オクトパスエナジーは怪しい電力会社なのか!?節電オタクの私が徹底解説

こんにちは。電気大好き節電オタクのマメ父ちゃんです。

 

「オクトパスエナジーって名前が面白いけど、実際どうなの?怪しくないの?」

そう感じている方は、意外と多いのではないでしょうか。

 

実は私も、新電力会社への乗り換えを検討するたびにオクトパスエナジーの名前を目にしていました。

再生可能エネルギーに力を入れていること、料金プランがシンプルであること、さらに北海道エリアでも契約できることから、北海道在住の節電オタクとしてはかなり気になる存在だったんです。

 

結論から先にご紹介すると、

オクトパスエナジーは怪しい電力会社ではありません。契約してすぐ電気が使えなくなる!怪しい勧誘が来るなんてことはありません。ただし、今よりも電気代が下がるとは限らない。

ただ、「人気がある新電力会社だし、なんとなく安そう」という印象だけで電力会社を乗り換えるのは危険

ということです。

 

電力会社選びで失敗しないためには、

広告の文言に惑わされず、料金プランの約款をしっかり確認して、自分の生活スタイルに合った電力会社かどうかを見極める

必要があります。

 

この記事では、電力会社の料金を見るのが得意な節電オタクの私が、オクトパスエナジーの特徴・デメリット・私自身の判断結果を正直にお伝えします。

 

オクトパスエナジーとは

オクトパスエナジーは、イギリス発のグリーンエネルギー企業「Octopus Energy」の日本法人です。

 

再生可能エネルギーの普及を掲げ、2023年に日本市場に参入した比較的新しい新電力会社。

名前のインパクトから「怪しいのでは?」と思われがちですが、イギリス本国では大手電力会社として確固たる地位を確立しており、海外での実績は十分にあります。

日本国内では北海道を含む複数エリアで契約可能で、再生可能エネルギー由来の電力を使いたい方から注目を集めています。

 

特徴

オクトパスエナジーの最大の特徴は、料金プランの多様さとわかりやすさにあります。

 

主に「シンプルオクトパス」「グリーンオクトパス」など6種類程度のプランが用意されており、生活スタイルに合わせて選ぶことがで可能。

 

シンプルオクトパスは、その名の通りとてもシンプルな料金構造になっています。

基本料金が0円で、電力量料金は1kWhあたり39.12円。

使った電力量に単価をかけるだけで電気料金が計算できるため、電気代の見通しが立てやすいのが特徴です。

 

一方、グリーンオクトパスは基本料金が発生する代わりに電力単価が安く設定されているプランです。

我が家がグリーンオクトパスを利用した場合、

基本料金は約800円。1か月あたり100kwh電気を使ったとして2560円。

合計3260円となります。

 

電気の使用量が少ない我が家にとっては、基本料金0円プランの方がメリットがありそうです。

 

他にもいろんな料金プランが用意されているので簡単にご紹介していきます。

 

料金プラン一覧(2026年6月現在)

オクトパスエナジーには以下のプランが用意されています。

プラン名対象基本料金電力量料金の特徴
グリーンオクトパス一般家庭(標準)あり(従量制)3段階制(使用量で単価が上がる)
スタンダードオクトパス一般家庭(ベーシック)あり(従量制)3段階制
シンプルオクトパス一般家庭(シンプル重視)0円使用量によらず一律単価
ソーラーオクトパス太陽光パネル設置家庭あり時間帯別(3区分)
EVオクトパスEV・PHEV所有者あり(日額制)時間帯別(3区分)
オール電化オクトパスオール電化住宅あり(契約電力制)昼夜2区分
オール電化オクトパス-サンシャイン太陽光付オール電化住宅あり(日額制)昼夜2区分(昼間割安)
KKオクトパス一般家庭あり再エネ100%対応

 

① グリーンオクトパス(最も一般的なプラン)

実質再生可能エネルギー100%の電気が利用できる環境配慮型プランで、電力量料金は3段階制です。

北海道エリアの単価は以下のとおりです。

  • 基本料金:374円/月(10A契約の場合)
  • ~120kWh:23円57銭/kWh
  • 121~280kWh:28円81銭/kWh
  • 281kWh~:31円21銭/kWh

 

② シンプルオクトパス(最もシンプルな料金体系)

基本料金0円で燃料費調整額も設定されていない、シンプルな構造が特徴のプランです。

ただし、12カ月経過後は自動的に「グリーンオクトパス」に切り替わる。

  • 基本料金:0円
  • 電力量料金(北海道):39円12銭/kWh(一律・段階なし)

 

※他エリアの単価:東北30円98銭、東京30円93銭、中部30円38銭、関西27円46銭

 

③ ソーラーオクトパス(太陽光発電家庭向け)

太陽光発電設備が設置されている家庭に最適なプランで、自家発電を活用してお得に使えるよう設計されています。

電力量料金は時間帯で3区分に分かれており、北海道エリアでは以下のとおりです。

  • ソーラータイム(8時~16時):37円00銭/kWh
  • ホームタイム(6時~8時・16時~22時):30円00銭/kWh
  • ナイトタイム(22時~翌6時):21円00銭/kWh

 

夜間の単価が安く、昼間は太陽光の自家消費でカバーするという使い方に向いています。

 

④ EVオクトパス(電気自動車・PHEV所有者向け)

電気自動車の充電に適した時間帯に料金が安くなる仕組みです。

適用条件はEVまたはPHEVを所有し、自宅に充電設備があること。北海道エリアの単価は以下のとおりです。

  • EVデイタイム(11時~13時):14円71銭/kWh
  • EVナイトタイム(1時~5時):16円71銭/kWh
  • スタンダードタイム(上記以外):30円97銭/kWh

 

⑤ オール電化オクトパス(オール電化住宅向け)

電気代の節約と環境への配慮を両立したいオール電化住宅の方に最適なプランです。

北海道エリアの単価は以下のとおりです。

  • デイタイム(8時~22時):27円71銭/kWh
  • ナイトタイム(22時~翌8時):20円01銭/kWh

 

⑥ オール電化オクトパス-サンシャイン(太陽光付オール電化向け)

昼間(9時~15時)の単価が特に安く設定されており、太陽光発電と組み合わせて使いにくい時間帯のみ電力会社から購入するという運用に向いています。

北海道エリアの単価は以下のとおりです。

  • デイタイム(9時~15時):17円85銭/kWh
  • スタンダードタイム(15時~翌9時):28円11銭/kWh

 

既に太陽光発電設備を導入している家庭なら、ソーラーオクトパスがおすすめです。

太陽光発電が稼働している日中の単価が高く、太陽光発電できない夜間の単価が低く設定されている

このプランの特徴を上手に使えば、電気代を大幅に抑えることができそうですよね。

 

DIY太陽光発電設備でもソーラーオクトパスに申し込めるかどうか確認中で、申し込めるのであれば切り替えようと思います。

 

一般家庭であれば、「基本料金0円で単価が少し高めのシンプルオクトパス」にするか、「基本料金が発生するが使用量が少なければ単価が安いグリーンオクトパス」にするかではないでしょうか。

自分の生活スタイルと電気の使用量から、相性の良いプランを探してみてください。

 

オクトパスエナジーに感じるデメリット

ここからが本題です。

 

オクトパスエナジーの約款を実際に読み込んでみると、「これは我が家には合わないなぁ」と感じたポイントが3つありました。

節電に本気で取り組んでいる方ほど、この部分はしっかり確認しておくことをおすすめします。

 

単価設定が意外と高い

シンプルオクトパスの電力量料金は1kWhあたり39.12円

この数字を見てどう思いますか?「安い!」と感じる方もいるかもしれませんが、実際のところ、決して低い水準ではありません。

 

北海道電力(北電)の従量電灯Bの単価と比較してみると、使用量によっては北電の方が安い場合があります。

 

「基本料金0円で一見お得そうに見えるけど、単価が高ければ結局割高になる」

これがシンプルオクトパスの落とし穴です。

 

電気使用量が多い家庭ほど、この単価の差はじわじわと効いてきます。

たとえば、月に500kWh消費する家庭でシンプルオクトパスを使うと、電力量料金だけで19,560円。

同じ量を単価が安い料金プランで使えば、数千円単位で差が出ることもあります。

 

「基本料金が0円だからお得!」という印象だけで飛びつくのは危険で、実際の消費電力量に単価をかけてシミュレーションすることが必須です。

 

ポイント還元がない

電力会社によっては、電気代に応じてポイントが貯まったり、他のサービスと組み合わせてお得になったりするプランを提供しているところもあります。

 

オクトパスエナジーには、こうしたポイント還元の仕組みが現時点では用意されていません。

「電気代の節約」だけでなく「ポイント活用」も意識している方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

 

もちろん、ポイント還元があるからといって必ずしもお得とは限らず、あくまで「料金の安さ」が最優先であることに変わりはありません。

ただ、他の新電力会社と比較したときに、ポイント還元の有無はひとつの判断材料になります。

 

「電気代そのものが安くなるなら、ポイントはいらない」という方には問題ありませんが、せっかく乗り換えるなら総合的なコストを比較して選びたいところです。

 

燃料費調整額の上限がない

これが私が最も気になったポイントです。

 

燃料費調整額(燃調)とは、燃料価格の変動に応じて電気料金に加減算される料金のことで、電気料金明細の中に記載されています。

大手電力会社の場合、この燃料費調整額には「上限」が設定されているケースがほとんどです。

しかしオクトパスエナジーでは、約款上、燃料費調整額に上限が設定されていません

 

つまり、原油価格やLNG価格が急騰した場合、その影響をダイレクトに受ける可能性があるわけです。

2021〜2022年のエネルギー価格高騰の際、一部の新電力会社が燃料費調整額の青天井により電気代が跳ね上がり、契約者に大きな負担をかけた事例がありました。

 

「普段は安いけど、燃料価格が上がったときに想定外の電気代になる可能性がある」

これは節電オタクとして見逃せないリスクです。

 

電力会社を選ぶ際は、単価や基本料金だけでなく、燃料費調整額の仕組みも必ず確認することをおすすめします。

 

オクトパスエナジーを使うかどうか

ここまでオクトパスエナジーの特徴とデメリットをお伝えしてきました。

「結局、オクトパスエナジーに乗り換えるべきなのか?」という問いに対する答えは、ひとことで言えば「人による」です。

 

とはいえ、「怪しい会社かどうか?」という最初の疑問に対しては、明確に答えられます。

オクトパスエナジーは怪しくありません。イギリスに本社を持つ実績ある企業であり、日本法人としても電力小売事業者として正規に登録されています。

ただし「自分にとって最適な電力会社かどうか」は別の話です。

 

私の結論

オクトパスエナジーの約款を確認した結果、我が家の生活スタイルとはマッチしないという結論に至りました。

 

理由は主に3点あります。

1つ目は、我が家は太陽光発電システムとポータブル電源を活用した節電により、電力会社からの購入電力量が少ない月もあれば多い月もある、という不規則な使い方をしています。

シンプルオクトパスの料金単価39.12円は、使用量が多い月には割高感が出てきます。

 

2つ目は、燃料費調整額に上限がない点が、長期的なコスト見通しを立てにくくする要因になります。

節電オタクとして「来月の電気代がいくらになるか読めない」という状況は、正直なところ落ち着かない。

 

3つ目は、我が家が現在契約している『しろくま電力』と比較したときわざわざ乗り換えるほどのメリットを見出せなかったというのが正直なところです。

 

ここまでが、オクトパスエナジーに対する私の正直な感想です。

ただし、「電力使用量が少ない」「グリーンエネルギーを使いたい」「シンプルな料金体系が好き」という方には、オクトパスエナジーが合っている可能性は十分あります。

重要なのは、広告やホームページに記載されている「今より1,000円以上安くなる」「現在の電気料金20%オフ」といった文言に惑わされないことです。

こうしたキャッチコピーは読者の目を引くために使われているものであり、実際に安くなるかどうかは自分の消費電力量に料金プランを当てはめて計算してみないとわかりません。

 

電力会社を乗り換える前には、必ず以下の手順で確認してください。

料金プランの約款で基本料金と単価を確認 → 直近の電気料金明細に記載されている消費電力量に当てはめる → 乗り換えた時の電気代を算出して比較する

この作業をきちんと行えば、「本当に安くなるかどうか」が数字ではっきりわかります。

 

電力会社の比較には電力会社比較サイト『エネチェンジ』の活用が便利です。

『エネチェンジ』は、契約できる電力会社を一覧表で把握できる、どれくらい節電できるのか金額で表示される、キャンペーンが適応される(キャンペーンを実施していれば)というメリットがあります。

 

電力会社を切り替えるのであれば『エネチェンジ』を通した方が絶対にお得。私は電力会社を乗り換える際、必ず使用しています。

 

エネチェンジの使い方やメリットはこちらの記事で詳しく紹介しています。

→ → → 電力会社比較サイト「エネチェンジ」の本気レビュー|電気代が下がった実体験

 

まとめ

この記事では、オクトパスエナジーについて節電オタクの視点から徹底的に解説してきました。

最後に要点を整理します。

 

オクトパスエナジーは全く「怪しい会社」ではありません。

イギリスに実績を持つ正規の電力会社であり、シンプルで透明性の高い料金プランが特徴です。

 

ただし、電気代が今より必ず安くなるわけではありません。

切り替え前に以下の3点をしっかり確認してください。

  • シンプルオクトパスの単価(39.12円/kWh)は、使用量が多い家庭では割高になる
  • ポイント還元の仕組みがない
  • 燃料費調整額に上限がないため、エネルギー価格が高騰した場合に電気代が予想以上に増える可能性がある

 

電力会社選びで最も大切なのは、広告の文言ではなく「実際の料金プランを自分の消費電力量に当てはめてシミュレーションすること」です。

 

オクトパスエナジーに限らず、どの電力会社に乗り換える場合も、この手順を必ず踏んでほしいと思います。

 

「切り替えできる電力会社ってどこ?」「手続きがめんどう。。。」

こんな悩みを抱えている方は、電力会社比較サイト『エネチェン』を利用してみてください。

 

電気代を大幅ダウンできる電力会社が見つかるかもしれませんよ。

→ → → 電力会社比較サイト「エネチェンジ」の本気レビュー|電気代が下がった実体験

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