DIY太陽光発電のメンテナンスを怠らない電オタクのマメ父ちゃんです。
「ソーラーパネルの発電量が知りたい。」「蓄電池にどれくらいの電流が流れているか把握したい。」
こんな問題を解決するためにHiokiクランプメータ「CM4371-50」を導入しました。

CM4371-50を使ってみた感想は
これ1台あれば太陽光発電の電圧・電流測定ができる。セルフメンテナンスに欠かせない測定器である
です。
私は仕事柄いろんなメーカーのクランプメータを使用しているのですが、CM4371-50は初心者でも簡単に扱えるので最初の一台にピッタリだと感じます。
我が家は蓄電池やソーラーパネルを組み合わせてDIY太陽光発電システムを構築し節電生活を送っていて、「電流測定や温度測定」「パネルの清掃」といったメンテナンスを全て自分で行っています。
最初は機器の外観チェックと発熱のチェックしか行っていなかったのですが、メンテナンスを継続していくうちに「今どれくらいの電流が流れているのか」を正確に把握したいと感じる場面が増えてきました。
毎日発電していると、
「こんな晴れているのに全然発電してない!なんで?」「いつもなら蓄電池が温かくなるのに冷たいままだ!なんで?」
という場面に遭遇することがあります。
こんな時は、電流を測定して、ちゃんと発電しているか確認するしかありません。
本記事では、CM4371-50を使って実際にソーラーパネルと蓄電池、インバーターの電流測定した様子をご紹介します。
これから電流測定器の導入を検討している方は参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- Hiokiクランプメータ「CM4371-50」の使い心地
- 太陽光発電の電流測定
- 太陽光発電のセルフメンテナンス
目次
Hiokiクランプメータ「CM4371-50」でできること
太陽光発電の電流測定のために導入したのは、Hiokiのクランプメータ「CM4371-50」です。

- クランプメータ本体
- 電圧測定用のリード線
- 説明書
CM4371-50を使って最初に感じたのは、
本体サイズより一回り大きいサイズの収納バックでなので、収納しやすく持ち運びしやすいこと
です。
「収納バックなんてどうでもよくない?」と思われるかもしれませんが、
クランプメータは本体と収納バックのサイズ感がジャストフィットしていると使いにくくてストレスを感じる
ことがあります。
( 仕事で使っているクランプメータはケースにしまいにくくて、めっちゃストレスです。)
個人的にHiokiの収納バックはとても使いやすくありがたいと感じました。
交流・直流どちらの電流も測定できる
CM4371-50最大の特徴は、交流・直流を自動的に切り替えて測定する機能です。
中央のハンドルを「AUTO A」に切り替えてケーブルをクランプするだけ。
あとは、CM4371-50が自動的に直流なのか交流なのかを判断してくれます。

画面の左側に表示される「—」みたいな表示が直流という意味です。
太陽光発電の場合ソーラーパネルと蓄電池は「直流」インバーターの出力側は「交流」で、CM4371-50があれば両方の電流値を測定できます。
リード線をつなげば電圧も測定できる
電流だけでなく、本体にリード線を接続することで交流・直流両方の電圧も測定することができます。
電流値と電圧値を組み合わせれば、各機器の消費電力や発電量をより正確に把握することも可能です。

写真はインバーターの入力側の電圧測定をしている様子です。
結果は、直流13.39Vでインバータやバッテリーモニターの表示と一致しています。
測定器を何個も揃えたくない方におすすめ
クランプメータは機種によって「交流用だけ」「直流用だけ」「交直両用」のモデルがあります。
「交流用だけ」のモデルにしてしまうと、
インバーターの出力側の電流は測定できるけど、ソーラーパネルと蓄電池の電流は測定できない
となるので注意が必要です。
私は仕事柄交流用クランプメータを持っていたので直流用クランプメータの導入を考えていました。
しかし、「測定箇所によってクランプメータを切替えるのは絶対めんどくさくなる」と感じたので「交直両用のCM4371-50」を導入。
メンテナンスでは、いろんな場所に移動しながら電圧と電流測定を行うので1台ですべての測定ができるCM4371-50を導入して大正解だと感じています。
「測定器をあれこれ揃えたくない」「できるだけコンパクトに揃えたい」という方には特におすすめです。
「CM4371-50」の使い心地
ここからはCM4371-50を使って、ソーラーパネル、蓄電池、インバーターの電流を測定している様子をご紹介します。
ソーラーパネルの電流を測定
まずはソーラーパネルの直流電流を測定しました。

発電電力と電流値を比較しやすいよう、ソーラーパネルをポータブル電源に直接接続。

ポータブル電源の入力電力は120W

ソーラーパネルからの電流は10.2A
表示される電流値を観察していると、日射量によって数値がリアルタイムに変化することがわかりました。
クランプメータがあれば、天候による発電量の違いを感覚だけでなく数値として把握できるようになります。
蓄電池(バッテリー)の電流を測定
次に蓄電池に流れる電流値を測定してみました。

写真は電気ケトル(消費電力1200W)を使っているとき、蓄電池から流れる電流値を測定している様子です。
クランプしているケーブルには直流119Aの電流が流れていることがわかります。
蓄電池とインバーター間には100Aを超える大電流が流れることがあるので、発熱に耐えられる太いケーブルを採用しなければなりません。
「ケーブルの太さの決め方」については、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
\ ケーブルの太さ自動判定ツールのダウンロード /
太陽光発電システム自作マニュアル【必要材料・ケーブルの太さを自動判定】
インバーターの電流を測定
最後にインバーターの出力側、交流電流を測定しました。
測定の結果、
消費電力1200Wの電気ケトルを使っているとき、インバーターの出力側に流れる電流値は12A
でした。
電流測定するにはケーブルの黒線、もしくは白線だけをクランプする必要があります。
ただし、交流のケーブルは黒線と白線がまとまった2芯ケーブルが採用されている場合が多く、クランプする箇所がないことがほとんどです。
日頃のメンテナンスでは、
測定しやすいインバーターの入力側で電流を測定できれば出力側の測定は必要ない
と感じます。
まとめ
Hiokiのクランプメータ「CM4371-50」を使って、DIYした太陽光発電の電流測定を実施しました。
CM4371-50は「交流の電流と電圧」、「直流の電流と電圧」を測定できる測定器です。
「CM4371-50」1台あれば太陽光発電に必要な電圧電流測定ができるので、「測定器を何個も揃えたくない」という方にピッタリ。
メンテナンスをして各機器で流れる電流を把握しておけば、異常箇所の早期発見ができるようになります。
太陽光発電のメンテナンスにおいて、電流測定は欠かせない点検項目です。
太陽光発電に興味のある方はHiokiのクランプメータ「CM4371-50」を導入して電流測定ができるよう備えておきましょう。

