ソーラーパネルは1日どれくらい発電する?DIY太陽光で検証してみた

こんにちは。

電気大好き節電オタクのマメ父ちゃんです。

 

「ソーラーパネルって、実際どのくらい発電できるの?」と気になっている方、多いんじゃないでしょうか。

 

カタログスペックを見ると「175W」とか「220W」という数字が並んでいますが、あれはあくまで理論上の最大値。

実際の生活の中でどれくらい電気が生み出せるのかは、使ってみないとわかりません。

 

私はDIYで自作した太陽光発電システムを自宅に導入し、毎日ソーラーパネルの発電量をチェックしながら節電生活を送っています。

ソーラーパネル175W×3枚と220W×4枚という2つのシステムを実際に稼働させてきた経験から、季節ごとの発電量の変化や、ポータブル電源との組み合わせ術まで、ソーラーパネル稼働のリアルをご紹介。

 

「太陽光発電って難しそう…」と感じている方も大丈夫。

電気初心者の方でもわかるくらいシンプルに解説しますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

 

ソーラーパネルの発電量、まずは基本を押さえよう

ソーラーパネルの発電量を理解するには、まず基本的な仕組みを知っておくことが大切です。

 

カタログに書いてある「W(ワット)」という数字は、太陽光がベストな条件で当たったときに出せる最大の電力量のこと

でも実際には、天気・時間帯・季節・パネルの角度など、さまざまな要因が絡み合って、その数字通りにはなかなかいきません。

 

「W(ワット)」と「Wh(ワットアワー)」の違いとは?

この2つの違いを知らないまま話を進めると、あとで混乱してしまうので最初に整理しておきます。

 

「W(ワット)」は「今この瞬間の電力の強さ」で、「Wh(ワットアワー)」は「その電力を1時間使ったときの電気の量」です。

 

たとえば100Wのパネルが1時間フル稼働すれば100Wh、6時間稼働すれば600Whの電気が生まれる、というイメージです。

 

日常生活で「今日どれくらい発電できた?」と確認するときに使うのは「Wh(またはkWh)」のほう。

1kWhは1000Whで、一般的な家庭の電気代に換算すると30~35円程度に相当します。

 

発電量に影響する主な要素

発電量を左右するのは天気だけではありません。

 

1つ目が「日照時間」です。

太陽が出ている時間が長ければ長いほど発電量は増えますが、曇りや雨の日はガクンと落ちます。

 

2つ目が「気温」です。

実はソーラーパネルは高温になりすぎると効率が下がるという特性があります。

夏は日照時間が長い一方で、パネルが熱くなりすぎてやや効率が落ちることもあります。

 

3つ目が「パネルの設置角度と方向」です。

南向きで適切な角度をつけることで発電効率が大きく変わるため、DIYで設置するときはここが腕の見せどころになります。

 

実際の発電量データを公開!175Wと220Wシステムの比較

それでは、私が実際に運用している2つのシステムのデータを見ていきましょう。

 

私が導入しているのは「ソーラーパネル175W×3枚」と「ソーラーパネル220W×4枚」という2つのシステムです。

実際に設置状態がこちら

ソーラーパネルの設置状態

 

「ソーラーパネル175W×3枚」が12V太陽光発電システム、「ソーラーパネル220W×4枚」が24V太陽光発電システムという回線に分けています。

 

175W×3枚システムの発電量

175W×3枚のシステム(合計定格525W)は、コンパクトな構成ながらも日々の生活に十分な電気を生み出してくれます。

 

最大出力は理論上525Wですが、実際に計測した最大値はおよそ300W前後

 

これは季節や天気の良い日の話で、曇りが多い日は100W以下になることもザラにあります。

1日の発電量でいうと、発電量が多い好条件の日には約2kWh程度まで達することがあります。

 

これは一般的なノートパソコンを25時間充電できるくらいの電気量で、うちの生活では十分すぎるくらい。

 

220W×4枚システムの発電量

220W×4枚のシステム(合計定格880W)は、こちらのほうがパワーがあります。

実際の最大出力は約700W程度で、条件がそろった日には1日あたり4.5kWh近くまで発電できることがあります。

 

4.5kWhといえば、エアコンを8〜10時間近く動かせる電気量。

これがタダ同然(正確には初期投資の回収期間はありますが)で手に入るというのは、節電オタクとしてはたまりません。

 

2つのシステム合計で考えると、好条件の日には7kWh前後の電気を作り出せる計算になり、一般的な家庭の1日の消費電力をほぼカバーすることが可能です。

 

季節による発電量の変化

季節による差は想像以上に大きいので、ぜひ知っておいてほしいポイントです。

 

春〜夏(4月〜8月)が最もよく発電します。

日照時間が長く、太陽の高度も高いため、パネルにしっかり光が当たります。

この時期は蓄電池が満充電になってしまい、余った電気をどこかに逃がさないといけないくらい発電することもあります。

 

反対に秋〜冬(10月〜2月)は発電量がガクッと落ちます。

日が短くなるうえに、曇りや雪の日も増えるため、1日1〜2kWhを下回る日も少なくありません。

北海道のような積雪地帯では、パネルに雪が積もってしまうと発電がほぼゼロになることもあります。

こんな感じ

雪で覆われたソーラーパネル

 

それでも日々の発電量を記録してみると、「今日は発電できた・できなかった」という変化が楽しく感じられるようになってきますよ。

 

発電した電気があふれたときはどうする?ポータブル電源が大活躍

蓄電池が満充電になったとき、発電した電気を無駄にしないための工夫が必要です。

春から夏の発電ピーク時には、蓄電池2.4kW×2台(合計4.8kWh)があっという間に満杯になってしまうことがあります。

そんなときに私が活用しているのが、複数のポータブル電源です。

 

ポータブル電源を「サブバッテリー」として活用する

私が保有しているポータブル電源は、「Jackery 2000 New」「ホンダ LiB-AID E500」「JVC BN-RB37-C」「EcoFlow RIVER MAX」「BLUETTI AORA10」の5台です。

複数のポータブル電源

 

蓄電池が満充電に近づいてきたら、これらのポータブル電源を順番に太陽光発電システムにつないで充電していきます。

こうすることで、せっかく発電した電気を無駄にすることなく蓄電することが可能です。

 

ポータブル電源は持ち運びができるので、キャンプや車中泊のお供にも使えますし、いざ停電が起きたときの防災グッズとしても大活躍します。

太陽光発電システムとポータブル電源を組み合わせることで、電気の「自給自足」に近い生活を実現しているのが私のスタイルです。

 

→ → → 「太陽光発電システムとの相性抜群のポータブル電源の選び方」記事はこちら

 

電気の自給自足ってどれくらいできる?

完全な自給自足はさすがに難しいですが、うちでは電気代の大幅な節約に成功しています。

特に春〜夏の間は、昼間の電力消費をほぼソーラー発電でまかなえる日も珍しくありません。

夜間や雨天時は蓄電池からの放電でカバーし、それでも足りないときだけ電力会社から買う、という形になっています。

電気代の推移

 

この表は12V太陽光発電システムを導入したときの電気代一覧です。

現在は24V太陽光発電システムを追加で導入しているので、一覧の電気代より安くなると思われます。

 

「電気を買わずに自分で作る」という感覚は、光熱費の節約以上の達成感がある。

一度この生活を始めると、電力メーターがくるくる回るのを見るのがちょっと悔しくなってきますよ(笑)。

 

DIY自作太陽光発電システムをもっと深く知りたい方へ

ここまで読んでくれた方の中には、「自分でもやってみたい!」と思い始めた方もいるのではないでしょうか。

 

自作太陽光発電システムの構築には、パネルの選び方・チャージコントローラーの接続・蓄電池の選定・配線の基礎知識など、知っておくべきポイントがいくつかあります。

 

実際に使われる機器はこんな感じ

12V太陽光発電システム

 

 

私がこれまでの経験をギュッとまとめたKindle書籍【DIY自作太陽光発電システム】では、初心者の方でも一から取り組めるように、写真や図解を交えながらわかりやすく解説しています。

「失敗したくない」「何から手をつければいいかわからない」という方にこそ読んでほしい一冊です。

 

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まとめ

最後に、この記事の内容を簡単に整理します。

 

ソーラーパネルの発電量は、カタログスペックどおりにはいきませんが、うまく活用すれば十分な節電効果が得られます。

 

私が運用している175W×3枚のシステムでは1日最大約2kWh、220W×4枚では最大約4.5kWhの発電が可能です。

発電量が多いのは春〜夏にかけてで、季節によって大きく変動することも覚えておいてください。

 

蓄電池が満充電になった余剰電力は、ポータブル電源をサブバッテリーとして活用することで無駄なく使い切ることができます。

電気の自給自足生活は、節約だけでなく「自分で電気を作る」という達成感も大きな魅力です。

 

太陽光発電システムのDIYに挑戦してみたい!という方は、ぜひKindle書籍【DIY自作太陽光発電システム】を手に取ってみてください。

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実際に手掛けた経験が掲載されているので、参考にしてみてください。

 

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