つまり「20年で元が取れる」というシミュレーションの途中で、数十万円単位の機器交換費用が発生することになる。
これでは、元を取る前にさらに高額費用がかかってしまいます。
「電気代が安くなる」という目的が、本当に達成できるのか疑わしくなってきました。
北海道特有の問題:冬の除雪ができなければ発電量はゼロ
私が暮らす北海道(旭川)では、冬期間に大量の雪が積もります。
ソーラーパネルに雪が積もると、当然ながら発電量はほぼ0。
業者に「除雪はどうすればいいですか?」と聞いたところ、「基本的にはパネルに登っての除雪はメーカー保証外になります」という回答でした。
これでは北海道で太陽光発電を導入しても、年間の発電量が大幅に下がってしまいます。
冬に使いたい暖房の季節こそ、発電できないというのは本末転倒です。
業者施工を諦めてDIYに踏み切った理由
見積もりの内容と機器の寿命を照らし合わせると、業者施工の太陽光発電システムは私には合わないと判断しました。
そこで選んだのが、DIYによる自作太陽光発電システムの導入です。
導入費用を自分でコントロールできる
DIYの最大のメリットは、費用の透明性と自由度の高さです。
業者に頼むと工事費・人件費・マージンがすべて上乗せされますが、自分で機材を調達して組み立てれば純粋な機器代だけで済みます。
私が導入したシステムは、ソーラーパネル・蓄電池・MPPTチャージコントローラー・インバーターを合わせても、業者見積もりの「4分の1」程度の費用で構築できました。
「自分で作る」という選択肢は、決して難しいものではありません。
正しい知識と手順を押さえれば、初心者でも安全に導入できます。
こちらでは、DIY太陽光発電システムを実際に構築した経験をご紹介しています。
→ → → 「太陽光発電システムの配線方法・費用・節電効果を徹底解説」記事はこちら
生活スタイルに合わせてシステムを自由に変えられる
DIYならではのもう一つの強みは、あとからシステムを変更・拡張できることです。
私は最初、ソーラーパネル1枚・蓄電池・MPPTチャージコントローラー・インバーター、という小さな構成からスタートしました。
その後、必要に応じてパネルを追加し、現在は175W×3枚と220W×4枚という構成に成長させています。

業者施工のシステムは、あとから変更しようとすると追加工事費がかかりますが、 DIYであれば環境に合わせて少しずつ規模を広げていけます。
増設に使ったソーラーパネルは、こちらの記事で紹介しています。
→ → → 「Looopでんきのソーラーパネル使ってみた!レビューを紹介」記事はこちら
コスパがよく、長寿命なソーラーパネルなのでチェックしてみてください。
北海道の冬でも除雪が自分でできる
最初に触れた「北海道の除雪問題」も、DIYなら自分で解決できます。
業者施工のシステムでは、パネルに登っての除雪が保証外になるケースが多いです。
しかし自作システムなら、設置場所や角度を自分で決められるため、除雪しやすい構造を最初から作ることができます。
裏に設置したソーラーパネルがこちら

裏庭にソーラーパネルを設置しておけば、墜落事故の心配なく除雪することが可能。
冬期間も発電効率を落とさないための工夫が、自分の手でできるのはDIYならではの大きなメリットです。
電気代はどれくらい下がった?実際の節電効果を公開
「理論はわかったけど、実際のところどうなの?」という声にお答えします。
私が自作太陽光発電システムを導入してからの、リアルな電気代をお伝えします。
月の電気代は2,000円〜4,000円程度にまで減少
DIY太陽光発電システムを稼働させてから、電気代は劇的に変わりました。
以前は北海道の冬を中心に毎月かなりの電気代がかかっていましたが、現在は月2,000円〜4,000円程度が平均です。
もっとも安い月は1,000円を下回ることもあります。
これは蓄電池2.4kW×2台のおかげで、昼間に発電した電力を夜間にも使い回せているためです。
太陽が出ていない夜間や曇りの日でも、蓄電池の電力でまかなえます。
ポータブル電源との併用で利便性も高まった
私はJackery 2000 New、ホンダ RiB-AID E500、EcoFlow RIVER MAX、BLUETTI AORA10など複数のポータブル電源を保有。

これらは外出先や停電時のバックアップとして活用できます。
さらに、我が家ではポータブル電源を分電盤に給電できる電気配線になっているので、蓄電池に加えてポータブル電源を節電用と使っています。
電気配線のイメージはこんな感じ

DIY太陽光発電とポータブル電源を組み合わせることで、電気代の削減と非常時の備えを同時に実現。
こちらの記事では、電源切替器付分電盤の導入方法が解説されています。
→ → → 「注文住宅でやっておくべき電気配線」記事はこちら
注文住宅に太陽光発電が「あり」になるのはどんな場合?
ここまで業者施工のデメリットを中心にお話ししてきましたが、必ずしも「太陽光発電はいらない」と言いたいわけではありません。
条件次第では、業者施工の太陽光発電でも十分に価値があると思っています。
「10年で元が取れる」シミュレーションが出るなら導入すべき
最も重要なのは、投資回収期間がどれだけ短縮できるかです。
もし業者から「10年で元が取れる」というシミュレーション結果が出た場合、それは非常に優秀なシステムといえます。
10年以内であれば、機器の交換前に元が取れる可能性が高い。
電力会社への売電単価や自家消費率の高さによっては、10年で回収が現実的なケースも存在します。
まずは複数の業者に見積もりを取り、シミュレーションを比較することが大切です。
除雪ができる設置構造を提案してくれる業者なら信頼できる
特に北海道や東北など降雪地域の方にとって、「冬も発電を維持できるか」は重要な選択ポイントです。
除雪しやすい角度や位置にパネルを設置してくれる、または雪が自然に落ちやすい急勾配の屋根に設置する提案をしてくれる業者であれば、信頼度は高まります。
冬期間の発電量をしっかり含めたシミュレーションを出してくれるかどうかも、業者選びの判断基準になります。
まとめ
注文住宅への業者施工による太陽光発電システムについて、私が感じる正直な感想をまとめます。
工事費250万円〜300万円という金額に対して元を取るまでに約20年かかるというシミュレーション結果は、正直なところ割に合わないと感じました。
しかも10年程度で機器の交換が発生するとなれば、投資回収の計算がさらに難しくなります。
北海道のような降雪地域では、ソーラーパネルの除雪ができない構造だと冬の発電量がほぼゼロになるというリスクも見逃せません。
一方で、「10年以内に元が取れるシミュレーション」が出る場合や、除雪しやすい設置構造を提案してくれる業者に出会えた場合は、業者施工でも十分に価値があると思っています。
私自身はDIYで太陽光発電システムを構築し、月の電気代を2,000円〜4,000円程度に抑えることができています。
DIYという選択肢が気になった方は、ぜひこちら記事もあわせて読んでみてください。
→ → → 「太陽光発電システムの配線方法・費用・節電効果を徹底解説」記事はこちら
